船タチウオ釣果UP作戦。がまかつの「ケン付タチウオSTR」を使ってみた

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ケン付太刀魚STR
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船釣りで狙うタチウオ。

この釣りで重要なのは餌のつけ方だというのは誰しもわかっている点だとは思います。

東京湾の釣り船は8、9割方天秤+1本針(ハリス1.5~2m)ですが、この釣り鈎もポイントですね。

④フックの形状(ケンの有無・数・位置・大きさ・ハリの太さ&サイズ)

やっぱりフックの形状って重要だなと。いけてないフックだと、エサがすぐずれてしまい、そうなるとタチウオは警戒してバイトしてきません。他にもその時々の大きさや太さがあるなと。夏場だとフックサイズは1/0か2/0が主軸だと思いますが、あまりにもショートバイトが続くときには餌をカットするだけでなくて、フックのサイズを変えるというのも重要かなと思います。

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前回の台風明けのタチウオ釣り。全体的に不調であったわけですが、よりタチウオの釣果を上げるために考察した記事のなかにフックについても言及しました。

目次

がまかつの新製品『ケン付きタチウオSTR』を使ってみた

あらかじめ釣行前に購入しておいたのがこちらのがまかつの新製品ケン付きタチウオSTR。

特徴は、

  1. ケンの位置(特に軸の真ん中付近前後に2個)
  2. ケンの大きさ(ややケンが大きい)
  3. 半スレ(返しが小さめなのでショートバイトでも貫通しやすい)
  4. 赤針とノーマルカラー(ナノスムースコート)がある

このなかで重要なのは、ケンの位置と大きさかなと。

ここで身餌でのタチウオ釣りについて改めて考えてみます。

タチウオ釣りでは身餌をルアーのようにしゃくり続けるわけですが、完全にタチウオが食いつくためには警戒心をもたれてはいけませんね。

メタルジグでタチウオを狙う場合、フロントとリア側に複数のバーブレスフックをつけて主にリアクションバイトをさせる釣り(スレがかりも多い)なので、しっかり食いつかなくても、なんとなくタチウオが近くにいたりよってきただけでもフッキングします。

一方、身餌での釣りは一本針でもあり、完全に口をつかわせないといけないというところがポイントです。

食わせるためには、下から喰いあげてきたタチウオが何度かバイトしたときに餌がずれてはいけないという要素が必要ですね。

メタルジグだとエサのずれがないですからね。ちゃんとしゃくればアングラーしゃくり続けるかぎりはなんらか動き続けるわけです。

一方、身餌はシャクリやタチウオのバイトによって容易にずれて丸まってしまいます。また、エサのつけ方が悪いと、潮の速さにもよりますが、タナまでの落下時にエサがずれて回転してしまっていることもあるはずです。

こうなると動きがおかしくなるわけで、タチウオがよほど活性が高い状態でない限りバイトを誘発できないわけです。

ケン付タチウオSTRは、ケンの位置と大きさが従来品と異なっていて、同社の旧製品ともケンの位置が異なっています。

軸の中心付近の上下にケンがあって、これが身エサをしっかりホールドします。

サバ餌の皮側からケン付きタチウオSTRを装着してみた様子。

管付近にケンがあるタイプがこれまでのタチウオフックに多かったですが、やはり、軸付近にあるとずれないですね。

ケンの大きさや数はフック自体の強度低下や製造コスト増につながるわけですが、欲をいれば、管付近にもう一個ケンがあると(ケンの向きは外側)、最初に刺す付近をよりしっかり固定できて水の抵抗も少なくなるのではないかなーと素人ながら考えてみたりします。

背側の皮目の間を通して皮に抜き、上部の身をすこし挟みで切り取り、水流の抵抗を少なくするという技もあるとはおもうですが、あまり工夫しなくてもしっかりとまるほうが初心者にとってもよいとは思うので、フックはまだまだ改善の余地がありそうですね。

こちらはコノシロ餌に装着してみた様子。皮と身の隙間から皮側へぬいて、上部の身をハサミで削ぐことによって水の抵抗を減らしています。

タチウオフックの今後

これまで使っていたフックが、ダイワのD-MAX船タチウオSSだったのですが、これも形状がいいんですよね。

出典:DAIWA

このフックの一番下のケン位置を下側に移動するだけでさらによくなりそうな気がしないでもないです。

各メーカーの今後の動きが楽しみですね。

これからのベストな身餌はワームになるんじゃないかなと

タチウオの船釣りで使われる身餌は船宿によっても異なるとは思いますが、サバメインでコノシロが入るのがスタンダードかなと。

これらは食い込みがいいわけですが、どうしても身がほぐれやすく皮目も切れやすいと言えます。

個人的な意見ですがタチウオはエサの動きでバイトしていると思うので、伸びて多少のバイトでも割れにくい素材で短冊状のワームを作ればよいのではないかと。

色や味もエサのイワシに寄せたり。イワシのフォルムに似せすぎると原価もかかるはずなので、短冊状のワームで表面を魚の背側、裏面を腹側のパールホワイトあたりにすればよい気がします。

堤防からのタチウオ狙いではワインド(ダート型ジグヘッド+ワーム)が主流ですが、あのワームより、餌持ちしやすいものが求められますね。

一方、あまり持ちすぎても消耗品として販売が増えないのでメーカーとしては、1回の釣行で1袋ぐらいを消耗してくれる適度な強度が求められます。それと、みんながワームを使うと海のゴミも増えるわけで、自然分解素材でそれができればなおいいですね。

日本の釣りメーカーは―世界で一番優秀だと思うので、きっとそのうちできるはずです。

タチウオ短冊ワーム。

できたらいいですね^^

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