遊漁船にのったときに、操船の仕方や1日のプランニングは船長の性格がだいぶでるなーと感じています。
その一つが、適宜移動するかしないかという点です。
個人的に相性がいいのは、釣れないときにしっかりアナウンスをしつつサクっと場所移動してくれる船長です。
「今、潮が○○側に流れているので、こうしています。アタリはあるのでもうすこしねばろうと思います」
「一回、深場の様子をみて、ダメだったら浅場に戻ります」
「深場のカワハギがたまりやすいところを流してみたんですが餌とられないので最後に浅場を流して終わりにします」
昨年秋から年末にかけて金沢八景弁天屋のカワハギ船に乗っていたのですが、この船長は上記の通り、毎度かなり丁寧にアナウンスしてくれるので、いろいろと想像できます。(船宿業界ではめずらしく丁寧語で対応くださる方で素敵だなと思っています)
釣り客の立場からすると、釣れないしアタリもない場合は、どんどん流しかえたり場所を移動してほしいのですが、なかなか移動判断をくださない船長もいるなと。
こうした船長の考えを推測するに、
- 魚探には魚の反応があるから様子をみたい
- 回遊ルートにあたる場所で回遊してくる魚を待っている
- コマセが効いてくるのを待っている
- 良好な根や漁礁まわりがあるが、各船譲り合いをしていて、時間的に移動できるタイミングが決まっている
- その日の潮の流れで、他のポイントに入るのがよくない(潮が速すぎる、クラゲがわんさかいる、などなど)
というような釣らせたい一身での理由もあったりするのだろうなと思っています。
が、その他、あるのは、
船長がスマフォに夢中という状況です。
ちょっくら、平田Twitterでアンケートをとってみました。
釣り船の船長がポイント移動しないときは大体スマフォか通話に夢中になっていると思いますか?#釣り船 #船長 #釣り
— 平田 剛士 (@tsuyoshi_hirata) 2018年2月5日
個人アカウントなので、ORETSURI公式Twitterより回答数は少ないですが、どうやら半数の方が釣り船を利用するにあたり、ポイント移動しないときはスマフォに夢中になっていると感じるようですね。
実際、なかなか船移動しないなー、いっさいアタリないのになーというときに、トイレ休憩がてら操舵室をのぞいてみると、船長がバカ笑いしながらずっと通話していたり、手元のスマフォに夢中だったりというのはよくあるなと。ゲームやチャットでもやっているのでしょうか。
船長の仕事は釣り客の安全を守りつつ、釣らせるというわけなのですが、海上で中乗りさんもおらず一人だとやはり飽きるということもありそうです。
オーナー兼船長以外に雇用されていたり、助っ人船長というものもあるようなのですが、オーナーが雇っている海上の船長の様子をしらないという場合も物理的に多そうです。
もちろん真剣にやっている船長もいらっしゃるのは理解したうえで、やはり職務怠慢船長っていうのはいると思うんですね。
ここで船宿に提案したいのは、以下の内容です。
やはり、その日の攻め手を考え、意図的に移動しないという理由もあると思うので、
逐次、状況をアナウンスする
を、徹底してみてはどうかなと。
やっぱり、釣り客も状況がつかめれば、いかに釣れてなくても精神的にも前向きになれるもんです。
また、船長がサボらないようにだったり、真剣にやっている船長がもっと評価されるように、
乗船後のアンケートを乗客全員にお願いするというのはどうでしょうか。
高評価の船長には、ボーナスを多くするとか。
毎回やると大変でも、一時的にやってみて、アンケートと引き換えに割引券でも提供すれば、次回の来店にもつながると思うのでよいのではないでしょうか。