この記事は約6分で読めます。

春から初夏の船釣りはアカクラゲの大発生シーズン!特徴と対策

アカクラゲ

春から夏にかけて水温が上がると急に多くなるクラゲ。

その中でもアカクラゲは大量発生しやすい種類です。潮目に大量に浮かんでいたり、潮のながれにのって道糸に集団でぶつかったりと釣りにとってはとても邪魔になってくる存在。

アカクラゲの触手には毒があり、適切な処理をしないと刺されて痛い目にあってしまったり、肝心の魚が釣れなくなってしまいます。

本記事では、釣りにおけるアカクラゲ対策について紹介します。

スポンサーリンク

アカクラゲとは

色と形状

アカクラゲ

波間を漂うアカクラゲ。特に船釣りで厄介

アカクラゲは北海道以南のほぼ日本全国に分布しています。名前の由来はその色合いです。傘部分に赤褐色のラインが16本ありミズクラゲと判別がつきます。

比較的触手が長く、モズクのようにみえる触手が最長2m以上にも伸びています。

金沢漁港内にいたクラゲの大群

こちらはミズクラゲ。こちらも大量繁殖する。アカクラゲより目立つのは遅め@金沢漁港

毒の存在

触手には肉眼では見えない毒針があり、皮膚や粘膜につくと刺し、チクチクやピリピリとした痛みが出ます。

また腕の内側や顔・首などの皮膚が薄いところにつくと激しく痛むので注意が必要です。特にアカクラゲの触手がついた状態で顔や眼を触るのは危険です。

スポンサーリンク

アカクラゲの発生時期は4月~5月

水中でのアカクラゲの様子。毒のある触手がひたすら長い

東京湾では4月~5月にアカクラゲの大量繁殖が見られます。

年によって差はありますが、ひどいときはポイントに到着した後、終始海面がアカクラゲで多いつくされるということもあります。

▼アカクラゲは水族館では人気。

スポンサーリンク

釣りをしているときの注意

アカクラゲの触手

メバル釣りの針についたアカクラゲの触手。モズクのようにみえる。

子供と女性は毒に注意

前述の通り、アカクラゲの触手には毒があり、皮膚にまとわりついただけで刺されチクチクと痛みます。

特に大量発生するゴールデンウィークシーズンは子供や女性の釣り人も増える時期です。

大人の男性と比べて子供や女性の皮膚は薄く触手が付着すると腫れることもあります。できるかぎり素手で触れないように注意しましょう。

仕掛けにアカクラゲの触手がつくと魚が食わなくなる

LTアジの付けエサにアカクラゲの触手がつくとアタリが遠のく

4月から5月の東京湾の釣り物といえば、アジ・メバル・マゴチ・シロギス・イシモチなどがいますが、このアカクラゲの触手が仕掛けについてしまうと極端に魚の食いが落ちます。魚も視覚要素をはじめクラゲを避けていることが想像されます。

アカクラゲの大量繁殖のピーク時では1投ごとにこのアカクラゲの触手がついてくるので、都度取り除くというアクションが必要なため面倒ではありますが仕掛けを放置するということは少なくなります。

一方、4月~5月のアカクラゲの大量繁殖ピーク前後においてもアカクラゲは海中にいるため、たまに仕掛けに触手が絡むということもあるわけです。

こういった場合も仕掛けを確認しないと、知らず知らずのうちにアカクラゲの触手が絡み、魚から敬遠されていたということになりかねません。

長時間の待ちが必要な釣り物以外は、5分に1回アタリがなくても仕掛けを確認するなどすると、機会損失をさけることができます。

アカクラゲの触手対策

タオル


アカクラゲの触手が仕掛けについた場合、濡れタオルや雑巾をつかってとってやると皮膚につくことが少なくなり、刺される危険性も少なくなります。

ただしクラゲが布の繊維にこびりつき取りにくいため、使い捨てにするか、釣行後にゴム手袋をつかって触手を取り除いてから洗濯する必要があります。ほかの衣類などと一緒に洗うことは控えましょう。

ほかに針回りのクラゲを落としているときに繊維が針にかかってしまい手返しが悪くなることもしばしばです。

オススメとしては吸水性の高いセームタオルを使う方法です。

なめらかな素材のためクラゲの触手が絡むこともありませんし、手指や釣り座の水分も一緒に吸い取ることができるのでとても便利です。

大きなセームタオルをハンカチ状にハサミでカットして使うと経済的でもあります。

スポンジ

食器洗い用等のスポンジや激落ちくんなどのメラミンスポンジ等を3cm四方程度のキューブ状にして持ち込むのも便利です。

スポンジがアカクラゲの触手に絡みつき素手より安全に取り去ることができます。また使い捨てにもしやすいためオススメの方法です。

船上では風に飛ばされやすいため水を含ませて船べりにおいておくとよいでしょう。

取り除いたアカクラゲは海水で流す

仕掛け等に絡んだアカクラゲの触手は水汲みバケツなどで洗ってながしておきましょう。

船べり等につけておくと知らない間に皮膚についてしまう可能性があります。

浅場の釣りをする

アカクラゲは水面だけでなく水中にも漂っています。

そのため水深が深くなると仕掛けの出し入れで遭遇するクラゲの触手の数が増えてしまうのです。

マゴチ、シロギス、アジなどは比較的浅場でも釣れる魚ですので、アカクラゲが異常繁殖しているシーズンはできるかぎり浅場を狙って釣るとよいでしょう。

遊漁船では船長の判断でアカクラゲが多く漂っている海域を避けてくれるはずです。それでもかかってくるのがアカクラゲなので被害をゼロにすることはできません。

マゴチ釣りの餌「サイマキ」に複雑に絡んだものはあきらめたほうがよいかも

釣り マゴチの餌 サイマキ餌

4月~6月はマゴチもよく釣れるシーズンです。

この時期のマゴチはサイマキというクルマエビの幼体を使います。

このサイマキ餌にもアカクラゲの触手がよく絡むのですが、エビは角をはじめ形状が複雑なため、触手を全部取り除くのにかなりの時間が必要です。

サイマキの形状は尖った部分が多いためアカクラゲの触手が複雑に絡みやすい

その間にサイマキは抵抗して弱りますし、なにより釣りをする時間も減ってしまうので、あまりにひどい場合は餌を新しいものにつけなおしたほうがよいでしょう。

特にアタリが頻発しているポイントではお金を惜しむよりは、チャンスを惜しんだほうがよさそうです。

アカクラゲの触手をとるときにやってはいけないこと

これは風が強いときの船釣りでの話なのですが、自分より風下に人がいるときに船べりで仕掛けについたアカクラゲをつまんで放ると風にあおられ風下の釣り人に付着することがあります。

このとき顔などにつくとトラブルになるので注意が必要です。

風が強いときなどは足元のバケツの水をつかってアカクラゲを落とすなどの工夫をするとよいでしょう。

刺されたあとに腫れがひどい場合

子供が刺された場合や日焼け等で荒れている肌などは触手による炎症がひどくなりがちです。

また目などに触手が入った場合なども激痛が走るようになります。

こうした場合は、躊躇せず最寄りの皮膚科や眼科に通うようにしましょう。

関連アイテム

関連記事

【危険】18種の毒魚・生物に要注意!海釣りで注意したい魚介類を解説

2016.11.21
<お知らせ>
☀【ポイント最大44倍】楽天お買い物マラソン開催!~7/26・01:59まで
☀Amazonタイムセール開催中!釣り具やアウトドア商品がお得!

この記事を気に入ったら
いいね!

最新情報をお届けします

TwitterでORETSURIをフォローしよう!