釣り人からすると、Twitterは釣りの情報収集や交流ツールとして優れていると実感している人も多いのではないでしょうか。
- ポイントで何が釣れているか、そもそも釣れているのか
- 釣り場が天候的にどうなのか
- 近隣で釣りをしている仲間を探す
- 地理的に遠く離れた志向性の近い釣り人とつながれる
こんなメリットがあり、とても便利ですね。
そんなTwitterですが、多くの人がフォロワーが少ないより、多いほうがうれしいのではないでしょうか。それは世界中でよりたくさんの人に注目されているということを端的に表す数字だからです。
そうすると、中には、こんなことをはじめる方もいます
RT or フォローしてくれた方の中から抽選で○○(釣り具)プレゼントします!
そうそう、こういうツイートをしばしば目にするようなりました。
わたしはあんまり抽選は得意じゃないのと、スレきった魚のように疑りぶかいので、こうしたキーワードに心動くことはないのですが、Twitterを見ていると、タダならと、RTしたりフォローする方もたくさんいるようです。
この方法自体はアカウント主の自由ですので否定しないのですが、いくつか課題があるので記事にまとめておきます。
誰が当選したかわからない問題
まずこれです。RTやフォローは2秒あれば終わる作業ですが、その作業によって、アカウントは必要でないつぶやきをRTするわけですし、興味がないアカウントをフォローするわけです。
その見返りが得られる可能性があったものに自分が時間を投資していればよいですが、なかには悪意がある人もいるのではないでしょうか。
つまり、はなっから釣り道具なんてプレゼントするつもりがない人の存在です。
もしそうだった場合、みなさんは何者かにTwitter上でまんまと釣り上げられたというわけですよ。実害は少ないですが、サビキ釣りにかかったみたいで、ちょっといやですよね。
対策:
プレゼント主は、DMで当選者のみに通知ではなく、もっとオープンに誰が当選して実際にあげた結果を示せばよいと思います。
ツイートで、○○さんが当選しました!でいいのに。またRTやらフォローして可能性にかけたい人は、DMのみ通知のものはスルーすればよいのではないでしょうか。
プレゼント主が詐欺野郎問題
実は今回の記事における本題はこちらです。或る釣り人からTwitterで報告いただいたのですが、このプレゼント企画がまったくの嘘で、実はアカウント主はクソ業者野郎で、いろいろめんどうな後工程が待っています。
事例1 https://twitter.com/leonidsim0h5 というアカウントの場合
※このアカウントは2017年3月24日現在凍結中です。みなさんの通報のおかげですね。
以下のようなつぶやきをしていて、多い投稿で1000回近くRTされています。
以下ツイートリンク(こちらはアカウントが削除されたら消えます)
で、フォローやRTをすると、以下のDMが送られてくるようです。
おめでとうございます。 厳選の結果見事【当選】となりました
サイトに登録が当選に際しての条件になります
お金がかかったり、迷惑メールが来ることはございませんので、ご安心ください(^o^) サイトはブログに貼ってありますのでご確認下さい
アメブロを登録するわけではないですのでお気をつけ下さい٩( ‘ω’ )و http://ameblo.jp/wooolf0407/entry-12227233449.html …
送りました3つをご登録頂いたのちに、登録がわかる画面3件分のスクリーンショットは こちらに送ってください
お約束事項
①登録したアプリや会員登録は、抽選時にもう一度確認する場合がございますので抽選が終わるまではアンインストールや、退会等ないようにお願いします!!
②しっかり登録ができなかった方など辞退される方は抽選リストには入らないのでご了承ください。
③サイトがひらけないなどありましたらご連絡ください!!
④18歳未満の方はご連絡ください!! ※質問等は受け付けますが返信が遅れる場合があるのでご了承下さい^_^
※絵文字は文章から除きました。
で、リンクをたどると、以下のアメブロに到達するわけです。
で、さらにリンクをクリックすると、
というように、まー情報商材やねずみ講ツールのよどんだ溜池に導線をひかれるわけですね。
順番にまとめると、
- TwitterでRT&フォローしてもらう
- RTによって釣り人が集まる
- 集まった釣り人のRTがさらに釣り人を呼ぶ
- 母集団が増えることにより、アメブロからの情報商材に登録する人が現れる
この手法は、ただで釣り具を欲しがる人は、儲け話に乗りやすい=情報商材等のただ儲けに乗りやすいという見込みから仕掛けられているので、釣り人のみなさん注意したいですね。
普段釣りをしている人間もおなじ人間に陸地で釣られてしまう運命なのですね。
なんと悲しいことか。
今回は、https://twitter.com/leonidsim0h5 というアカウントの事例を紹介しましたが、こういったクソアカウントは、マッドゴーレムのようにネットの闇から生まれては消え、増殖し、手を変え品を変えみなさんから何かを吸い上げようとしています。
こうした、https://twitter.com/leonidsim0h5 のようなアカウントを見つけた場合、釣り人のみなさんは、ぜひ、以下の対応をしましょう。
- アカウントのフォローボタンの隣にある歯車アイコンをクリック
- @○○さんを報告をクリック
- 「スパムを投稿し迷惑行為をしている」を選択し次へ
以下の観点をふくめてアカウントが凍結されるか決まるので、どんどんスパム報告とブロックしましょう!
- 多数のユーザーにブロックされている場合
- そのアカウントに対する多数のスパム報告があった場合
参考:Twitterルール
プレゼント主が詐欺野郎問題その2
他にも、ネット上では釣り糸を垂らして以下のような釣技を繰り出している人がいるので、要注意です。
- Facebookに「いいね!」してくれたらプレゼント
→ただで「いいね!」を増やすネット釣技
- アンケートに答えてくれたら○○をプレゼント
→ただで「アンケート結果」と「メールアドレス」をゲットするネット釣技。
手に入れた「アンケート結果」は記事にしてPV増やしに利用。
「メールアドレス」はクソメルマガをおくったり、転売したりという用途かなと。
こういったことを言葉巧みに前のめりになって主張している匿名アカウントがいましたら、このセリフをぶつけてみましょう。
「当選は当選者のみに通知ではなく、もっとオープンに誰が当選したか結果を示してもらえますでしょうか。信頼性が高いと判断できればプレゼント企画にのりたいと思います」
そうすると大体こういったネット釣り師は、釣ろうとしていた魚がしゃべるのでメンドクサイのでスルーするか、いろいろ強引な理由をこねくり回して、言い訳をしてくるはずです。
そのとき、みなさんは、こう思うはずです。
あ、こいつも、いろいろ考えてネットという海で釣りをしようとしている
外道釣り師なんだってね。
ではでは。
こういった外道釣り師のことを理解して世の中をいきていくためには、
カイジを読んだり、ミナミの帝王を読んでいると勉強できるかもしれません。
現場からは以上です。