【実験】クーラーボックスの保冷力を手軽に強化!?「アルミシート」の効果を検証してみた

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まるまつ海の研究所×ORETSURI

横須賀・大津港まるまつ丸主宰の「まるまつ海の研究所」と、あしたの釣りをもっとワクワクさせるメディア「ORETSURI」の連携企画です。

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目次

クーラーをアルミシートでカスタマイズする方法って効果があるの?

みなさん、こんにちは。まるまつ海の研究所です!

今回は、「クーラーボックスのカスタマイズ実験」です。

ボートを漕いで体が熱くなり、太陽の熱を吸収した港の地面も熱々、それはそれは暑いですよね。

ボートに積まれた荷物も同じように太陽の熱をダイレクトに受けているので熱いはず。

今回は、みなさんの大切な釣魚を少しでも美味しく食べて頂くためにクーラーボックスに関するプチ実験をしてみたいと思います。

DIY好きも苦手な人も、簡単にできる方法で試してみたいと思います。

気温が高い時、氷をクーラーボックスに入れていても、帰港時にはぬるーい水になっていることはありませんか?

氷の種類はブロック氷、クラッシュアイス、ペットボトル氷など様々あります。どの氷でも、何度も、食べ物を出し入れしたり、魚を入れたりしている間に、気付いたらキンキンに冷えていないってことがあるかと思います。

そこで今回の実験は、クーラーボックス内の温度を少しでも下げる方法。

色々なメディアで掲載され気になっていた方法があるのですが、数値的に実証をされているネタが見当たらなかった(見落としてるだけかも、というか自分で検証してみたい)ので実験してみたいと思います。

アルミシートの効力を実験してみた

使うのはこれ。

保温用のアルミシートです。

保温じゃなく遮熱したいんですけどね!笑

本当はホームセンターやプロ向けの店舗で売られている遮熱剤を使用した方が良いのでしょうが、釣果同様、お金をかければ良い訳ではありません(と言い聞かせます)。

百均のレジャーコーナーで売っていたもので、このシルバー部分のアルミでクーラーボックスに直射する太陽光を遮光して、庫内の温度がどれくらい下がるのか。

気になりますよね。

同じ型のクーラーボックスがないので、今回は発泡スチロールで実験してみます。

店にあった可愛らしいみょうがの発泡スチロール2つを使用して、同じ時間太陽の元にさらしてみます。

また、発泡スチロールが地熱を吸収するのを防ぐために、ボートの底板(すのこ)を敷き、風に飛ばされないよう、大津名物のコンクリートアンカーを収納。

大津名物「漬物石」アンカー

発砲スチロールと、保温(遮熱)シートを貼った発砲スチロールを炎天下の元、3時間放置してみます。

・・・

3時間後!

それでは温度計を使って計測してみましょう。

それぞれの発泡スチロールに温度計を入れ、5分程度庫内の温度に馴染ませてから計測したいと思います。

それでは遮熱なしの方から。

ちょっと見えにくいですが、41°です!

続いて、保温(遮熱)シートありの方。

38°!!

わずかな差かもしれませんが、一応 −3°の違い。

このように百均で購入した保温シートを1枚貼るだけでも、断熱効果があることが判明しました。

3°違えば、氷が溶けてしまうのも、少しは遅らせられるかもしれません。

しかし、謎なのは湿度です。

保温シートのあるなしで全然違いますね。

アンカーやロープに含まれた水分や気温変化など様々な要因があるとは思いますが、ここまで違うのは何故なのでしょうか。

まとめ

今回は、夏から秋の釣りを快適にするプチ実験小ネタをお届けしました。

ご覧の通り、保冷効果を伸ばすのに若干の効果があることがわかりましたので、気になる方は、ぜひ試してみてください。

実験で使った保温シートの残りがありますので、店にお声がけ頂ければ差し上げます!

いつか本格的に温度差の検証や、庫内の温度差がもたらす釣魚への影響、味の変化など科学的に検証してお届けできるといいなぁと考えております。

夏からの秋は暑い日が続くので、ボート乗船時の防暑対策、クーラーボックス庫内の保冷対策など、残暑を乗り切って快適なボートライフを送りましょう!

※実際にカスタマイズする際はクーラーボックスのサイズに合わせてアルミシートをカットして容器外側に貼り付けます。特に日光にさらされやすい蓋部分や、地面から熱が伝わりやすい底部分をカスタムするのも効果的。

書き手

横須賀・大津港まるまつ丸(まるまつ海の研究所)

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