こんにちは。タモリ倶楽部の空耳アワー復活を待ちわびている上月です。
先週末にタチウオ釣行してきたばかりなのですが、今週は平日を休暇にして、内房でウィリー五目&泳がせ&一つテンヤにトライしてきたので、その模様をお伝えします。
今回も、こちらの店のシェフと二人釣行を楽しんできました。
シェフとは、ここ1年で一つテンヤ・アマダイ釣行を5、6回共にしているのですが、実は「今日は満足できた!」という釣果だったことが一度もないんですよね。
前回の飯岡テンヤも釣果としては、中々にアレでしたし・・・
そんなわけで、「次回は、もっと釣れる可能性が高い釣りがいいですよねー」という流れになり、僕が冬〜梅雨にかけてよく通っている、千葉県保田にある村井丸へいくことになりました。
保田漁港 村井丸のウェブページ
こちらは、アミコマセを少しづつまいて毛針をその中に同調させて色んな魚を狙う、所謂「ウィリー」と呼ばれるスタイルがメインの船宿です。
季節によって、メインに狙う魚が少しづつ変わるんですが、アジについては通年出船しています。
で、さらに言うと、秋はライトタックルでアジを釣りつつ、それを泳がせて青物や根魚を狙うスタイルがメジャーなんですよね。
別に、季節問わず勝手に泳がせをやっても構わないルールなんですが、魚種が一番豊富になるからなのか、このシーズンは乗客全員釣ったアジを餌にしているといっても過言ではない状況となります。
つまり、「手堅くアジを確保しつつ、一発大物も狙えるバランスの取れた釣り」なのかなと。
シーズンはバラバラですが、過去には泳がせでカンパチ・イナダ・アカヤガラ・マトウダイ・オオモンハタ・マルイカあたりを釣ったことがあります。
あと、取り込めなかったけど、巨大ウツボとか。
泳がせじゃなくても、マダイやクロダイ、ポイント次第ではアマダイなんかも釣れますね。
で、最近の釣果をみていると、カンパチ・イナダ・アカヤガラ・ヒラメ・スズキ・ハタといった面子が釣られているんですね。
いつ釣るの?
今でしょ!!
まー、釣りは自然が相手ですからね。ままならない結果に終わることもあるわけで、さて、今回はどうだったのでしょうか・・・!?
ウィリー仕掛けは多すぎるくらいがちょうどいい
ウィリー仕掛けは市販品がたくさん販売されています。
自作については、「毛針を作る」「針を結ぶ」「エダスを結ぶ」と工程の一つ一つは難しくないものの、僕の場合はとても時間が掛かってしまうので、基本的に市販品を使います。
狙う魚種や数にこだわるのであれば、自作の方がいい場合もあると思いますが、まーアジメインならそんなに拘らなくてもOKかと。
ウィリー仕掛け4兄弟
釣行前にウィリー仕掛けを棚卸ししたところ、仕掛けが10セット以上ありました。
ハリスも、アジなら1.5-2.0号で十分なので、追加購入の必要はないなと。
釣行の度に購入し予備が少し余るんですが、これを繰り返すことによりどんどん仕掛けが溜まっていくんですよね。
僕のお勧めは、YAMASHITAです。樹脂製の糸巻きにハリスが巻いてあるため糸癖がついておらず、且つ取り出しやすいので。
ただ、最近廃盤になったのか、ほぼ見かけなくなったんですよね。
なお、終日ウィリーをやる場合、大体6-8セットを消化しますが、乗船人数や潮加減次第でめっちゃお祭りするので、気持ち多めにある方がベターです。
特に、村井丸は船宿では仕掛けを販売していますが、船中での追加購入はできないので、もし行かれる方は気をつけましょう!
次に泳がせの仕掛けです。
以前のヒラメ記事で紹介した仕掛けをベースに、根周り対策でステイトを50cm程度に伸ばし、4セット自作。
厳密には、大原の横流しスタイルに対して、ウィリー船はスパンカーを立てエンジンで流すスタイルなので本来は違うかもですが、心の中のローラが「オッケー☆」と言ってくれたのでよしとしましょう。
さらにさらに、一つテンヤを準備。
実は、村井丸は他のお客さんに迷惑かけない範囲であれば、タイラバやテンヤをやってもOKなんですよ。
もちろん、事前に船長の許可を取りますが。
僕は過去に一度だけタイラバを持ち込んだことがあります。撃沈しましたが。
というわけで、今回はテンヤも持っていく3刀流スタイルとなります。
気持ちは「刀狩りの張」ですね。分からない人は「るろ剣」を読みましょう。
奇跡の両ドモ確保に成功
さて、当日。
事前に船宿へ連絡したところ、当日の予約人数は8人だったので、詰め詰めになることはないなーと思ったんですが、テンヤをやるなら、周りへ迷惑かけないように4隅のどこかがいいなと。
というわけで、集合5時に対して3時半に着くよう保田へ向かった結果、両ドモを確保できました・・・!
