いやさ、がっつり食べたいわけんじゃないだよ。
とはいってもなにかをお腹に入れたいな。
いいや、お菓子じゃないんだよ。俺っちが求めているのはもっとこう、サラサラっとしたやつだよ。
そうそう。茶漬けだよ。
え?永谷園だって?
それはそれで旨いんでいいんだけども、もうちょっと満足感があるやつがいいよ。
あ、そうだ、冷蔵庫のチルドルームにヒラメのサクの残りを寝かしてあるんだった。流石釣り人。よし、あれだよ。あれをつかって「ヒラメのまご茶漬け」でもつくるとするか。おう、そうするか。
ヒラメの孫茶漬けの作り方
と、いうわけで深夜のまご茶漬けづくりです。
もし週末に魚釣りにいったら、そのサクがあまっていませんかね。ヒラメはちょっと高級すぎるという場合でも、アジでもいいと思うんです。氷締めのマアジは生食だと4日ぐらいがギリだと思いながらも。
白身だと、夏場ならスズキやマゴチもいいでしょう。
だがね、
うちにはこいつがいるんだ。ヒラメのサクだよ。
ソゲだけどね。
おほほほほ。
このサクを一口サイズにきりわける。
こちらはゴマダレ。
特殊な配合をしているんだよ。
<特殊な配合>
- 練りごま
- すりごま
- 昆布だし少々
- 淡口醤油少々
- 生姜すりおろし少々
- 砂糖少々
これらをねりねり、ねりっと、かるーく練り上げる。
どこが特殊なのか。
まー練りごまを中心にいろいろいれておけばいいんですよ。白みそをかましてもいいと思いますよ。
コク甘しょっぱくなってればいいんです。四の五のいいなさんな。
あとはヒラメのサクをかるくあえる。ごりごりやると身がくずれますんでね。
すこしおいておくと味がしみるんですが、今回はこのままで。
冷凍庫から白メシをとりだして、チンしてかいとう。碗に軽くもり、大葉を敷き詰めつつ、みょうがスライスを散らす。
みょうがは嫌いな人もいるので適度にどうぞ。
四の五の言いなさんな。すすればわかるよ
あとは昆布だしをかける。
出汁のとりかただって?
だしの素でええじゃないか。便利な時代だよ。あんまり力まなくていいよ。深夜だし。
もう2時になるぞ。
ちょっと七味と小葱ぐらいはかましたほうがいいんじゃないか。風味もでるよ。
食べるときは、ゴマダレヒラメとメシをささっとかき回して、しみじみかきこむ。
ずず。ふー。うめー。
ずず。ふー。たまんねーな。
ずず。あれ、これゴハンがすくないんじゃ。
ずず。ま、ヒラメはまだ仕込んでいるのがあるんだし、白飯を冷凍庫から召喚して、またレンチンすればいいんじゃないか。召喚魔法シロメシってかおい。ずず。
あははは、あははは、たのしいな。おいしいな。
という具合です。
お腹まわりが腰巻ライフジャケットみたいになっているおっさん諸氏はほどほどに。
ではでは。
平田(@tsuyoshi_hirata)
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▼これは人生の真理ですが、練りごまを冷蔵庫で常備しておくだけで人生の質が3倍よくなります。ようしらんけど。