「ウナギ釣りのシーズンっていつ?」
と、
問われて、即答できるあなたは立派なウナギ釣り師ですね。
本州の河川であれば4月ごろから釣れ出して、だいたい10月ぐらいまでが狙って釣れる時期。
気づいたらもう9月になるということで重い腰をあげてウナギ釣りにいってきました。
神奈川県某所でウナギ釣り
舞台は神奈川の住宅街。
川幅は15メートル程度。水深は、そうですねーMAXで1メートルぐらいかなと。
このポイントでは護岸のエグレ(コイなどが増水時に逃げられるようになっている)の中もしくは葦の根部分のエグレにウナギがいることが分かっています。
さて、早速用意して。
エサはアオイソメの房掛けです。垂らしをここから半分きります。
時間帯的に満潮にむけて潮があがってきている状態。こういうポイントではミミズよりアオイソメのほうが動きもよく、良い気がします。
が、このイソメ、冷蔵庫で保存していたのでだいぶ弱っているんですよね。さわっただけで切れるアレです。
というか、このイソメが弱っているなと気づいたからウナギ釣りに来たようなもんです。あ、言っちゃったこいつ。
このように護岸脇に仕掛けを垂らす。
水深は、そうですなー、40cm程度。
小型の中通しオモリながら、1秒で着底します。
さっそく、チリン♪
む!
・・・
・・・
・・・
ゴミ。
ウナギ釣りあるあるですね。
気を取り直してイソメを装着。
チリン♪
ちょっとくわせよう。
チリン♪チリンチリン♪チリン♪
ここで聞き合わせ。バス釣り的にいえばスウィープ気味にフッキングってやつです。
あ。のった。
ぬ。重い。
モクズガニ??
いや、ウナギだ。でかい。
あ、
巻かれた。
川が泥底ではなく石や杭などがかなり沈んでいるところで、アタリがあってすぐにあげないと潜られるというやつです。
・・・
ス…
PEから切れてもうた。
1号だと弱いようですね。遠投の必要性もないので2号~3号ぐらいを投下したほうがいいなと。
ここからアタリがでるでる
ウナギ釣りにも時合があって、釣りはじめてから40分ほどでアタリが頻発。
リリン♪
貴殿でしたか(セイゴ)
・・・
リリン♪
マリリン♪
お、本命。
が、ほっそいのでリリースです。
どの釣りでもそうですが、小型の個体がいるっていうことは命がめぐっているなーと感じられなんとなくよい気持ちになります。釣っておいてなんですが、こういうのって、釣り人だからわかることなんですよね。
釣っている最中住宅街なので、おばちゃんあたりに声をかけられ、
おばちゃん「あら、何を釣ってるの?ハゼ?」
わたし「ウナギですよ」
おばちゃん「え、ウナギなんてこの川にいるの!びっくり。最近は高くなったわよねー。食べられるのかしら」
みたいなやりとりがだいたい1日1回はあるのが都市河川でのウナギ釣りです。
絶滅危惧種とされているウナギも、たしかに自分たちが生活している川で生きている。
これを知っているのと、知らないのとでは身近な川への配慮が変わってくるんじゃないかなと。
洪水や事故対策で川と親しみにくくなった河川が増えましたが、身近で触れ合って感じることによって、見えてくることもあるんじゃないかなと。
と。
・・・
・・・
リリン♪
イソメ自体が弱っているのですぐもげる。
どうやら最初の良型ウナギっぽいアタリ以降は、大型のウナギのあたりはなくなり、鉛筆サイズのウナギやハゼやセイゴのあたりのみでるようになってきました。
ハリス5号の市販のウナギ針なので、小型のものはあまり釣らなくてすみます。
・・・
・・・
リリン♪
貴殿でしたか(マハゼ)
8末でこの川でもいいサイズのハゼがとれるんだな。
とか思いながらかわいいので水槽で飼うことに。
まとめ
ということで、ウナギの手ごたえはあったので、雨後のベストタイムに万全のエサとタックルで狙ってみたいと思います。
<本日の気づき>
- 障害物が多いところでは道糸を太く(ハリスはもともと5号だったので十分)
- 足元の釣りだったら船竿でよさそう
- やっぱり生きのよいエサを用意したほうがいい
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ウナギを持ち帰る際は網付きの水汲みバケツあたりが便利かなと。ちなみに、ダイワの水汲みバケツを使っているんですが、これ堤防釣りで魚をいれて海につるしておくと簡易的なスカリになります。小型の魚まではこれで十分。