ORETSURI 読者のみなさんこんにちは。高知県のこうや(@19Koya)と申します。
今回は、釣りとの出会いと高知で狙えるビッグゲームであるアカメ釣りについて語りたいと思います。
アカメ釣りとチームとの出会い
僕は2歳から父親の影響で釣りをはじめました。アカメは憧れの魚で、高知に生まれたからには1度でいいから釣ってみたいと思っていました。
そんな時にTwitterを通じてアカメを釣っている人や自分と同じように釣りたいと思っている人に出会い、チームを作りアカメを狙いだしました。それが2016年の7月くらいです。
それは或る日のこと
チームは8人。チームのなかでまわりの人達がどんどん釣っていく中、自分だけが取り残されていました。
そんな或る日。今日も、ダメかなーと思っていたら、
バコーン!!
という凄まじいボイル音とともに、
ドラグがいままで聞いたことのないような音で鳴りラインが吐き出されていきました。
合わせるとものすごい重量感!
凄まじい走りに必死に耐えるだけしかできません。
やっと走りが止まり寄せてくる時、ものすごく重たかったことを覚えてます。
無事釣りあげると、チームのみなさんによる「おめでとう」という祝福の声。
同時に手足がガクガク震えて勝手に涙が出てきました。
サイズは、81cmとアカメとしてはあまり大きくありませんでしたが、いままでつった同サイズの魚ではトップクラスの感動でした!
その日は、なんと追加で104cmのアカメも釣ることができ、
1日に2本のアカメを釣るという釣り人生で忘れることのできない日になりました。
その後、121cmのアカメを釣る
何らかのコツを得たのかもしれません。その後はいままで釣れなかったことがウソのように釣れるようになりました。
そして、ついに121cmのJGFAのタグがついたアカメを釣り上げることができました。
しかも同じアカメを二回釣り上げる再再々捕(合計4回のうち3回目・4回目を釣り上げる)という、世界で初めての事を成しとげることができました。本当にチームのみなさんの協力のおかげだです。
再捕記念にKーTENのアカメカラーのミノーとバンダナをいただきました!
今年は再捕を2回もでき、自分の釣り人生にとってこの1年はとても大きな意味を持った1年になりました。
アカメを狙う方に伝えたいこと
魚釣りは人間のエゴによるものですが、釣りを楽しみ続けるには魚への気づかいも大切だと考えており、僕が所属するチーム内でも魚に細心の注意をはらうようにしています。
例えば、魚体はコンクリート等に直に置かず、濡らしたマットの上におき常に水をかけ続け魚を乾燥させないようにしています。
アカメを求めてアングラーは高知の県外からもやってくるのですが、県内県外問わずみなさんには万全の準備と配慮をもってアカメ釣りに望んでほしいと考えています。
どの釣りでもそうですが、地元の人と釣り人がうまく関係性を保っていくためには、車をしっかり駐車場にとめたり、ゴミはしっかり持って帰るといった基本的なマナーも重要です。
他に、取り込みの際にギャフを使う方もいるので、リリースが原則の釣りであるアカメ釣りの場合は、これを玉網に変えて欲しいと切に願っています。
また写真撮影の際は大きい魚になるほど自重で背骨や内臓などが傷つく可能性があるため、できるだけ水の中で行ってほしいです。ストリンガーなども大きなものを用意しておいてほしいです。
このアカメ釣りを僕達の子供そして孫そのまた先に楽しんで欲しいと思います。
以上、またいい魚を釣ったらORETSURI に寄稿しますね!
参考情報:JGFA メーターオーバーのアカメ全長121cm・3回目の再捕!