たまに目玉焼きを作るんですが、こだわりがありましてね。
目玉焼きって、アメリカでもいろいろ種類やオーダーの仕方があるみたいなんですよね。映画を見ているとサニーサイドアップがなんちゃらとかまーよくわかんねーけども、いろいろある。
わたしの場合は、1人前だったら卵を二つ使いましてね、植物油をすこしだけフライパンになじませて、カツカツンと、殻を片手で割って、俺やっぱり器用だなと誇りながら、フライパンにジュ―っと落とす。でもって、すこしだけ水をそそいで2分ほど蓋をしておく。
ここで、蓋をあけたときに、目玉焼きが半熟状態なのを見計らって、鍋肌から醤油をジュ―っと注ぎ入れて、ザクザクっと黒コショウをすりかける。
ああ、醤油のいいニオイだこと、香ばしい。
これが好きです。
目玉焼きに何をつけるかも宗教戦争みたいなもんで、マヨネーズなんかもうまいんですが、幼少期から胡椒+醤油で育ってきた身からすると、それが一番しっくりします。
おい、これ釣りメディアの記事だぞ、大丈夫か。
ご安心ください。タチウオを釣ってきて、今回はタチウオをつかった朝食を披露するんです。
タチウオの下処理
先日、東京湾のボートシーバスでタチウオが釣れましてね。
水深が10mぐらいの内房エリアだったのですが、まー楽しい。
こちらが持ち帰ったタチウオです。
冷蔵庫に入らなかったので尾の先を切って二等分に。
とりあえず冷蔵する分にはこれがベスト。
大名おろしで、三枚におろして
フィレにしたものを冷蔵庫で寝かせておく。
タチウオエッグを作る
でもって、翌朝のこと。
フライパンに植物油を敷き中火。
ひっくり返したら身が割れた・・・
そこにタチウオのフィレを皮目を下にして加熱。
皮が香ばしくなってきたら反対側にする。
これ、簡単そうにみえるんですが、タチウオって身が割れやすいので、慎重に行う必要があります。
そこに卵を割り落とす。
そのまま加水しないで蓋をして、1分半ほど鼻歌で男はつらいよのテーマ曲を歌いながら待つ。
目方で男が売れるなら こんな苦労もー♪
蓋をあけたら、すかさず醤油を鍋肌から回し入れて、わざと焦がす。
この香ばしさが実にいいんですよ。
胡椒は白コショウでもよいのですが、ササっとふっておきましょう。
盛り付ける。
我ながらナイスな半熟。
目玉焼きにはパンかなと。白飯の上にのっけてぐじゅぐじゅにして食べてもうまいんですけどね。
タチウオエッグはベーコンエッグのベーコンがタチウオのフィレに変わっただけなんですが、胃もたれしやすいオッサン界隈にはおすすめではあります。
フィレにして冷蔵しておけば数日もちますし、ラップをして棒状にしたフィレをジップロックにいれて冷凍しておけば、さっとだして、解凍せずそのまま調理を進められるという優れもの。
ソテーする際の味付けをクレイジーソルトなどでしっかりつけておけば十分おかずになり得ますよ。
ではでは。
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とりあえず朝食はカッティングボードに乗せると写真映えするという法則があります。ただしパンはパンくずが飛び散るのでそのあたりをふまえておきましょう。