「いつから釣れたが、獲れたになったんでしょうか?おかしくないですか。」(平田が答える)

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人間は常に問いをもっている生き物。

釣り人も一緒です。

今日も世界では多くの問いが生まれ、答えが見つかっています。

一方、インターネットでは確かではない答えがいろいろと流布され、それがまことしやかに拡散されたり。

そんな、ウェブ上に転がっている「釣りのなぜ?どうして?」について、釣りメディアORETSURI編集長の平田が勝手に回答する本シリーズ

あらぶるGoogle神の検索順位操作をかいくぐり、ORETSURIでも安定したPVをつくりだしている人気コンテンツです。

さて、今回の質問は・・・

目次

今回の質問

最近、メディアでもメーカーのカタログでも魚を”釣る”とは表現せず、”獲る”と表現しています。”この魚を獲るためのロッド”とか。SNSでも、”今日なんとか1本捕れました!”とか。たとえば釣りに行って帰って来た際、ご近所の人から、”釣りですか?釣れました?”と言われたら、”捕れました!”とはいわないと思います。”釣れました!”が普通かと。いつから釣れたが、獲れたになったんでしょうか?おかしくないですか。お忙しいとは思いますが宜しくお願いします。

質問者:ステラ太郎さん

<平田の回答>

「男はワイルドでモテたいもの」

平田剛士 ほろよい白いサワー

 

どうも、平田です。

今回の質問なんですが、回答に時間がかかりそうというか、正直めんどうなので、chatGPTに聞いてホクホクそれらしく修正して返そうとしたんですが、それも不誠実だろうなと思いやめました。

真剣な質問には真剣に答えるというのがスタンスです。

わたしから誠実さを取り除いたらなにが残るだろうか。

 

ちなみにchatGPTは以下のように回答していましたね。

GPT師がいうには、「(メーカーやメディア等が)釣りの行為をより積極的でアクティブなものとしてとらえたい、位置付けたいという意図があるかのかもしれない」とのこと。

端的でわかりやすい、さもありなん的な回答ですね。賢い。もうこれでいいじゃあないか。

 

今回の質問は、質問ではあるけど、同時に「切れ味のあるご指摘」だと思っています。

釣りなんだから、そこはふつーに「釣る」「釣った」でよさそうな場面で、プロが、テスターが、ふつーの釣り人が金太郎飴みたいに「獲った!」「獲る!」と口にするアレ。

あれはなんなのか。

感受性の鋭いステラ太郎さんの抱いている疑問というか、表現へのアングリーについては、わたしもある程度わかります。

 

それにしてもいつから、「獲る」「獲った」という言葉づかいが釣りマーケットを席捲しはじめたんでしょうか。

正確にはわからないのですが、その起源は昔はアニメ版ポケモン(1997年4月1日~)、いきなり黄金伝説におけるよゐこ濱口さんの登場(2000年代初頭)あたりにさかのぼるような気がしています。

2001年の秋改編で旧月曜19時枠と火曜19時の当番組枠、旧木曜19時枠の時代劇枠の入れ替えによりその年の10月18日の放送分から木曜19時枠に移動、この時期に後年の番組の存在に欠かせない人物となるよゐこの濱口優が初めて伝説に挑戦した。2002年10月にゴミ屋敷企画にリニューアル、以降マイナーチェンジを繰り返す。2003年11月頃からは、SPで高視聴率を獲得した「1ヶ月1万円節約生活」をレギュラー放送でもメインとして4 – 7週にかけて放送するようになった。濱口が海に潜ってモリで魚を獲った際の「獲ったどー!!」という独特の台詞が流行したのはこの時期である。

出典:wikipedia

まず、ポケモン。

ポケットモンスターの略語ですね。

じつはわたしは日々5歳の息子にポケモンGOのプレーを勧誘されているんですが、のらりくらり断り、アニメも全く詳しくありません。

保育園で息子と同じクラスにイケメン少年Y君がいるんですが、彼に毎日唐突に話しかけられ「なぎくんのお父さん、なに獲った?(ポケモン)」と言われても、「あ、ごめん、俺ポケモンやってねーからサ、なぎくんに聞いてくれる?ははは」とかいうぐらいの揺るがない人材です。安易に歩み寄らない。

ポケモンは、主人公サトシたちが、そこらへんで平和に生きているポケモンへ通り魔的にモンスターボールを投げて「ゲットだぜ!」という具合にとじこめ、自分の収集欲を発散しつつ、つかまえたポケモンを戦闘で好きなように「使役する」話だと理解しています。端的にまとめると酷い。

この「ゲット」という言葉はGET=獲得を示しているわけですね。

「獲得したぜ!」「俺のものだぜ!」よりは、確かに「ゲット」のほうがスマートだからそういうセリフになったのでしょう。

 

次に、いきなり黄金伝説。

これは「無人島0円生活」というちょっと前のユーチューバーがよくやりそうな企画の源流にあったわけですが、当時流行り、よゐこの濱口優さんがモリを片手に素潜りして、ウツボなど海の大物あたりをつかまえ、「獲ったどー!」と叫ぶ。そしてワイルドに料理して食べるものでしたね。

これは当時、実家に帰ったときになどにTVで目にして、おもしろかった印象です。

 

さて、このお茶の間からはじまったこの二つのコンテンツ。

そこに、2004年にカプコンから発売されたPlayStation 2のソフト「モンスターハンター」も大人気だったのでつけくわえてもよいかもしれません。

このゲームもやったことがないんですが、モンスターを狩猟するものですね。

通信プレーにより仲間同士で「狩りにいこう」みたいなことが流行っていました。

 

「ゲットだぜ!」

「獲ったどー」

 

これらは、現代社会で忘れがちな人間の本能(生きる≒獲る)を巧みに刺激するコンテンツだったのでしょう。

ポケモンでのゲットは単なる収集癖みたいなものですが、「無人島0円生活」ではそれが生命維持行為みたいなものになる。

モンハンのモンスターを狩るというコンセプトは複雑に入り組んだストレス社会のなかで、平和に暴力を発散するよい機会だったのでしょう。

それぞれ今から25年以上前の話ですが、これらのコンテンツが、現代の釣り人の精神の奥底にしみわたる。

それが、昨今釣り業界で「釣った」ではなく「獲った」と表現されるようになったきっかけではないかと思っています。

え?

