ORETSURI読者のみなさん、はじめましてtackです。
アラフォーで、釣りを始めて2ヶ月のガチ初心者です。
釣り初心者の寄稿ゆえに釣りの参考になる内容はまーったくないですが、そんな投稿も許される、なんて優しいんだぜORETSURI。
釣りをはじめたきっかけ。それは別にステキではなくフツーであった
釣りをはじめたきっかけ。
それはなんだったのか。
知らないことだらけって楽しいけど、何事もその一歩目って大変で、勇気が必要だったりしますよね。
きっとどんな人にも大したことないようで、でもその大きな一歩を踏み出すことになる、釣りをはじめるきっかけってあったに違いないですね。
我が家は、中年パパと小学生の娘ちゃんコンビなのですが、典型的なミーハーなのです。
TVとYouTubeを見て、
- 魚釣った人の笑顔っていいな(釣りって楽しいんだろうなー)
- 自分で釣った魚を食べるっていいな
結果・・・
釣りしてみたいね!
釣りはじめよう!
という具合です。
単純。
今の自分は、主に海釣りをすることが多いのですが、それまで海のイメージといったら、
- 幼少時に離岸流で流されかけたこと
- その時に宿泊した宿近くの海辺に◯◯が打ち上げられたこと
- 海の独特の匂いが苦手
でして、
とにかく海によいイメージがなかったんですね。
そんな海嫌いの自分が、娘と話しているうちに、なにか新しいことをはじめたい。よーし釣りやってみようぜ!というノリになってきて臨界点を突破。
どうでしょう。
おっさん(おばさん)になるほど、この「新しい何か」をはじめるのって大変ですよね。
「新しい何か」をはじめるためにはエネルギーが必要だなと。
いろんな経験をつんでくると、やる前から、
- 道具とか買うと高そうだなー
- なんだか釣り場混んでそうだなー
- 魚の釣り方わかんないしなー
- 釣り場まで行くの大変そうだなー
- しかけが絡んだら大変そうだなー
- 餌とか魚とか触れないし
- 釣りやってる人コミュ障多そうだから絡まれたくないなー
というような、
「やっぱやめようか」的エネルギーが働き、始める前にやめてしまうのかもしれません。
そして、我が家の問題は、釣り経験者が子供を釣りデビューさせるのではなく、親子同時デビューなのですよ。
親子で右も左もわからないから、少し暖かくなってきた春先、義兄の釣りに同行させてもらいました。
海釣り施設で釣りデビュー
場所は横浜の某釣り施設。
釣り施設は、駐車場、釣具のレンタルや餌の販売、ゴミ箱、ジュースに食べ物、トイレとなんでも揃っている!!
これは便利。
釣具をレンタルするときは、スタッフのおじさんがわかりやすくレクチャーもしてくれました。
いわゆるサビキ釣りってやつですね。
なるほどなるほど、これは最初っから釣れるんだなきっと、と、勝手に勝利を確信。
ORETSURIの平田さんが、釣る前から「勝ったな」みたいにいってるアレです。アレ。
しかし…、娘ちゃんが熱心にコマセを詰めては、がんばってフリフリ繰り返すものの、釣れず。
なーんも釣れず。
「釣り施設 = (必ず)釣れる施設」ではないんだなー、と思った次第です。
そこで、今度は、ちょい投げで餌をずるずる引いて見たら、極小カサゴ?が釣れたのでリリース。
根魚などを中心に小さい魚はリリースすることを覚え、ここで、ゲームセット。
写真で見ると大きく感じるんだな。
ということで、今思えば、それほど釣りにならなかったものの、最後に、「釣れなくても楽しいね」と娘ちゃんとニコニコ帰れたし、このポジティブ感がきっと大切なのかもしれません。
世の中の人は、この最初の釣りで「釣りってつまらない」となってしまい、そこから二度とやらないという選択肢もありそうな気がします。
釣具屋さんデビューの記憶
次こそは釣りたい!
