どうもこんにちは。イシモチ名誉回復委員会です。
さて、
しばしば、「イシモチかー。アジの方がいいなー」とディスられているのを聞くのですが、貴殿はイシモチの何を知ってるか!ってやつですよ。
もうね、VIVAイシモチです。
この魚は何をしてもうまい。ただし、しっかり下処理して持ち帰ればの話なんですがね。今回は、イシモチをベトナム料理にしてご覧にいれますよ。本当のイシモチをみせてやりますよ。
イシモチは水分をとりつつ寝かせるとまた良さが出る
イシモチは水分が多い魚なのですが、水分が多い魚全般に言えるのが、まー身が柔らかすぎな件について。ってやつです。
これは昆布締めやらにして締めてもよいんですが、下処理して軽く塩をうって、数日ドリップをペーパーで拭いつつ寝かせてばおけまるくんです。
こちらは5日目のイシモチ。
あいかわら顔が厳つめですね。
今回は焼き魚にするんですが、ある調味料があるので、このように飾り包丁をすぱすぱと入れていきます。
そこに・・・
これです。
サテ・トム。
これはべトナムの調味料なのですが、日本ではベトナムラー油的に紹介されています。カルディでも購入できるはず。
中味は、小エビ+にんにく+カー(東南アジアの生姜)+唐辛子+レモングラスをすりつぶしたもの。
これに、ネギ油とコリアンダーを混ぜ込んで、イシモチ氏の表面と腹の中に塗りたくりましょう。コクがあったほうが好きな人はココナッツパウダーを練りこむとさらによいです。
この通り。
さらにそれっぽく見せるためには・・・
空いた腹のなかに、乾燥レモングラスとパクチーの根を封入します。
で、魚焼きグリルなどで焼く。
10分から15分ぐらいかなと。
すると、なんだかエスニックな香りが漂ってきて・・・
できあがる。
ちょっと焦がしてしまいましたが。
皿に盛り付ける。
パクチーが好きな人はパクチーと一緒に食べるとよいです。
腹の中はこれだ。
なんだかこだわっているようにみえて、香りもまーついているとは思うんですが、なくてもよいです。
が、なんだか一工夫しているっぽく見せるにはこういうひと手間がたいせつです。
日本の会社でも、仕事をしてるっぽく見せる力が高い人が出世します。
立身出世したいひとであれば、「実技」である仕事はちゃんとやりつつ、さらに「見せ技」を磨きましょう。
この「見せ技」ができてない人は大体、諸々上手な輩に先んじられてしまいます。
そんなん哀しいじゃないですか。だったら「見せ技」ですよ。
これが見せ技のあとです。
イシモチもこのハラスあたりに脂が多く、一番味わい深い部位。
水分をぬいていることもあり、ぐずぐずしないで、ほっこりした味わい。
ああ、ベトナムだなー。ようしらんけど。
このように追いサテ・トム、追いパクをしながら一緒に食べるとさらに美味です。
辛い。旨い。辛い。旨い。辛い。旨い。あーうまい。
ネプモイのみたい。
ではでは。
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▼実はサテ・トムは、あのペヤングにもよく合うので常備すべきです。シーフードヌードルに入れても美味。