どうもカリブの近海賊です。
オフショアの釣りをはじめて2年ほどになるでしょうか…
誘ってくれる友人に恵まれ、乗る船の船長に恵まれ、見知らぬ釣り人との出会いに恵まれ…。
比較的、好釣果でここまで来れ、心折れる事なくオフショアが続けられているわけです。
が、オフショアを始めた当初から、準備はしているがしたことのない釣りがありまして…
それが、タイラバなんです。
ジギングほどしんどくなくて、なおかつ底物がよく釣れ、さらには青物までも…!
現に、我が長男は、PE0.6号のタイラバセットでメジロを釣っています。
…そう、オヤジが先を越されてます。(笑)
と、言うことで今回は、岡山県の遊魚船、「strike!」でタイラバをしてきました!
いざタイラバ釣行!
strike!の船長はお歳のわりに?すんごぃフレンドリーで…終始、喋って盛り上げてくれました。そんなお話を聞きながら、仲間に釣り方を教わっていると直ぐにポイント到着。
早速開始!とりあえずオーソドックスな市販品セットのみでトライ。
タイラバなのですが、基本的に合わせは必要ないようです。合わせると口が切れるそうですが、人によっては「合わせくらいで切れるようなかかり具合ならどこかでバレる」って人もいるそうです。
合わせない…ジギングやエギングで散々鬼合わせしてきた僕には酷です。(笑)
しかし、釣果のため、封印します。
ボトムまでの距離を知らせてくれて、タナも知らせてくれる、ここまではジギング船と一緒ですね。
ボトムをとり、定速でボトムから5m程度まで巻き上げることをひたすら繰り返します。基本的には定速リトリーブですが、巻きは定速で緩急つけたり、ステイ入れたりってのもありだそうです。
が、まだなにもわからないのでスタンダードに定速リトリーブ。
と!!
タイラバ師匠ヒット!!
鯛独特の叩くような、コンコン!ココンッ!ってな当たり!
竿のシナリとドラグでいなします!出しすぎると隣とまつるので出過ぎないようにスプールを押さえるようにします。ただし、サイズが大きければある程度は出さないとラインブレイクしちゃいます。
と、なんなくネットイン。さすがタイラバ師匠!
イーナーイーナー。早く安心したいなー。(笑)
ジギングでもですが、とりあえず、大小関わらず1匹釣れないと安心できません。ボーズ、怖い…。
コ…コン…。
キ、キター!
ちっさ…
せんちょ「…どうする…?」
私「ちっさいんで、リリースでしょ。」(キープしたい…キープ…)
あぁ、記念すべきタイラバ1匹目…(涙)
コンコン!
なげく間もなく次が!
コン!ココンッ!
おぉ!
明らかにさっきよりデカい!
持って帰れるヤツ!(笑)
バレるな…バレるなよ…
ヤター!ヤタヨー!美味しそうサイズ来たよー!
よし、一安心!
これで安心して釣れる!
1匹くると自分のやり方で合ってるんだ、と、自信がつきます。
▶次ページ、巨大真鯛か!?
巨大真鯛か!?
風の当たりか、潮回りか、船の右舷側ばかりアタリが来ます。そして僕は右舷。アザース。
「キタ!」
前の釣り人が叫びます。そう、右舷の前。(笑)
あ~まぁまぁええサイズやな~とみんなが思う。
が、上がってくるとなんとかなりのビッグサイズ!73cm!!
おぉいいなぁ!!
と、
ドォォーーーンッ!
今度は左舷でのお客さん!!
竿がしなる!!
ん?
あがらない…
「根掛かりやなー。」
と。
あー残念。船長が直上付近まで船を寄せてくれます。
ドゥーン、ドゥーン!
引いてるやん!!生き物やん!
なんそれ!ナニ来たん!!
みんなワクワク…
左舷、誰も竿出しません。
右舷の人もキョロキョロ。
僕釣りになりません。(笑)
「何かみたい!頼む上げてくれ!」
みんな懇願!
こんな一体感あるでしょうか?
楽しー!
水深は浅いのに10分くらいはかかったでしょうか…
やっとシルエットが…
ヌゥゥーーーン…
「エイやん!」
そうエイ!
これはアカエイらしいです。うまく〆れば刺身でいけるみたい。エイヒレは有名ですね。
ネットにギリギリなでかエイ…
「リリースで。」
ですよね。(笑)
潮どまりはジグラバで?
昼が過ぎ、太陽サンサンでアタリも減り、暑さと揺れでダウンする人も。
ポツポツ、アタリがあっても、のらない。
こんなのが続きます。
潮が止まるタイミングも何度か。そうなればタイラバは不利なようです。
そんな時にはこれ!!
ジグラバ?(笑)
タイラバの針とネクタイをジグにつけます。ジグはシルエットの小さいタングステンタイプがいいようです。これはTGベイト45gです。
潮止まりにはこれが大変有効で場合によってはこれにしかこない事もあるそう。
鯛だけでなく根魚にも有効なのも魅力!
手を変え品を変え、少ないアタリをものにする…他にもスピナー着けたり、ワームつけたり、ガルプスプレーをふったりしましたが顕著な違いはありませんでした。
▶次ページで釣果を紹介!
釣果
結果、船中釣果は20オーバー。比較的バラシは少なかったと思われます。
私の釣果はリリース1匹、55cmオーバー(絞めたら縮むらしい…)筆頭に5匹、計6匹!華々しいタイラバデビューとなったのではないでしょうか?
また、いけない扉を開いてしまったような気がするのは言うまでもありません。
あータノシカッタ。(笑)
釣った鯛は冷蔵庫に入りきらないので早速調理。
みなさん!鯛はキッチンで捌いては行けません!排水口鱗で詰まるから!!
<今回利用した遊漁船>
今回のタックル
ロッド:炎月SS B610ML-S
リール:グラップラーCT
ライン:PE 0.6号
リーダー:フロロの16lb
※途中ラインブレイクし、サブリールのダイワ ICV(PE 0.8 リーダー フロロ20lb)に交換
ORETSURI フィールドレポーターの過去寄稿記事と応募要項
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