こうなると、親子でメラメラです。
そうだ、道具だよ、道具を買おう。
やっぱり道具が大事だよね。道具さえそろえばきっと釣れるよ。
ちょっと見栄っ張りなので、初心者でもお手軽セットじゃないやつがほしい、でも初心者なのに高い道具使ってる的な奴にもなりたくない。ちょうどいいやつほしい。
入れ知恵してもらい、気軽に釣具屋さんへ行ってみたわけですが、なんですかね、このアウェー感。
いった店が悪かったのか、店員さんにも釣具にも、にょろにょろした餌にもそっぽ向かれているとい感じ。何買っていいか全くわからんという。
最初に行ったチェーン店の店員さんはなかなかの塩対応で、話しづらく逃げるように帰宅。
これがあのカヲル君が「誰もが持っている心の壁」と称したA.T.フィールドなのか。。。
まぁ、普通の対応を冷たく感じるくらい、テンパっていたのかもしれないですね。お節介ウェルカムですよ。
その後はネットの情報を頼りに、Amazonでいろいろ購入しましたが、やっぱり商品を見てみたいと思うものもあり、別の釣具屋さんへGo。
そこでは店員さんがめちゃくちゃ親切で、釣り好き感満載に優しくいろいろ教えていただきました。やっぱり人によって異なるのかもなーと。
釣り初心者が買ったほうがいいもの
そうそう、意外に教えてもらえないけど初心者が買うべきなのは、釣り場に持っていけるゴミ箱じゃないかと思っています。うちは、Cherrboll 車用ゴミ箱 B型というのを買ってみました。
娘ちゃんには人として他者や環境に配慮して生きるという道を示すために、しっかりゴミを持ち帰る教育をし、パパはその手本を示すのだ。という意気込みです。ビニール袋単体でもよいのですが、風でどこかに飛ばされちゃうっていうのは結構ありそうな気がしています。
そして釣り具がどんどん増えていく件
娘ちゃんには釣りの仕掛けがおもちゃのように見えるのか楽しいらしいんですよね。
ビーズとか夜光玉みたいなのがついているのでそう見えるようです。
彼女が、
「かわいいからこれ欲しい」「これきっと釣れるよ、やってみようよ」と、ニコニコ笑顔で、ぽんぽん買い物カゴに放り込むので徐々に装備が充実していくわけなのですが、まぁいろいろ知らない・わからないことが多い。
今でもスイベル、スナップ、サルカンって正しい用途がよくわからないのでなんとなく使っています。
わからないことだらけだけど、わからないなりに道具が揃っていく楽しさ、仕掛けを買ったときの根拠のない「釣れるかも」感はワクワク感しますし、後になって買って失敗だったなーとわかるのも経験として、これはこれで楽しいものです。
でもね、「釣れなくても楽しいね」には限界がきっとあるんだ
インターネットはやっぱり便利で、なんだかんだ道具は揃うんですよね。
だんだんと、なれてきて釣具屋さん巡りも楽しめるようになる。
にょろにょろの餌が触れなくてもパワーイソメがあるじゃないか。
でも、いざ釣りに行くと釣れないんです、これが。
ほんと釣れない。
なんとなく釣れそうだからと金沢八景あたりへ向かうも、めちゃくちゃ強風。
投げてどこいくかわからないから危なそうで撤退。
天気予報で風を見るようになったのはこの一件からですよ…。
釣りって風が重要なんですよね。ほんと。
その後も、何度か意気込んで釣り施設にいくも、連戦連敗。たしか3戦3敗だった気が。
根掛かりで仕掛けだけは減っていくのに、釣れないし肝心のアタリすら経験できないという状況。
パパは娘ちゃんに釣らせてあげたいけど、パパも初心者でまーったく釣れていない。
どうしよう俺。
面目ないぞ俺。
パパ焦るわけですよ。
娘ちゃんがもう、
「釣れなすぎ。楽しくない」「もう釣りに行きたくない」とか言いはじめちゃったらどうしよう。
やっぱり、娘ちゃんが魚を釣ったとの笑顔をみたいなという気持ちと、釣った魚を美味しく食べたいという気持ちは毎夜のごとく高まるのです。
パパは娘ちゃんの寝た後、解決策を日々模索するのでした。
俺、どうする・・・
つづく。
tack
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