みなさんお金好きぃ?僕は大好きです!お金があれば何でも買えるもんね!
お金大好き、なかじまです。
そんな私、お金と同じくらい安いものが大好きです。
釣り人のみなさんにとって「安い物」ってなんでしょう?
競合と比較して、価格や費用が安いというのが1つの定義としてあるのではないかと思います。
そして品質が悪ければ「安物買いの銭失い」。
良ければ「コスパいいね!ニッコニコ」となるわけです。
さて、安い釣具の代名詞として、「プロマリン」や「クロスファクター」を展開する浜田商会がありますね。
かくいう私は、ロッドもバッカンもウェアも浜田商会の製品を使用する所謂「ハマダー」なわけですよ。
もち、ロッドはプロマリンの代名詞「バトルスティック船」シリーズを愛用しています。
この竿、1万円、いや5,000円、いいや4,000円しないのに色々な魚に対応できるんですよね。
今までにマハタ、アカムツ、アマダイといった美味しい魚も、ぜーんぶこいつで釣り上げてきています。
まさに「コスパいいね!ニッコニコ」の万能竿ですよ!
ちなみにバトルスティックには「バトルスティック船」と「バトルスティック船ビシ」の2種類があり、それぞれ調子が違うので、狙うさかなによって使い分けています。
さて、今回はそのプロマリンの道具で、魚の王様と呼ばれる真鯛を釣りにいったらどうなるかというお話です。
それでは刮目せよ。
もともと「五目釣り」の予定で準備していたんだよね
さて、なぜ今回プロマリンの道具で真鯛釣りをすることになったのか。
これ、もともと、「ウイリー五目」の予定だったんですね。
ウイリー五目は、化学繊維がついたハリ+オキアミ餌で五目釣りをする船って感じですね。何が釣れるかわからない、っていう。
このあがってくるまで、なんの魚かわからない釣りがすごく好きなのです。ワクワクするのでね。
しかし、当日は海が大荒れ。とてもじゃないが沖の方には出られない模様。
そこでウイリー五目の中で狙う魚だった「真鯛」オンリーで一日やるということになったのです。
もともと、真鯛狙いの時間があることがあることはわかっていたので、コマセマダイ用の仕掛けはもってはいるのですが、いかんせん五目をメインで考えていた自分としては、真鯛を狙うには装備が貧弱。
もってきた道具といえば、プロマリンのバトルスティック船で2メートルに満たない長さの竿なんです。コマセ真鯛は通常3メートル近い長さの竿を使用するわけですよ。それに加えて、電動リールの入門クラス「シマノ・プレイズ」という装備です。
そういうわけで、意図せず海の王者を専門に狙うには予想外の船竿で対峙せざるをえない状況。
とはいえ、やる以外の選択肢がないので、まー、荒れた海でコマセを吐きながらやってみましたよ。
コマセを撒く、コマセを吐く、じっと待つ
海が荒れております。
コマセを撒く、コマセを吐く、じっと待つ。そう、これの繰り返しです。
正直なところ、結構早い段階でお家に帰りたくなっていましたね。
頑張るとか言ってみたものの、ホントはね。
釣れる気なんかしていないんだもん。
そんな愚痴とゲロをこぼしつつ、何度かシャクってると、「ググン!」と竿先が引き込まれる。
・・・
え?意外といけちゃった・・・。
しかもなんか重い!これは大きい!
上がってきたのは赤いシルエット!
その大きさに歓喜!
・・・
・・・
・・・
なんかちげぇぇぇぇ。
はい、「イラ」でした。
しかも口から浮き袋が、にゅるりんぱ。
船長から「そいつが釣れるってことはタナが低い」と指摘を受け、気を取り直して釣り再開です。
引き続き、海が荒れております。
コマセを撒く、コマセを吐く、じっと待つ。
言われたとおり、きちんとタナを合わせると、ググンと引き込まれるようなあたりが。
しっかりと合わせを入れる。
またイラじゃないかと半信半疑であったものの、巻き上げ中もガンガンガンと強い引き。これは間違いないなと確信。
引き上げてみると、そこには海の王者、真鯛様の姿がありました。
その後も後半にかけて定期的にアタリがあり、結果として3匹の真鯛を釣り上げることができました。
イラが一番大きいよね…
バトルスティック船でコマセマダイに挑んで思ったこと
本命マダイは3尾と、そこそこの釣果を上げることができたのですが、正直しんどかったです。
というのはバトルスティック船は6:4調子の竿ではあるものの、1.8メートルという短めの長さなんですよ。そうなると、船が揺れると竿が上下に動くわけです。
その動きにあわせて、海中の仕掛けも上下に動いてしまうので真鯛に警戒心を与えてしまうんです。そこを攻略するために、常に手持ちで釣りをして船の揺れに合わせてロッドを上下させるということをしていました。
他のみなさんは3メートル近い長竿を使用しているので、船が揺れてもその長さと柔らかさで揺れを吸収してくれるわけです。なのでキーパーで固定していても魚に違和感を与えない釣りができます。
また、真鯛をあげるときにたまに強烈な引きがあるのですが、その際も竿が短いと強い引きをいなせず、仕掛けが切られるんじゃないかとヒヤヒヤします。まぁドラグゆるゆるにしていたので大丈夫でしたが・・・。
思うのですが、大概の釣りで一番いちばん重要な道具は仕掛ではないでしょうか。
今回は、テーパー仕掛け(5号6m3号4m)と、ガン玉をうったりしたのがハマったんだと思います。
でも自分自身、なんで釣れたのか、ガン玉になんの効果があったのかもよくわかっていません。
そんなこんなで「コスパいいね!ニッコニコ」の万能竿でいろんな釣りをしようと思えばやって出来ないことはないけど、やはり専用竿があると便利なんだな~って感じました。アホみたいな感想ですみません。
あと、大荒れの前日はお酒を飲んじゃだめだということも痛感しましたよ。
なかじま
過去記事
Twitter:@tsurijima
Facebook:https://www.facebook.com/kenji246
関連アイテム
▼ライトゲームの釣りであればバトルスティック船は180Lがおすすめです。