最高のホスピタリティ!逗子小坪港椿丸からアマダイ・カイワリ五目で出船

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チカメキントキ
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~この記事は約 7 分で読めます~

こんにちは、上月です。

去年末くらいからですね、元々それほど関わってなかった自社サービスの営業的なこともやるようになりまして。

営業自体は経験あるんでいいんですが、お客さんの業界が僕にとって完全に未知の領域でして、ミーティングが終わるとどっと疲れが出るんですよね。

で、この文章を書きはじめたのも、元々仕事の作業をしようと思ってたんですが、営業Mtgでどっと疲れがでて、とても着手する気にならないという。

現実逃避。

いえ、仕事が嫌いとかじゃないんですよ。

むしろ、ありがたいことに楽しく仕事に取り組める環境で、平日釣行もちょこちょこできる状態なので不満が出ようもない。

が、それと瞬間的なモチベーションは別の話だったり。

なので、先日のアマダイ・カイワリ五目釣行をつらつら書いてみようかなと。

なお、今回の釣行はあんまり写真を撮ってなかったので、かなりダイジェストチックにまとめています。

というわけで、今回もゆるーい感じでどうぞ。

目次

久々に船を仕立ててみた

今回は逗子小坪港の椿丸さんのお世話になりました。

椿丸さんって、仕立てメインなんですね。でも、希望があれば乗合の募集もしていて、8割仕立て・2割乗合といった具合。

釣り物としては色々あるものの、メインは「アマダイ・カイワリ五目」という、実に魅力的な響きの五目船に通年出船しています。

実は去年の梅雨時に、一度乗合で乗船したんですよ。

そこで、ホスピタリティ溢れるサービスと船長の人柄に感動して、是非冬シーズンに仕立てで乗りたいなーと思っていたんです。

さらに言うと、平日は5人から仕立ててくれるので、仕立てハードルがとても低いという。

そんな条件で、君は仕立てないでいられるだろうか?

(いや、いられない)

というわけで、去年の12月上旬時点で、メンバーをまったく集めていない状態のまま一旦予約し、数人に声をかけて、今回は4人での釣行と相成りました。

え、仕立ては5人からじゃないのっかって?

ヒント「ドタキャン」

まあ、仲のいい仕事仲間なんで来られなくなった理由もよくわかってますし、全然いいんですけどね。(注:もちろん、料金は5人分払いますよ!)

そんなこんなで、今回はORETSURI編集長の平田さん、僕の記事で何度か登場しているこの店のシェフ、そのシェフの知人女性Sさん、僕の4人釣行となりました。

序盤は佐島沖でスタート

さて、当日。

僕が逗子に慣れておらず交差点を反対に曲がって葉山にいくというやらかしはあったものの、集合に大きなトラブルもなく、7時前に無事出船です。

西を見れば・・・。

Mt,Fuji behind Enoshima !!

東を見れば・・・。

HI-NO-DE !!

20分ほど走り、佐島沖でポイントを探しはじめ、釣りスタート!

多分、亀城根(かめぎね)ってやつですかね。この辺り、よく知らんのですが。

なお、椿丸の場合「五目」と銘打ってるだけあって、コマセを撒いて釣るのがスタンダードなんですが、だれが先導したわけでもなく、4人とも「最初はアマダイに集中しよう」ということで通常の天秤+錘で挑戦です。

僕の仕掛けは、こちらの記事を参考に幹糸フロロ5号、ハリス4号(ホンテロン)を三又サルカンで繋げた3本針です。

置き竿・泳がせ用にタックルを二つ持ち込もうかなとも思っていたんですが、変な迷いが生まれないよう手持ちタックル一つで挑みました。

と、開始数分で背後から「釣れたー!」とSさんの歓声が・・・!

「スッピンだから写真は顔を隠したい」とのこと

はえーなおい、そして完璧なフッキングやな。

ただ、ここから1時間ほど、4人ともこれといったあたりなく時間が過ぎーの。

僕はというと・・・。

ヒゲ貴殿のみ。(ヒメジ)

ふぅー。

さあ、この沈黙を破るのが誰になるのか・・・!?

