先日作ったクロダイの兜煮。
これが実にうまかったのですよ。
そんでもって、このクロダイの立派な歯をみていて、はく製にして保存したいなとおもったわけです。
クロダイの歯のはく製をつくるぞ
まずクロダイの兜煮をきれいに食べ終えた後、流水とつまようじで身をきれいに取り除きます。
次に鍋に焼酎をいれ、歯の部分を煮だします。
アルコールの純度が高いほうが骨についたニオイも揮発します。
20分ぐらい煮だすと、このように骨と軟骨のエキスが煮だされます。いわゆる鯛骨エキスってやつです。
煮だしたあとの歯を取り出し、よく陰干ししましょう。
「へい旦那、おまちどうさん。クロダイの入れ歯ができあがったよ。」
うむ。攻撃力+255といったところでしょうか。
これがあれば煎餅どころか殻付きの牡蠣でもなんでもバリボリいけるぜ。どんとこい。
クロダイの入れ歯を装着してみた
このクロダイの歯のはく製は食事を補助するために使うのはなかなかむずかしいのですが、インパクトのある見せ入れ歯にすることも可能です。
昨今10月あたりになると世間では、リア充がハロウィーンの仮装をして騒がしかったりしますが、釣り師のみなさんは、クロダイとか石鯛の入れ歯で、魚の格好でもして練り歩けば人気者になれるかもしれませんね。
他にもこの入れ歯はビジネスシーンでもいろいろと役に立ちそうな予感がしています。
例えば・・・
MTGで急に話題をふられたとき。
圧倒的なとぼけた感により、話題をふった人間の気力をそぎつつ、うまく発言をスルーしたいときに効果的です。
出っ歯で悩んでいる人が安心するぐらいの出っ張具合の図。
ビジネスをしていると取引先の担当者が出っ歯すぎる場合もありますね。こうしたとき相手の心情に十二分に配慮してビジネスを円滑にすすめることが可能です。
勢いあまって鼻毛が写りすぎてモザイク加工した図
ビジネスパーソンたるもの、朝出勤して、ジョージアあたりのまずいコーヒーをかまして一息つき、ふとトイレの鏡をみた瞬間に、自分の鼻毛が威勢よく出ていることに気づくこともありますね。
ご安心ください。そんなときこの入れ歯があれば、みんなの視点は歯にくぎ付けなので、鼻毛うんぬんといわれることは全くありません。
まとめ
クロダイの入れ歯。これはディスプレイとして飾るだけでも造形的におもしろいですし、子供ちゃんの夏休みの宿題の題材としてもよさそうです。
他にも、ハロウィーンでリア充を制圧することにも役立ちすし、隠れた効果としてビジネス全般でも役立つわけです。
すげーな黒鯛の全能感。
ということで、ぜひみなさんも黒鯛や石鯛などを釣り上げたら、作成してみましょう。
ではでは。