「それって、ソースとかあるんすか?」

と。

すこし落ち着いてください。

すぐそうやって本当はたいして頭がよくないのにかしこぶろうとするところ。

匿名アカウントだからといって、小型犬のようにすぐに吠えたり物事にかみつき虚勢をはるところ、そういうことをやっても、釣りは上手くなりませんよ。

 

それはそうと、近年、大手釣り具メーカーは上場企業であるという使命もあり、マーケットを開拓するために女性向けプロモーションをさらに進めていますね。

が、釣り事業のど真ん中にはやはり男性がいるわけです。

男性無くして釣りマーケットは維持できない。

この男性陣のさらなる購買欲をどう焚きつけるのか。

それに効果的なのは、どの男性にも存在する、「ワイルドでありたい」「モテたい」という気持ちへの訴求なのかもしれません。

 

どういうことか。

男性釣り師に釣具や関連アパレル・備品を売り込むときに、「もっと釣れるなにか」という売り込みをするのはあたりまえですね。

加えて、昨今のメーカーは、より根源的なもの、つまり購入すると「よりワイルドになれる」「よりモテる」みたいなものをメーカーは打ち出してきているわけです。

だから、メーカー側が発する言葉も、ワイルドにみえる「獲る!」「獲った!」みたいになる。

メーカーが発するから、それを売る側や広める媒体側もそうなる。

するとそのプロモーションを見る人が「獲る!」「獲った!」と口にする。

もともとの釣り人男性諸氏がそうだからメーカーがそういう売り方をしているのだ、という考えも、またそうなのかもしれません。

 

これが「釣る!」「釣った!」だと、軟弱というか、もはや押しが弱いと感じてしまう世界になってきたのかもしれません。

 

例を挙げます。

 

「23バンディット 落し込み」 

 

という船竿があります。

このネーミングをみてあなたはどう感じましたか?

 

・・・

・・・

・・・

 

「バンディット」というのはどう意味かというと、英語で「山賊」「無頼漢」というような意味ですね。

なんで海なのに山賊なのか、パイレーツでよいのではないか、という意見もあるかと思います。

わたしの所有している大型バイクもスズキのバンディット油冷finalというやつなんですが、これも同じような背景で名付けられたものだと思います。

ちなみにchatGPTは以下のように回答していましたね。

 

 

  • 冒険の匂いがプンプンしますね
  • 言葉はあまり良い意味じゃなさそうだけど

 

と。

 

そう、あんまり良い言葉じゃないんですが、なんとなくワルっぽいワイルドなニオイがするんです。

頭は悪そうだけど、なんだか泥臭くて漢っぽい。

もう、メーカーが製品の名前をつける時点からこういう視点で行っているんです。

それをプロ陣がプロモーションするときに、

「23バンディット 落し込みなら、これまで釣れなかった魚も釣れるんですぅ!」 

みたいにいうよりも、

「23バンディット 落し込みなら、獲れなかったあの魚も獲れる!」 

みたいな方が、圧倒的に強い。

 

もうそういうことなんです。

みなさんもお気づきとは思いますが、そろそろ無駄に文章を書いているのも疲れてきました。

 

ステラ太郎さんの質問というかご指摘の件なんですが、個人的には、言葉の使い方がは人それぞれなので、「釣った」「獲った」のどちらでもいいと考えています。

が、理解しておいたほうがよさそうなのは、どんな男性にもワイルドへのあこがれがあるということなんです。

 

ウルフルズの人気曲に、「ガッツだぜ!!」というのがありましたが、その歌詞にこんなのがありますね。

モテたい やりたい ナンパされたい

 

そういうことなんです。

モテたい。

やりたい。

男なんてつまるところそれだけなんですよ。

 

「釣りがしたい」とみんないっているが、結局モテたいんだ。

釣り船に乗って女性がいると、よちよち歩きな70、80のじいさんでもモテようと矢鱈に声をかけるんです。

 

そろそろまとめます。

 

いつから釣れたが、獲れたになったんでしょうか?おかしくないですか。

というステラ太郎さんの質問なんですが、時期は前述の通りで、この25年ぐらいで流行ってきた表現なんだと思います。

では、おかしいかおかしくないかでいうと、まー表現としてはちょっとどうなのかというのはありますが、

 

「男はワイルドでモテたいもの」

 

なんよ、と、考えてもらうと、目くじらをそう立てなくても、すこしは納得できるんじゃないかと思います。

 

なんとかまとまりました。

わたしからの回答は以上です。

引き続きよろしくお願いいたします。

 

平田(@tsuyoshi_hirata

>>平田に回答してほしいことはこちらに質問を

※質問がないとエンドレスでYahoo!知恵袋などの質問を勝手に回答していく仕様です。子育て繫忙期のため、これはという質問のみ回答します。

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