ばっちこい。
土日だと、3時にいっても4隅埋まってるんですけどね。平日万歳!
5時過ぎに受付スタート。先バリにつけるオキアミを購入し、車で港へ移動します。
なお、HPの説明が正直わかりづらいので、初めて村井丸へいく人は常連さんっぽい人の車についていくことをお勧めします。
まさかのトイレは神ウォシュレット完備 村井丸1号船
船の近くに軽トラがとまっており、そこから自分で氷をクーラーに詰めて乗船します。
この日は片舷4人だったので、見ての通り胴でも広々と釣りができる環境でした。
さくっと準備完了。一つテンヤの準備をしている時、二つ隣のおじさんが僕を二度見してきました。
その気持ちわかる。
まー、僕もここで一つテンヤやタイラバをしてる人は、自分以外にみたことないんで。
ウィリー&泳がせのタックルは、ヒラメとまったく同じで2.3m・73調子のロッドです。
シャクリのことだけを考えると2m未満の方が扱いやすいんですが、泳がせをする場合長い方が有利かなと。
リールは手巻きでも問題ないです。
が、ウィリーの特性上、回収頻度がとても高いので、タナが3,40mを超えてくると、意外と疲れます。
ビシは「サニーライト40号FL」まで 、泳がせは「錘40号」に統一されているので、ここはルールを遵守しましょう。
僕は潮受けを考慮して、サニーチビライト40号を愛用しています。
こちらはシェフのタックル。
つい最近までORETSURI用語でいう「手巻兵」だったんですが、7月の店舗移転に伴い、この夏は尋常じゃない忙しさだったようで、店のオーナーがタックル一式をご好意でプレゼントしたそうです。
電動リールとロッドがボーナス・・・!
世の中にはいろんな会社があるんだな、と。
さて、移動と準備を終わらせ、シェフと檸檬堂で乾杯したところで、6:00出船です。
保田港の夜明け
写真にある「ばんや」というのは保田港にある漁協直営食堂の名前で、「すっごく新鮮だしとてもお勧めですよ!」と言いたいところですが、僕は行ったことありません。
ORETSURI編集長平田が食べたばんやのヒラメ縁側寿司。美味
たまにテレビで取り上げられてますね。
シェフ「今日は釣れる気しかしない!」とテンション高め。
その変顔、釣果で守ってもらいたい。
最初のアジポイントは港から5分の激近場
保田はメインターゲットにもよりますが、基本的に必ずお土産を確保できるよう、近場のアジが多いポイントからスタートします。
どれくらい近いっていうと、港を出て5分で到着です。
まさに激近場。
そこから、船長が念入りにポイントを選定して釣りスタート。
なので、出船前後の時点でコマセをビシに詰めて、即投入できる状態にしておくのが望ましいですね。
ポイントへ向かう途中、船長がウィリーで肝となるビシの窓調整等の諸々の説明をアナウンスしてくれるので、初めての人はよく聞きましょう!
