ブリーデンの「メタルマル」はショアジギングや、ボートでのカマスなどルアー五目をする人にとって、必携アイテムかなと思っています。
こちらは「メタルマル28g」。
一見エギような形でありつつも、樹脂製ではなく金属製。ノーマルモデルはリアフックがダブルフック仕様でコロラドブレード付きなのが特徴です。
メタルマルは、ソルトルアーを多くリリースしているブリーデンの超人気ルアー。
それでキャッチコピーは「魚種限定解除」というパワーワードなんですよね!
たしかにもうなんでも釣れるというぐらい、いろんな魚が釣れます。これ、ほんと。
使い方によってメタルジグのように表層から底まで狙えつつ、コロラドブレードのフラッシングが日中でも魚を引き寄せます。
ショアやボートからルアー釣りをするときに、パイロットルアー的に、1投目何を投げるか。
わたしの場合は、だいたいメタルマルです。
比較的飛距離もでるので、ソルトアングラー諸氏のなかにも同じ選択肢をとる方が多いんじゃないでしょうか。
今回は、メタルマルについて解説していきます。
「メタルマル」のぶっとぶ飛距離とアピール力!
サーフでも堤防でもボートでもよいのですが、最初はパイロットルアーとして、広く海の状況確認したいですよね。
メタルマルは金属製ボディということもあり、メタルジグと同等に飛距離が出ます。
さらにブレードがついているので、広く魚にアピールでき、ファーストバイトを誘いやすいと思います。
「メタルマル」なら表層からボトムまで使える
メタルマルは、メタルジグ+エギ(のような形状)+スピンテールという構成ということもあり、表層からボトムまで幅広く誘いやすいルアーです。
なれない釣り場では、はじめに着底までのカウントをとり、ボトムから順に探っていくとよいでしょう。
たとえば、キャストして一定の速度で数えたとき10秒で着底するようであれば、5秒で中層、2秒で表層付近というように釣っていきます。
ボトム付近では根魚。中層や表層では青物がヒットします。
メタルマルの釣り方
ただ巻
ルアーフィッシングをすると、なんでもすぐにアクションをつけたくなってしまいますが、意外とただ巻でも釣れます。
激しいアクションほど、魚のスレが速くなります。まずはただ巻で一投ごとにスピードの強弱をつけてみるとよいでしょう。
一般的なメタルジグとことなり、メタルマルであれば、ただ巻でもテールのブレードが対象魚にアピールします。
短めのジャークを繰り返す
夏場はワカシやサバが入れ食い
夏から秋など、明らかにフィッシュイーターが接岸して海面がざわついているようなときは、ワンキャスト、ワンバイトも狙うことができます。
この場合、短めのピッチでジャークしてみるとよいです。
サバやワカシ・イナダあたりはこれでリアクションバイトしてきます。
フォールで狙う
ボトム狙いは、ハタ・カサゴなどの根魚がメイン
エギ同様、フォールで魚を食わせる釣り方もあります。
中層付近を泳ぐ回遊魚だけでなく、ボトム付近のメバル・カサゴ・ハタなどの根魚にはフォールで喰わせるとよいでしょう。
フォール主体の場合は、根がかり対策を考えてシングルフックチューンにしたり、軽めのものをつかうとよいです。
地形を知らないうちに、いきなり28gや40gでボトムをとると高確率で根がかりしてロストしてしまいます。
メタルマルで釣れる魚
魚種限定解除ということで、青物から根魚まで様々なものが釣れます。
フィッシュイーター以外でも釣れますよ。
個人的に釣ったことがあるのは、イナダやサバなどの青物や根魚、やカマス。それとショウサイフグ(スレがかりですが。。。)なども釣れたことがあります。
メタルマルの種類
カラーは15種 。重さは、13g、19g、28g、40g(NEW)があります。
アジングやメバリングでやや沖目に遠投して狙う場合は13g。ライトショアジギングとしてロングキャストしたい場合は28gや40グラムを選べばよいと思います。
40グラムであれば、100m程度の遠投も可能ですし、オフショアでも使える場面が増えてきますね。
どんな魚を狙うかや、水深、天候などによって重量やカラーは変わってくるかなと。
個人的には、ライトショアジギングが多いので28gと19g(ややフォールスピードを落としたい場合)を愛用しています。
リアル店舗では、比較的28gや40gは品薄な気がします。
というか、量販店でも売っていないのですが、Amazonなどのネット販売であれば、さほど売価の変動なく購入することができますのでよかったらチェックしてみるとよいでしょう。
メタルマルのカスタマイズ
替えフック&ブレードがある!
メタルマルの特徴は、リアフックのダブルフックとコロラドブレードなのですが、これがダブルフックだからこそフッキングもよいなと感じています。
一方、使いつづけると、フックの針先が甘くなったり、ブレードのメッキ処理が曇りはじめるので、専用の替えフック&ブレードを買うとよいでしょう。
ちなみにブレードのカラーはシルバーとゴールドがあります。一般的には澄潮はシルバーで濁り潮にはゴールドが有効というのが通説です。
シングルフックチューンで根がかりを軽減して根魚狙い!
根魚を狙う場合、当然ボトム狙いになるわけですが、根がかりによるロストの可能性も増えてきます。
こうした場所を狙う場合は、あらかじめシングルフックチューンにしておくと、根がかりの可能性を低減することができます。シングルフックは、アイ部分がタテとヨコのモデルにわかれています。
「メタルマル」にはエギングやライトショアジギタックルが合う!
メタルマルをキャストするときは、エギングロッドやシーバスロッド・ライトショアジギングロッドがよいです。
アジングやメバリングロッドの場合は、13gのメタルマルを選択しつつ、その重量に耐え得るロッドとラインを用意しましょう。
無理をするとロッドの破損や高切れによるルアーロストで悲しい思いをしてしまいます。
キャストの仕方もルアーの重さの反動を利用するのではなく、できるだけロッドに負荷をかけない投げ方を工夫するとトラブルもすくないでしょう。
人気のメタルマルもネットだと買えるかも
メタルマルは大人気で品薄状態が続いています。
大手ショップでも28gや40gは、ほとんど売り切れだったり。入荷しても誰かがごそっと買ってしまいます。
もし販売されていても、人気のイワシカラーなど、ほしいカラーが売り切れていたり。
今後生産体制も変わるのかもしれませんが、お近くのショップで見当たらない場合、現状はAmazonなどのネット経由で購入するとよいでしょう。