釣りやアウトドア関連の出版物で人気のあった株式会社地球丸が2019年2月27日破産開始決定を受けました。
「夢の丸太小屋に暮らす LOG HOUSE MAGAZINE」「Rod and Reel(ロッド&リール)」「Fly Rodders」などの雑誌やムック本、単行本などを発行していた同社。
インターネットで無料に情報が手に入るのが当たり前なご時世で、新聞をはじめ出版不況が相次いでいます。
今後も紙媒体をメインに発行する出版社は苦境に立たされそうです。
「LOG HOUSE MAGAZINE」「Rod and Reel(ロッド&リール)」「Fly Rodders」などは固定読者も多いことが想定され、事業の引継ぎが今後行われるのかもしれませんね。
海悠出版の「磯・投げ情報」は休刊の上、版元が変わり再出発が決まりましたが、地球丸の各雑誌はどうなることでしょう。
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地球丸倒産の経緯
アウトドアブームを背景に愛好家など固定層を抱え、ピーク時の平成17年2月期は売上高17億1600万円をあげていた。
しかし、紙媒体の需要減退など出版不況による発行部数の低下に歯止めがかからず、その後の売上は減少の一途を辿り、30年2月期は売上高約6億円にまで減少していた。借入金などの金融債務も重いなか、最近は一部定期雑誌を休刊するなどしていたが、ここにきて経営も限界に達し今回の事態となった。
参考:東京商工リサーチ
地球丸は、最近ではウェブメディアのSOTOBIRAも展開していましたが、今後の成り行きが気になるところです。
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