ちなみに、僕の目標はカンパチをあげることです。
サイズ的にはいいとこ1-2キロのショゴクラスしか釣れないんですが、それでも十分うまいんですよね。身の見た目はイナダと似ているのに、なんでこんなに差があるんだってくらいに。
さて、ポイントに到着して5分ほど、船長からアナウンス。釣りスタートです。
村井丸の場合、探るべき棚を基本5mレンジで教えてくれるので、そこを中心に探っていきます。
また、ここは一番大事なところなんですが、ウィリーはコマセで魚を寄せる釣りではなく、コマセに毛針を紛れさせて捕食させる or 毛針の動きにリアクションバイトさせる釣法のため、ドバドバとコマセをまくことは厳禁です。
アジならそんなに影響ないと思いますが、イサキやイシダイなんかはある程度餌を食べるとすぐに反応しなくなるんですよ。これマジで。
指示ダナを2往復した時点で、コマセが少し残っているくらいがベストだと言われており、僕もそれを基準にちょこちょこビシの窓を調整していきます。
釣り方そのものは、竿をさげて50-80センチ程度しゃくり、そこから数秒ステイして、リールを1回転させながら下げてまたしゃくるを繰り返し、指示ダナをしゃくりあげていきます。
あくまで僕個人の方法ですが、あたりがコンスタントに出るようになるまで、しゃくりの強さ・ステイ時間を調整していきます。
アタリが集中するタナがあれば、そこをネチネチ攻めたりとか。
こうやって書くと、仕掛け構成が似ているコマセマダイやビシアジよりも、動作は餌タチウオに近い感覚かも。
おっと、説明が長くなったので、話を釣行に戻しましょう。
釣り開始後、3回目の投入でステイ時間を少し短くしたところ、ちょこちょこアタリが出るようになりました。
「ほほう、ステイ2-3秒程度で、リズミカルにいくパターンか」と、攻め方を変えてまもなく、釣れましたよ。
This is 豆アジ。
よしよし。泳がせにはピッタリのサイズ。
とかしてる間に、さっそくミヨシの方の竿がめっちゃ曲がってます。結局バレちゃいましたが。
途中で分かったんですが、僕の隣の方々はウィリー→泳がせ仕掛けへ変更ではなく、落とし込みをやっていました。道理で早いわけだ。
40号で落とし込みができる船って、中々珍しいんじゃないでしょうか。
そこから、サイズが小さいからかイマイチ針がかりが悪い状況が続きます。
かといって最初から手持ちで一番針サイズの小さい仕掛けを使っていうのでどうもできず、粘ってポツポツと釣り上げる感じ。
途中、気分転換で底付近を狙ったら、貴殿達が。「貴殿」っていうのはORETSURI用語で本命以外のゲストのことですね!
そんなこんなで、船中ちょこちょこと青物が上がるようになってきました。
元々、カンパチがあがったら泳がせに移行しようかなーと思っていたんですが、全部イナダなんですね。
さて、どうしたもんか。
気づいたら、アジも10匹以上貯まってきました。
背中の色が黒いやつと金のやつがいますが、光の加減ではなく、実際に色が違います。
保田周りは、所謂「金アジ」と「黒アジ」が混ざった釣れてくるんですよ。まあ、ポイントにもよりますが、港近くはその傾向が強いかなと。
と、ここで船長から移動のアナウンス。
シェフはというと、アジ2匹とトラギス2匹。
この時、シェフが「アジのセンスないのかなー、味のセンスはあるんだけど」と呟いていたのはここだけの秘密です。
あまりにもアジが釣れなくて、すでにテンヤを始めていました。
船長と話をし、ヒラメ狙いに変更
10分ほど移動して、釣りを再開です。
「このエリアは、アジのサイズがちょっと大きなるかもしれません。昨日は落とし込みでイナダやカンパチ、あとヒラメなんかも釣れていました」と船長からアナウンスがあり釣り開始。
僕は、もうちょいアジ狙うかーとウィリーを継続。
うーん、うーん、うーん、お・・・。
確かに、ちょっと大きくなった。
が、餌としても使えるサイズなのでいいんじゃないでしょうか。
この後、このサイズを数匹釣って、僕も泳がせに移行しました。
船長に「カンパチ釣りたいんですけど、どうですかねー。タナとかありますか?」と聞いたところ、「うーん、今日水温が少し下がっちゃったから、カンパチは厳しいかもしれないですねー。タナはイナダと同じようにアジのタナで大丈夫ですよー」とな。
ほう、カンパチは厳しいと。
よし、ヒラメ狙うわ。
前回、「鱗滝さん」に判断の遅さを怒られましたからね。
今回は、釣り方も色々試せることだし、素早く切り替えるスタイルでいきます!
というわけで、底上1mを狙ってみたところ、10分程度で根がかかり・・・。
ドラグフルロックにしても仕掛けが切れずスプールが滑るので、船長がラインブレーカーを使って切ってくれました。
錘ならステイトが切れてくれると思うんで、アジのハリス(フロロ6号)がどっかに絡んだっぽいですね。
「このあたりは漁礁が2m程度あるから、最低2mあげといたほうがいいですよー」とアドバイスしてくれました。
確かに、底ダチを撮り直すときに、幅がそのくらいあったかも。
リーダーの数m上でPEが切れていたので、リーダーを結び直し再投入。
うーん、うーん、うーん、アタリがこない。
小休止して、撮影。
左は村井丸の2号船で、この日は仕立てで出船してました。
とかしている内に、シェフがイナダを釣り上げ、速攻でリリースしているのを目の当たりに・・・!
