リリース提供元:株式会社折兼
株式会社折兼 (本社:愛知県名古屋市、代表取締役:伊藤崇雄、以下パックスタイル)は、 釣り具小売店の株式会社フィッシングマックス(本社:兵庫県芦屋市、代表取締役社長: 吉田学、以下フィッシングマックス)と釣りエサを入れる容器を共同開発いたしました。
釣り具店と食品包装資材専門商社がなぜコラボ?!
コロナ禍において気軽に遊べるアウトドアとして釣りが注目されました。しかし、釣りエサ容器として透明プラスチック製のフードパックが広く普及しており、既存のお客様や漁港関係者からはプラごみが増えたという声も多くなりました。
そこで、食品容器を販売 する商社の折兼と、釣り具小売店のフィッシングマックスがコラボして、世界初の海に分解する釣りエサ容器を共同開発しました。全くの異業種ではありますが、自然に分解され るエコな容器を開発したいという思いが重なり、開発に至りました。
この商品は、サトウキビの搾りかすであるバガスと竹を混ぜ合わせて作られた容器です。本来廃棄される植物を活用して作られているだけでなく、植物由来原料で生分解性を有しております。
北九州市立大学との共同研究によると、万が一海に流れ出ても約150 日で分 解されて海洋プラスチックごみ問題の解決に貢献することができます。また、土中では約70日、コンポストでは1日程度で分解することができます。
さらにプラスチックを使用しないため、石油資源の使用量削減にも貢献することができます。他にも製造から焼却までの LCAの観点でプラスチックと比較すると80%以上の二酸化炭素排出量を削減することができ、地球温暖化対策にもつながります。
北九州市立大学との共同研究結果
釣りのプロのこだわりが詰まった高機能容器! ベイトバガスパックは、実際に毎日釣りに出ているプロ がユーザー目線で使いやすさを追求して開発されました。
例えば、本体と蓋それぞれにツメがついていて嚙み合わせ、隙間を軽減して封ができるので、釣りエサが逃げにくいだけでなく、簡単に蓋を閉じられて輪ゴムのコスト削減に繋がります。また、容器に十分な厚みがあり 1 日経過しても液漏れの心配がございません。
さらに、従来のプラ容器と比べると直射日光を遮る事ができる他、蓋のくぼみに保冷剤を置く事ができるので、容器内部が高温になるのを防ぎ、釣りエサを元気な状態で保つことができます。
容器本体のつまみ部分
ベイトバガスパックは環境にやさしいだけでなく釣りユーザーの「こんな機能あったらいいな」を盛り込んだ容器となっております。
また、容器の蓋裏にはプラスチックスマートのロゴが入っているので、釣りユーザーの環境意識の向上にもつながります。
環境にもユーザーにもやさしい釣りを目指して…
2022年6月に発売を開始して以降、環境負荷低減効果はもちろん、機能面でも評価され、関西圏を中心に展開するフィッシングマックス様、関東圏を中心に展開するキャスティン グ様、東海地区を中心に展開するフィッシング遊様にて採用いただいております。
関西から関東までの多くの地域でベイトバガスパックを採用いただいており、海岸の環境保全だけでなく、ユーザーへの啓蒙にもつながっております。
以下のURLより容器の機能や導入企業の思いなど、詳しい情報をご覧いただけます。
折兼ラボ:100%自然に還る、バガス製の釣りエサ容器を紹介
https://www.orikane.co.jp/orikanelab/17258/
【釣り人必見】環境にやさしい釣りエサ容器の取り扱い店を紹介
https://www.orikane.co.jp/orikanelab/18949/
商品情報
商品名 :ベイトバガスパック
材質 :竹 90%+バガス 10%
購入先 :折兼グループの営業部、または通販サイト「容器スタイル」(https://www.packstyle.jp/)
※「世界初!」は自社調べ