相変わらずゆるゆる進んでいく、ジャパンフィッシングショー2018のレビュー。
今回は、バークレーが誇るガルプです。
去年あたりに、「生産終了」と発表されてSNSで衝撃が走りましたね。
ガルプについて
ご存知でない方もいるかと思うのですこし補足しておくと、ガルプは通常のプラスチックワームと異なる素材で、様々な魚がバイトしやすい液体に漬け込まれて販売されています。
ビニールパッケージをあけると、酸味が効いたちょっと人間からはご遠慮したいニオイがするのですが、これが魚にきき、動かさなくても釣れます(実際は潮で動いているのはあります)
特にガルプは、アジングや、メバリング・カサゴ・アイナメなどの根魚狙いなどでかなり実績があるワームですが、シロギスやカワハギ狙いなどでも、チョンがけして利用すると生エサに迫る釣果を出してくれたりします。
船釣りの裏技として、船釣りのLT五目釣りやアマダイ釣りのオキアミの代わりに枝針へさしておくと針持ちがよいので、魚を誘い続けることもできます。
ガルプは一部で、「もはや餌だろ」「餌なみに釣れる!」
というように、エサ扱いされているなかば反則(誉め言葉です)的なアイテムなのですが、この春新しいガルプが販売されるということです。
新しいガルプについて
今回の新製品のポイントをバークレーのスタッフにお聞きしたところ以下の通りでした。
①集魚効果がさらに進化!
要はワーム素材に含まれ漬け込まれている液体がさらに集魚効果を増しているとのことです。これにより、魚を寄せやすく、また一旦バイトした魚がガルプを吐き出すことが少なくなるわけですね。
実際に嗅いでみると、酸味系から甲殻類系の風味が強くなっているような気がしました。
色々なワームを利用してメバリングやアジングをしたことがある方は、ガルプしかアタリを拾えないという状況を経験したことがあるはずですが、シビアな釣り場のコンディションにもより対応しているということで、さらに釣れないときのガルプ頼みとなりそうです
②素材がソフトに!
「ちょっと触ってみてください」とバークレーのスタッフに促されて、新ガルプを触ってみたのですが、やわらかいんです。
ガルプというと、ややハリがある素材だったのですが、今回の新ガルプはソフト感が増しています。
柔らかいということは、より小さなアクションや潮流でワームが微振動するということで、微振動に反応してバイトしてくるアジやメバルには効果的なようです。
たしかにスクリューテールグラブなど、尾部分が繊細になっているのでかなり動きます。これは釣れるな。そう思いました。
②パッケージが進化している!
ガルプといえば、釣り人あるあるで、液漏れの呪いが付きまとってきます。
ライトソルトが好きな釣り人ではだれしも一度は経験があるのではないでしょうか。
呪いのガルプ漏れ。。。
あれがリュックのなかなどで漏れるともう悲惨です。
陸上で集魚効果を発揮してどうするんだと。
また、新品の商品流通段階で、液漏れしてしまっているガルプをみたこともあります。
メーカーとしてそのあたりを考慮してくれているのでしょう。
とはいえ、ガルプなどの汁物は、液漏れしにくい専用のボックスにいれたほうが良い気がします。
種類も豊富。カサゴやアイナメなどは一見派手な赤・白・黄系のカラーが釣れるんですよね。