・・・

・・・

・・・

露光がちょっとアレでシロアマダイ状態のアカアマダイ

そうですね、ORETSURI編集長しかいないわけです。

謎の渋い表情ですね。

この直後に、僕にもあたりがあったので「お、ここからちょっと盛り上がるん違うの?」と思ったものの、そうは問屋が卸さないわけで。

おす、オレ貴殿。(キダイ=レンコダイ)

佐島沖は何度か流し変えして1時間ほど攻めたんですが、このあたりで船長が見切りをつけ、「沖の瀬」へ移動と相成りました。

夢の「沖の瀬」はデカキダイ地獄

佐島沖からは40分ほどの移動。

三浦半島沿いに南下するごとにウネリが増えてきて、僕の眼前には常に虹が出ている状態。

昭和の国産映画で異世界にワープするときの光景ですね。

さて、沖の瀬からは特に申し合わせることもなく、4人全員が錘をコマセカゴ80号にチェンジ。コマセ五目仕様へ切り替えることに。

沖の瀬ですからね。

色んな魚種釣りたいし、カイワリはコマセ撒いた方が釣れそうなので。

船長からは「カイワリは底から4mくらいを狙ってみてください」とアナウンスがありーの。

まあ、僕は本命アマダイをまだ釣ってませんが。

で、1投目に来たのはこの子。

ナイス貴殿。(キダイ)

と思ってたら、ここから何をやっても、8割キダイしか釣れない事態に。

あと2割はヒメ・・・!

ベタ底でもキダイ、底上5mでもキダイ。

キダイ

キダイ

キダイ

キダイ

大っキダイ!!

と思ってたらですね、平田さんはしっかりカイワリを釣りーの(この時、大っキダイをかけてた僕とお祭りして、最初自分のカイワリ かなと勘違いしていた僕の失望を想像してほしい)、シェフもしっかりアマダイ釣りーの。

この持ち方よ

船長はキダイから逃げるように、ちょこちょこ移動してくれるんですが、一瞬で湧き出すキダイ。

ただサイズがいいんで、釣り味としては中々楽しいんですけどね。

あとで測ったら、30cm超えてるサイズもいくつかあったので、そりゃ引くわと。

11時に船長から「カップ麺にお湯入れますが、食べる方いますかー?」とアナウンスがあり、平田さん以外が「はーい」と返事。

どうした平田。

僕、沖上がりまでうすうす感じながらも確信持てていなかったんですが、平田さんは船酔いしていたそうです。

船が中型サイズな上に、沖の瀬へ移動してからもすごくウネってましたからね。

シェフは「3回くらいゲロ吐いて、もう大丈夫と思ってカツサンド食べたら、また気持ち悪くなってきた」とな。

自業自得とは、このことよ。

というわけで、ランチタイム。

船ベリと水平線の角度に注目

しかし、こういうサービスいいですよね。

これで十分な人は食べ物を持ち込む必要ないし、食べる直前まで釣りできるわけで。

ちなみに、乗船前に500mlのお茶ももらえますよ。乗船後には自販機の飲み物どれでもどうぞといってくれたし。

さて。

カップ麺ランチを数分で済ませて、釣り再開です。

ここまで、ちょこちょこ仕掛けを変えたりしていたんですがキダイ地獄に効果はなかった為、一旦ビシから普通の錘に戻してみました。

底ダチとりーの、すぐに5m巻きあげーの。

その直後、ズンズン・・・!

おお、これまでとは違う引きだ!

このチャンスを逃しちゃいかんと、低速巻きでジリジリと時間をかけて上がってきたのは

チカメキントキ氏。

これは嬉しいやつ。

ここから怒涛の巻き返しが・・・!

