わたしは漫画好きです。
世の中には、釣りをテーマとした漫画があり、漫画を通じて、より多くの方が釣りの世界に興味をもつとよいなーといつも思っています。
最近では、紙媒体ではなくWEBで無料の漫画も読めるので良い時代だなーと感じています。
オモコロの『雷魚と私』
さて、毎日釣り関係のネタに目を通しているのですが、バーグハンバーグバーグさんが運営しているオモコロで、釣り好き漫画家・古泉智浩さんが描いている『雷魚と私』という漫画を目にしました。
古泉さんの漫画はオモローなんですよ。
一度は大物雷魚を釣り上げてみたい!雷魚は頑丈な竿じゃないとダメ? 巻くチカラが強いベイトリールと丈夫なPEラインを駆使して、釣り好き漫画家・古泉智浩が雷魚のハイシーズンである7月にチャレンジしました。
出典:オモコロ
『雷魚と私』の内容
出典:オモコロ
内容としては、80年代の新潟でブラックバスでなく雷魚を狙って釣り場に通ったものの、全く釣れなかった作者が大人になって雷魚釣りをするという内容です。
雷魚(ライギョ)は身近なモンスター
ライギョ釣りはとてもニッチな分野で、専門で狙っている方はとても少なく、ライギョはブラックバス釣りをしていて、たまたまかかってくる魚であることが多いのではないでしょうか。
また英名がスネークヘッドということもあり、姿形や色柄が蛇にみえ、忌み嫌われることも多いようです。
一方、身近な淡水の釣り場で、強烈な引きをみせてくれるターゲットとして、ライギョは最上位にいる気がします。で、釣り上げたライギョの顔をみたことがあるでしょうか?
くりっとした目でとてもかわいらしい顔をしています。観賞魚としてライギョの一種を買っている方もいますしね。
雷魚(ライギョ)を狙うときのタックル
『雷魚と私』でも言及されていますが、ライギョを専門で狙うときは、ヘビークラスの雷魚ロッドやバスロッドにアブガルシアのアンバサダー等のベイトリールを組み合わせ、PEラインも10号150ポンドライン等もつかうことがあり、極太で水草ごと引き抜けるタックルが望ましいですね。
TOPゲームですので、フロロカーボンリーダーは不要ですが、ライギョの鋭い歯をさけるためにワイヤーリーダーをつかうのもありかもしれません。
このライギョタックルは、ややオーバースペックですが、淡水では真夏の夜のTOPナマズ狙いやヘビーカバーのバス狙いにも使えるかもしれません。
最後に
ライギョが釣れると気持ち悪いと罵り、問答無用でラインを切ってしまったり、陸にあげて殺してします人がいるようです。
海での釣りでも同じですね。対象魚以外を堤防から蹴っ飛ばしてリリースしたり、キタマクラやネンブツダイやヒトデを堤防上に捨てたりすることは、どうなのでしょう。
その人の勝手といえば勝手ですが、見ていてあまり気持ちがよくありません。釣りという趣味が人間のエゴであるのは前提条件。
自分の釣りを人に押し付けたくはないですが、自分の釣りで不快に思う人が多くいるようであれば、それは考えたほうがよいのではないでしょうか。
個人的には、釣りは精神性の高いスポーツでもあると考えています。マナーとルールを守っていつまでの釣りを楽しみたいですね。
釣りと精神性について興味がある方は、夢枕獏さんの大江戸釣客伝を心からおすすめします。釣りキチや釣りバカと精神。おもろーです。
※古泉さんの『ちょい投げと私』もおもろいですよ。