今年初のカワハギ釣りは羽田から
やや出遅れましたが、長雨の合間の晴天日を狙いすまして、今シーズン初のカワハギに行ってきましたよ。
外見は不細工ながら、透き通る白身の美魚を求めて、羽田の船宿から出航です。
飛行機で日本全国どころか世界中へ飛び立つビジネスパースンの皆さんの下を、小さな遊漁船でボボボと疾走するのは、不思議なかんじです。
期待とは裏腹に…
ポイントに到着し、さっそく仕掛けを投入。
錘トントン、たるませ、聞き上げを繰り返すものの、うーん。
エサを取られるばかりで、アタリが取れない。
隣のお兄さんたちは、それなりに上げているのに、私はさっぱり。
ポイントを移動し、ポツポツかかるようになってきましたが、やはり隣とは歴然とした差があるような。
も、もしや私は集魚係では、と僻みながら9枚(=船中最低)で終了。
つ抜けできないとは……。しょぼん。
この日のトップは32枚。尺超えのカワハギも何枚か出ていたので、悪い日ではありませんでした。
ええ、ええ、悪いのは私です。でも、もっといいロッドを買おうかな。
ところが、帰ってクーラーから出してみたところ、
――あれ? 10枚ある。
「釣り人あるある」の数え間違えでした。
カワハギは蝶々唐揚げがなくちゃ始まらない
カワハギの蝶々唐揚げ
気をよくしながら、まずは「蝶々唐揚げ」にビールで乾杯。
「蝶々唐揚げ」とは嵐山光三郎さんの著書、「カワハギ万歳! 釣った、食った、はまった」(PHP新書)で知った料理です。これが美味しいんですよ。肉がたくさんついている骨せんべいといったかんじ。
私の作り方は……
1)頭を開く(蝶々みたいな形になる)
2)目玉、エラ、血の塊を除去(針を飲んでる場合があるので、チューイして!)。
3)軽く塩を振って小麦粉か片栗粉をはたく
カワハギの薄造りと肝和え
続きましては、薄造りと肝和えをぬる燗で。
ガッツリした純米(安いのでOK)を合わせるのが好きです。
締めは、アラ(中骨)で出しをとった雑炊。
満足! 満腹!
ちなみに、「カワハギ万歳!」は2004年の出版。
新品入手は難しそうですが、カワハギファン必読の名著なので、見つけたらぜひ!
■当日のタックル
ロッド:シマノKAWAHAGI BB M180
リール:シマノ Stephano 201
しかけ:錘=25号、針=吸い込み7.5号、ハゲ4号
TAMAKI
ブログ:https://ameblo.jp/senkawa-tamaki/
Twitter: https://twitter.com/tamakise
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