と言いたいところなんですが、本日2回目の「問屋」登場ですよ。

時は流れ、ラスト40分ほどで、港方面にちょっとづつ戻りながら釣りをすることに。

このあたりで船長が「泳がせやると、マハタやカンパチが来たりします」とアナウンス。

もうアマダイは絶望的な空気だったので、ヒメっぽいのが来たらそのまま泳がせようかなと。

が、

キダイ

キダイ

キダイ

キダイ

大っキダイ!!

ダブルキダイ

これ、一荷でどちらもサイズがよかったから、めちゃんこ重くて途中まで「これ、ハタちゃう・・・?」と淡い期待を抱いて巻き上げたものです。

その後もキダイばかり掛かり、サイズがよいため泳がせができないと。

いま思うと、エリア的にキメジとかワンチャンあるかもだったので、でかくても泳がせておけばよかったかもとちょっと後悔しています。

ってなことを繰り返していたら、納竿でまで残り10分。

「まだだ、まだ終わらんよ!」と自分に言い聞かせつつ、置き竿で泳がせていた平田さんのロッドを眺めていたところ

ガクン!ガクン!!(平田さんロッド)

平田さん・船長・僕、ほぼ同時に「おぉ!?」。

で、平田さんが、すかさずロッドを持ってゆっくりあわせる。

ものの乗らずーの・・・

ぬぅ。

あげてみたところ、でっかいヒメがついており、歯型がくっきり残っていました。

ヒメがデカすぎたのか、一口で諦めたっぽいなーと。

そこから10分し、13:45に納竿となりました。

帰りはフルスロットル(多分)で、1時間かけて小坪港を目指します。

まとめ

シェフ・Sさん・僕3人分の釣果。深場なのにササノハベラもいたり

帰港後は、目ぼしい魚を集めて船長が撮影しーの。

釣果2

アマダイは船中3匹で、シェフの黄アマが今日一のサイズ。

カイワリは平田さんとシェフが1匹ずつ。

わいが本命ボウズの件について。

とはいえ、終始アタリが多く、キダイのサイズもよかったので楽しく釣りができましたよ。

今回は、何をやってもどの棚でも突撃してくるキダイから、いかに逃れるかがポイントだったかなと。

途中でコマセ撒くのをやめても、ひたすら食いついてきたので、いずれ訪れるであろう次回までに対策を考えようと思います。

あと、前半にタックルを一つに絞ったと書きましたが、泳がせ専用で持ち込んでおけば、おいしい思いをできたかなーとも思うので、しっかり持ち込みたいところ。

貴殿のアベレージサイズがでかくて、泳がせに適したサイズの餌が釣れないという罠もありますけどね。

サザエでございまーす♪

なお、椿丸さんは沖上がり後にお土産を持たせてくれるんですが、今回は近海で獲れたサザエでした。

なんでも、小坪では遊漁に絞った事業はできないそうなんです。なので、どの船も必ず漁に出ていて、自分で採ったサザエとのこと。

最後に、椿丸の概要を改めてまとめてみます。

  • 平日なら5人から仕立てられる!
  • アナウンス丁寧(いいの釣れると「お見事」っていってくれる)
  • 色々無料(カッパ・キーパー・貸竿・手巻きタックル)
  • ペットボトルのお茶支給(起き上がり後にも頂けました)
  • お昼時にお湯を注いで渡してくれるカップ麺という奇跡
  • お土産(必ずつくのかは分かりませんが、去年と今回2回とも頂けています)
  • 値段:9,900円(税込)

船長の人柄もとても良いので、これを読んで興味を持った方は、是非利用してみてください。

なお、レンタルロッドは道糸4号なんですが、船長に一声かけておけば、乗合でライトタックルを使うこともできます。

錘・ビシは潮の加減みて調整が必要になるので、何種類か持ち込んでおくといいですね。

船にもいくつか積んでるので、借りることもできます。

では!

上月@sakana10bike

当日のタックル

お世話になった船宿

小坪港「椿丸」

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