お父さん方、お疲れ様であります
この江戸川放水路ですが、もうクソだだっぴろいので、家族にたまった、日ごろのささくれだった気持ちがまー晴れやかになります。
ハゼ釣りっていうのは、そうですね、一人あたり道具と2000円かからないです。船屋で借りることもできますし。竿は一度買ってしまえばまた行くときや来年も使えます。
ハゼはすぐ釣れますしね。子供ちゃんは、狩猟本能の塊なので1匹釣ったらはまるはずです。黙ってのめりこむ子も多いです。
奥さんについては、常に阿吽の呼吸でテンションを伺いつつ飽きたオーラが漂うのを察知したならば、すかさずあれです、買い物マジックです。歩いてすぐの妙典駅前のイオンでショッピングをしてもらうとストレスがなくてよいと思いますよ。
さて、ここから本題の釣行話です。
みなさんのレジャーの情報収集のために、ご多忙と噂の青さんと一緒に、この江戸川放水路で、ハゼ釣りをしてみました。
上州屋でもらったポイント図はこちら。
ふむふむ。ふむふむ。なるほー。だいたい理解しましたよ。東京側に船屋があるわけですね。
今回は伊藤遊船さんで、餌のアオイソメを手に入れました。540円。
本当はジャリメのほうがハゼの場合吸い込まれやすくてよいですがね。エサくださいと言ったらアオイソメを渡されました。
このアオイソメっていうのは、釣りをしたことがない人からすると、恐怖の存在であるかもしれず、念のため家族連れの場合、釣果は落ちますがマルキューパワーイソメを持って行きましょう。
あとは、ボイルホタテをほぐしたものでもいけるらしいですよ。とはいえ、父親としては、余裕綽々でアオイソメを扱う武勇を見せておきたいところです。
江戸川放水路到着。ハゼはどこだ
こりゃ岸際浅いなー。満潮なのに。これは、岸からは立ち込まないときついかも。
のべ竿の場合5メートルクラスがあると良さげです。2メートルあたりの竿で、立ち込みできない格好で岸釣りオンリーだと試合終了の気配です。際には牡蠣殻地帯のバリアゾーンがあって、根がかったらハリス終了の気配が濃厚なロケーション。
で、青さんはどこかな。えーっと。
メッセージ通り川をくだってみると、ハゼクランクのつかい手もちらほらですね。ハゼクランクっていうのは、ハゼをクランクベイトというルアーでねらう釣り方です。
で、青さんは、あ。いましたよ。どうもー。
すでに、青さんはけっこう釣っている模様です。コムコムにもらった潮干狩り用の網でマハゼが生き生きしてますね。便利ですね。
で、伊藤遊船さんに戻って手漕ぎボートをかりようとする待ち時間に桟橋で釣りをしたところ、こんなに小型のハゼが。
大きいのでも、7、8センチくらいでした。
伊藤遊船さんの桟橋にとめられた船でハゼ釣り
ちょうどまた雨がふりはじめ、伊藤遊船さんの旦那さんの「ここでやる?」という提案に乗り、桟橋に着けられた屋根付きの船で釣りをすることにしました。結果的にはこれがよかった。
桟橋で釣りをする場合、利用料は一人1000円です。
で、釣り始める。座れて、屋根もあって便利ですなー。雨も防げてね。大儀大儀。ふはははは。
まー欠点があるとしたら、目の前にある船が便所船というわけで、おそらくたれ流しなのではないかという点ですが、まあいいでしょう。にんげん気にしすぎてはなりませんよ。でも、ミンナニナイショダヨ。
青さんは、この笑顔。たのしそうです。このようにお父さん方も心から楽しめるのがハゼ釣りです。
うしろには、真っ黒く日焼けたダークドワーフ系のおっさんと、咳き込みがちのじいさんがゆるーく和竿にリールをつけて釣っていらっしゃいます。
のっけから、いろいろ話しかけてくれ、これはお互い楽しい時間を一緒に過ごせそうです。(若洲海浜公園は駐車場代金500円ですごいでかいイシモチとクロダイが釣れるとのこと)
基本的に毎投アタリがあるのが、ハゼ釣りの面白さですね。
初心者にも、アタリというものがなにかを理解してもらうにはハゼ釣りが一番よいでしょうね。初心者にやさしい魚ランキング1位がハゼです。
わ。フグ釣れた。ぎゃ。手に取ったらハリス切られました。
マハゼをエサに泳がせ釣り
で、ここで釣ったマハゼを泳がせる。ヒラメとかマゴチとかスズキが来ればよいなと。
と、
橋桁近くに投げてしばらく待つと、舟べりに立てかけたウルトラライトロッドがガタンと揺れ、
青さんから、「平っさん、なんかきたみたい」と、アラートがあり、ぬわっと、あわてて駆けより竿をとり、おーっときたかこれ!と、リールを巻くと鈍くて重い引き。
ん、やばいこれ。アカエイか?と、思いつつドラグをギーギーしながらファイトしていると、ダークドワーフ氏から「タモ網を車からもってくるかい?」という申し出が。ありがたやー。釣り人皆仲間。梅宮辰夫みたいなおっさんです。流石辰夫。ダークドワーフとかいってごめんね。
で、10分くらい戦いましたが、ハリス1号ではムリゲーでしたよ。辰夫っさんのタモ網準備もむなしく、最後の最後でぷつんときれました。ミチイトのPEライン7ポンドもズタボロになっていました。橋げたまわりは牡蠣殻だらけなのです。
まーわたしはバラしても余裕綽々です。
その後、青さんがウロハゼ。
接写。ウロハゼってのは、マハゼよりりっぱなんですよね。天ぷらにしてもうまいですよ。
青さんの泳がせにも大物が来まして、1メートルくらいのアカエイでした。4分ほどのファイトで、水面にあげるところできれました。
うーん。こりゃ、わたしのバラした魚もアカエイだったのかも。いずれにせよ大物狙いはたまらんですな。
泳がせには夢がある。
その後、釣り舟やに居ついている猫らへ餌付けをしてから帰りました。釣り人が岸にあがると猫全員集合。げんきんだな。
両手でキャッチ。その後は猫十(ネコト)。げんきんだな。
次回は、マハゼがてんぷらサイズになってから来たいと思います。ぜひお父さん方も訪ねてみてください。
わたしの釣果はこんな感じです。
このマハゼですが、冷凍して、多摩川うなぎのぶっこみ釣りのエサにしようかと。
ではでは。
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