日々釣りを楽しんでいるみなさん。
釣った魚は食べますか?リリースしますか?
それぞれの考えやスタイルがあると思うので、釣った魚をどのようにするかは基本的に自由かと思います。
本日Facebookで以下の画像が流れてきました。改めて釣った魚を放置する行為について考えてみました。
この画像は横浜フィッシングピアーズの施設内で撮影されたようです。
よく見るとヒイラギとウミタナゴですね。
東京湾や相模湾では、ウキ釣りだったりちょい投げでよく釣れる魚です。
ほぼ日本全国どこにでも見られる魚でもありますね。特にヒイラギは密度の高い群れで移動しているため、釣れてくるとヒイラギだけしか釣れないこともあります。
ヒイラギは価格的に安価ということもあるが、干物や唐揚げなどで美味。
それぞれ食用にできる(しかもおいしい)ものの、人によってはとるにたらないエサ取り=雑魚として扱われることがほとんどだと思います。
心無い釣り人によってしばしば岸壁などに投げ捨てられることも多く、各地の堤防で干からびた個体が見られます。
釣った魚をどうするか。
その命をどう扱うのか。
これは冒頭の通り、各自の自由ではあるとは思います。
一方、このように魚をまとめて投棄することは、厳密にいえば不法投棄として違法行為です。
実際、海上保安庁職員等に捕まることはほぼないですが、そういった行為をしているという自覚は持ってほしいところです。このあたりは、子供さんと一緒に釣りに来た親であれば魚の取り扱いについて、しっかり説明しないといけないところでもありますね。
また、こうした海釣り公園には子供もたくさん来場しているわけです。
この行為をどのような方が行ったかは不明ですが、子供たちが釣りにきて大量に捨てられている魚をみてどう思うでしょうか。
場所によっては海鳥や蟹類が食べたりするかもしれませんが、フグなど魚種によっては人が片付けないかぎりずっと堤防の上で干からびています。これが何尾もミイラ化していると釣り場付近にニオイがでたりもします。
そんなところで釣りをするのって気持ちよくはないと思うのですが、不法投棄をする方は何も感じないのでしょうか。
海や堤防などにゴミをポイ捨てする人、いらない魚をポイポイ捨てる人、こういった人は根本的には自己中心的で他者や公共の場に対して配慮できない人なのだと思います。
すでに、自称ベテランになってしまった人にこのようなことを言っても無駄なのだろうと思います。
これから釣りを楽しんでいく方々におきましては、改めて釣った魚の取り扱いについて考えてから釣りをしていただきたいところです。
アイキャッチ画像出典:Facebook(横浜フィッシングピアーズ)
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