釣りに使える!「デジタルスケール(はかり)」は意外と安いのでオススメ

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デジタルはかり
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釣った魚のサイズをはかりたいってのは釣り人の根源的欲求だったりしますね。でも、ほとんどの人がメジャーはあっても、重さをはかる道具を持っていない人も多いのでは?

今回は釣り用の「デジタルはかり」についての話です。

目次

大物を釣ったら重さをはかりたい

魚にもよるのですが、長さだけでなく重さを量っておきたいときがありますね。長さよりも重さが重視されるような釣り物もあります。

シーバス、メバル、アジなどはそれぞれ長さが重要視されています。

80cm超えるとランカーシーバス、30cmを超えるメバルやアジは「尺○○」とよばれます。

じゃあ、重さが問われる釣り物といえればなんでしょう。

たとえばイカやタコ。

金沢八景野毛屋 マダコを釣った

タコやイカは伸縮してあばれるので正確な長さが測れない。

マダコ釣りは岸でも船でも人気の釣り物ですが、全長はだれも気にしていません。

だって測ろうとしても、ぐにゃーんしていたりでうまく測れませんしね。ちゃんと測ろうとしても長さがどんどん変わるので正確に測れるということはないわけです。だから重さが重視されるわけです。

人間、魚を逃がすにしろ食べるにしろ数字で記憶しておきたいもんです。

「そうさな、あのシーバスは80cmはあったな」

「ふはははは。あのアオリは2キロオーバーだったよ」

「てか、タコが3.5キロあって、ほんとびっくりした」

などなど。

だって、数字がないと、だれかにつたえるときによくわからんですしね。

「がはははは。あのシーバスはすんごくデカかったんだよ」

「父ちゃんが釣ったあのアオリは重かったよ」

「ふー、タコがね凄く重くて、ほんとびっくりした」

これじゃあ、よくわからない。

デカイ、重いってのは人によって基準が違いますからね。

だから人は数字で記録して、それを記憶し、だれかに伝えるんですね。

営業目標が「今月○○万円の受注」だったらわかるけども、「今月もがんばろー!わっしょい!」だとわかんない。しめしがつかない。どうやって達成したらいいのかわからんですし、達成したかもわかりません。

人間にとって、数字は大切なのです。

釣りにもつかえる「デジタルスケール」は意外と安い

こちらはAmazonで購入した「Dr.meter 吊りはかり 」。送料なしで注文した翌日午前中に届きました。

デジタルスケールともいわれますが、この商品と同じような筐体・スペックのはかりは多くあるので、OEMアイテムがほとんどなのだと思います。

最近Amazonで販売されている電気製品は中国の工場(メーカー)でつくられ、それを海外・国内の企業・個人が販売しているものが増えてきました。

なかには単なる輸入販売会社なのに、あたかも製品を独自開発しているというように騙るような悪質な企業もいますが、製品自体は海外製でも品質は向上してきています。

こちらのデジタルスケールは、kgとoz・lb.表記で計量が可能。写真にはうつしていませんが、細身のメジャーが内臓されていて1mまで長さを測ることもできます。50キロまで計量できて、計量誤差は±10g。

用途としては以下のようなものがありそうです。

  • 釣った魚の計測
  • リールのドラグ設定(負荷2キロでドラグがでるようにするなど)
  • 海外遠征、離島遠征等で荷物のサイズと重量を測る

1,000円弱で、これだけできればお得だなと思いました。

実際に釣りに「デジタルスケール」をつかってみた様子

こちらはリストランテORETSURIの風景。タコの重さをゆるめに競争していました。

タコだと胴体のつけねにフックをいれて簡単に量れる。数字がみえるとうれしい。

みんなが注目する中、デジタル量りをつかってみると・・・

3.390キロだとわかりますね。

このディスプレイをみんなでみていたわけですが、全員の頭の中に、共通で3.3キロぐらいだなーでかいなーとデジタルに重さやデカさが認識されるんです。

古くからつかわれているバネばかりも電池なしで稼働して便利なんですが、あれは判別するのにぱっと見でわからないんです。よくよくみて3キロ強だなというのがわかる。

でも、数字がはっきり表示されれば、だれでも判別できるんです。

こちらのタコも大きいな。

数字がみえるとうれしい。

1.83キロ。

釣った本人も、家に帰って、父ちゃんが釣ったタコ1.8キロ以上あったんだよと伝えられます。

するとそれを聞いた奥さんが1.8キロと記憶して、だれかに「こないだ、夫が1.8キロのタコを釣ってきたんですよ」といえるんです。

そのほか、スーパーにいったときにタコが売られていて○○kgとあったときに、「先日夫が釣ってきたやつのほうがデカいな。それにしてもこれ5000円だってさ。うははは勝ったな」みたいに重ねて喜べる。

釣りのたのしみは勝ち負けだけではないんですが、やっぱり釣った魚のサイズ感をしっかり覚えておきたい個体はいると思うので、釣り具にデジタルスケールをもっていくのがオススメです。

自分の魚でなくても、誰かがつったものをサクッと量ってあげても喜ばれると思います。

バーブレスにした管付きムツ針20号+ダブルスナップで連結したもの

今回紹介したアイテムはフック部分が尖っていないので、グラインダーで研磨するか、管付きの太目のフックをバーブレスにして、強度高めのダブルスナップで連結するとよいかと思います。

デジタルスケール(はかり)のデメリット

さいごに、釣りにも使えるデジタルスケールのネガティブポイントですが、これは防水性につきます。

雨の日の釣行や波しぶきが激しい釣り場では筐体内部(電池部分)から浸水し、錆びてしまい故障します。

これを防ぐには本体部分をジップロックなどで覆い隠すことや、雨天時は屋根がある場所で使用するなどの工夫が必要です。

関連アイテム

▼アマゾンで購入できる安価なデジタルはかりはほとんど同製品で外装や塗装がちがうだけで同じアイテムです。なので価格や届くタイミングなどをみて注文するとよいでしょう。

▼50キロ計量できるバネばかりは7,000円以上するし、細かい数字はだいたいで判断するしかない

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