曰く「ウィリーの先バリに鯖タンつけてたら来ました。上月さん、イナダ釣れたらリリースしてくださいね!」
リリースのくだりは置いといて、シェフはハタ類を釣りたかったらしく、鯖タンまで持ってきていたんですね。準備がいい。
さて、あまりに何も釣れない中、船中ではポツポツとイナダが釣れ、その他ハタ・アカヤガラがあがったようです。
結局、泳がせに切り替えてから1時間程度で耐えられなくなり、狙いをアジのタナに変更しました。
と、1分程度でガツンとな。
はい、こんにちわー。
イナダです。シェフにリリースしてねと言われたやつですね。
もちろん、速攻で血抜きしてクーラーにしまいました。
だって、このままドラマが起きず、お土産が豆アジだけになる可能性があるじゃないですか。
イナダだって、ユッケやカツにすればうまいですし。
うちの息子はとんかつよりも、イナダカツの方が好きなくらいです。
と、ここでタナをあげるとイナダの餌食になると悟り、底上2mで置き竿にし、一つテンヤへシフト。
餌はシェフがもってきた甘エビです。
ん、これ普通に飲食店向けの冷凍甘エビじゃん・・・!
それも、全部卵持ち。ちょっと、テンヤに使っていいのか憚られますね。使いましたが。
最初8号テンヤでやってみたんですが、道糸が水面と並行になってるんじゃない?というくらい沈まなかったので、20号に変えてなんとか沈めました。
底どりして大きく竿をあげ、テンションフォールで落とすと、すぐにあたりが・・・!!
が、続かず。
上げてみると、エビをボロッボロにされています。多分、貴殿達の仕業やな。
というのを3回程度繰り返したところで「あんまり調子よくないんで、次はちょっと深場に行ってみますねー」とアナウンスがあり移動です。
この時、シェフが「船長、やさしい!」と声を大にして叫んでいたので何事かと聞いたところ、「僕は世界一釣りが下手なんだって言ったら、船長が「そんなことないよ!」って励ましてくれました」とな。
よくわかんないけど、優しい世界ですね。
謎アタリはあるものの・・・
15分ほど移動してポイントに到着。
先程まで水深30m前後で、ウィリーのタナは25-20mだったんですが、次は水深40m前後のタナ35-30mとなりました。
この時点で10時を回っており、アジは残り6匹ほど。
もう1回アジを調達するかーと、ウィリーに付け替えてしゃくり始めたところ、「ヒラメがあがりました」とアナウンスが。
よし、ヒラメ狙うわ。
あれ、デジャビュ。
すぐに泳がせ仕掛けに付け替え、アジを底上2m程度に下ろして、竿先に集中しました。
5分後、クイ・クイ・クイーン。
お?
これは来ちゃったかな?
クイ・・・・・・クイーン・・・・クイ・・・・。
んーーーーーーーーー、ん、ん、ん、ダメか。思わせぶりだなー。
「アジ、取られちゃったかな」と思いつつ、ゆっくりと手で巻いてみたら、どうもまだ泳いでいる感覚が伝わってきます。
ので、そのままアジのタナで待機。
すると、クイ・・・・クイ・・・・・。
ぐわーーーーーん!!
きたきたきたー!!
が、ゆっくりきき合わせをしたところ、すっと重みが消えてしまいました。
アジの元気がなくなった気配なので、そのまま回収。
アジはついたままだったんですが、両側面にガッツリ傷が入っており、何かしらの攻撃はうけたようです。
ここで、心が折れたので、泳がせはタナを底上3メートルで置き竿にし、再度テンヤを始めます。
外房では、ヒラメはテンヤの定番ゲストですからね。いるなら、釣れるだろうと。
・・・・
ふう、ダメだわ。釣れない。
なんなら、前のポイントでは高頻度で発生していた、貴殿達らしきアタリもこない。
その間、お隣さんとさらにそのお隣さんがアカヤガラを上げていました。
船長から「ちょっと、潮がとまってきましたねー。あと30分ほどで沖上がりとなります」とアナウンスがあり、船中の置き竿率が上昇。
今回は久々に、ラストコールで本気の焦りを覚えました。
ラスト30分の奇跡
あかん・・・このままいくと、豆アジとイナダ1匹で終わってしまう。
ピエンを通り越してパオン。
え?シェフの状況は?ですか。
察してください。テンヤでずっと頑張ってます。
僕も、心が折れたとしてもとりあえず最後まで釣りを続けるタイプなので、アジを付け替えて再度置き竿にし、テンヤで探り続けました。
そこから10分くらいでしょうか。
定点観測がちょっと適当になっていた置きザオをふとみてみる。
???
あれ、なんかムッチャしなってるやんけ。
すぐにテンヤを船べりをたてかけ、泳がせの竿を手に持ちあわせをいれる。
これは間違いなく魚や!
ドラグを固めに設定していたので、巻けば少しづつあがってくるものの、つっこみがあるとドラグが中々に滑るぞ・・・。
脳汁のシャワーだッ!プッシャー。
もう、ここまでの悔しさを全て洗い流すように、いつもより5割増しでドバドバしてましたね。
あがってきたのは・・・
貴殿でしたか(アカヤガラ)。
船中何本か上がっていましたが、中乗りさんが「これはでかいな」と言っていたので、保田沖界隈ではLサイズのアカヤガラに該当しそうです。そうじゃなくても、そういうことにしましょうよ、ね。
写真は、尻尾の先を床につけて撮影したんですが、身長180cmの僕と比較すると大体160~165cm程度でしょうか。
クチバシが長すぎてバケツに入らず、血抜きに苦労しました。シェフが。
自慢したいのでもう1枚画像を載せますが、身の太さが伝わるかなと。
結局、このアカヤガラの処理が一通り終わり、再投入しようかなと考えていたところで沖上がりとなりました。
僕とシェフの最終釣果は、上の画像が全てを物語っているので、多くは語りません。
片付けをして、船は15分ほどで港へ到着。
今回は、終日極々近場でしたね。港から15分圏内で割となんでも釣れてしまう保田沖のポテンシャルに、改めて驚かされました。
まとめ
細かい反省とかよりも、帰りにシェフがたまたま話してくれた、以下の話に尽きるのかなと思います。
釣行前日、シェフがとある女性と会話したらしいんですね。
その女性曰く「私、普段釣りはやらないんですけど、やれば安定的に釣れるんですよ。男性って、あれもこれもって色々試して結果あまり釣れないっていう人が多いじゃないですか?でも、女性は船長に言われたことをちゃんと繰り返して釣りをするので、平均的な釣果はいいんですよね」と。
超的確。
もう的確すぎて、ぐうの音もでない。
ただですね、言い訳じゃないですが一つだけ主張させて頂くと、今回みたいに色々は釣法や餌を試すのって、すごくワクワクするんですよね。
釣りをするだけでもワクワクするんですが、「てか、ワンチャンあるんじゃない?」と思いながらセオリーを逸脱することで、そのワクワクが倍増するというか。
確かに、いい結果に転ぶことは少ないですけどね。
先人達が築いてきた方法に乗っ取った方が、平均結果は当然よくなると思います。
でも、たまにはそういう釣りをするスタイルもありなんじゃないかなーと。
あと、今回の釣果については、単純にあまり釣れない日でもあったのかなと。
少なくとも僕がいた右舷はそんなに釣れていた気配もなく、帰港後にちょっと話したおじさんも「クーラーすごく重いけど、ほとんど水と氷だよ!ガハハ!!」と言った後、真顔に戻って帰り仕度始めてましたし。
最後に、今回お邪魔した村井丸ですが、立地や午後船がないことから電車釣行派が利用することは難しいものの、車組には心からおすすめできる船宿です!
釣果云々もそうですが、船長や中乗りスタッフのホスピタリティが光ってるんですね。
もし興味をもったら、是非足を運んでみてください。
では!
当日のタックル
- ロッド:極鋭 コンセプトゲームL MH-235AGS、紅牙テンヤゲーム MH-235MT
- リール:シーボーグ200JL、フリームス2508
- ライン・リーダー:PE1.5号・フロロカーボン5号、PE0.8号・フロロカーボン3号
- 仕掛け:ダイワ船ハリス6号+オーナー 鰯ヒラメ18号+カルティバ スティンガートリプル8号、ダイワ船ハリス3号(ステイト)、ダイワ遊動テンヤ8-20号
- その他:フィッシュグリップ、リチウムバッテリー
関連アイテム
▼ウィリー五目参考タックル