無駄にオーバースペックタックルで攻める都市河川ナマズ釣行

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ジョイントジッターバグ
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※この記事はよくある釣れてないじゃん系の記事です。そのあたりを考慮して、それでも読み進めたいかたはどうぞどうぞ読んでいただければと思います。

目次

まえおき

先日、テナガエビ釣りにいったところ、濡れた苔護岸で見事に転倒し、久しぶりに盛大な尻餅をついた拍子にiPhone6がダイブして、5秒ほど水深20センチに沈みました。。。膝下びちょぬれのまま、へらへらして家に帰り洗濯をしてジーンズを干し翌日みたら、このザマですよ。

苔がこびりついてやがる。。。

みなさんもスマートフォンの防水対策はしっかりやったほうがいいですよ。わたしのiPhone6ときたらしばらく強制終了画面になって、そのうち、電源がきかなくなったのですが、数日たったらもとに戻りました。なんとかなるもんですね。

深夜の都市河川へ

この日は日中予定があったので、夜21時ごろより都市河川へ。いつもはスピニングのシーバスロッド(アングラーズリパブリックのショアガン)レブロス3000(PE1.5号)というのがわたしのナマズタックルなのですが、今回はかなりオーバースペックながらアブガルシアのワールドモンスターWM60(PE4号)で筋トレです。それぞれパックロッドなのでバイクでの釣行も便利です。タックルのセッティングは自動販売機のあかりで行います。

ルアーはキャタピー。眼にケミホタル25を入れるとかわいいですね。

ほんでもって、河原についてめぼしいポイントへ投げてみるのですが、まー投げづらい。バックララの連続です。。。それもそのはず、ワールドモンスターはある程度重めのルアーでないとロッドがまーったくしならないのでキャストするのが難しいのですよ。

このロッドですが、なんと公称では300gのものまでキャストできるらしいです。

40グラムぐらいはルアーの荷重がほしいところだなと思いながら3か所のブレーキを調整し、ルアーをキャストするタイミング)をやっと会得して、やっと釣りらしくなってきました。

<無駄ノウハウ>固い竿で軽いルアーを投げなくてはいけない羽目になったときのコツは、完全にロッドを棒として考え、ルアーのリリースタイミングを早目にするとよいです

このタックルだと、1メートルぐらいの鯉がきても寄せられる自信があります。アリゲーターガーがきてもイケるなこれ。とか、無駄に思いながら、岸際、瀬から淵へのラインなどを丹念に攻めていきます。

岸際に近寄ってみると、稚鮎でしょう。おびただしい量のベイトがいて、そのまわりには鯉とナマズがいて、近寄るとものすごい勢いで逃げていきます。あーこれ、エサ多すぎでルアー食べないパターンですね。みなさんも経験がありますでしょうか。海のシーバス釣り等でベイトのイワシが多すぎて一切ルアーに反応しないあれと似ています。

派手に音を立ててみる

こういうときは、リアクションバイト狙いで、より派手に音をたててみようというわけで、ジョイントジッターバグ(ラトルイン)の登場です。背中にケミホタル25を背負っているので視認性も抜群です。ジョイントジッターバグにはラトルがないものもありますが、ジョイントの時点でアクションが強いので、どうせならラトルインのほうがいいんじゃないかなといつも思っています。とはいえ、波動が重要なんだという方もいらっしゃるかもしれませんね。

が、釣れず。

段々、ワールドモンスターをつかった深夜の素振り練習に思えてきました。魚はいるんですよ。ナマズもそばを逃げていくのをヘッドライトで確認しました。このとき一つ気づいたのが、ポイントに近づきすぎというやつです。この都市河川のナマズはスレていて、些細な音に反応して深場に逃げてしまうんです。そのため、狙ったポイントへは遠投が必須なんです。

が、この日の気まぐれタックルは遠投がきかないのです。飛んで30メートルぐらい。忍び足で慎重に河原に近づき、狙ったポイント±10センチには落としたいのですが、どうしてもある程度近づく必要があり、その時点でナマズにこちらの動向を察知されているわけです。。。

あーだめだこれ。と、思いながら釣れてきたクレソン。都市河川ではクレソンも鯉などの貴重な産卵場所です。

趣向を変えてジグヘッド&ワームにして瀬と淵の際を狙っていたら、マルタウグイ。しかもちゃんと口にかかっているという。。。産卵活動のところ深夜に失礼しました。

その後、河川の合流部でようやく、

ボフっ。

と、控えめなナマズの捕食音。が、乗りません。

まー、2017初ナマズ釣りでこの音がきけてよかったということで撤収することに。

それにしてもタックル間違えたなーと。ナマズはナマズでもレッドテールキャットとかを釣る装備でしたね。また、遠投タックルをもって出直したいと思います。

余談:深夜の河原の魅力

深夜の河原というのは、変な魅力があります。釣り歩いて、ワンドに到着したところ、なんだか胸騒ぎを感じて、脇を見ると、うわなんてこった死体かとおもってよく見直してみたら流れ着いた帽子とゴミが融合したものだったり、ふと後ろで気配を感じ、まさか幽霊!?もしくは変質者!?と、おもったら平成狸合戦ポンポコ風の狸の親子だったり、エレファントカシマシをうたって藪を突っきったら、いきなり迷彩つなぎのフル装備ナマズ師と鉢合わせ、「こんばんはー」と朗らかにごまかしたり。川のにおいも、まー本当は臭いんですが、そのうち落ち着くニオイに感じられてくるのが不思議です。あと真夏は虫が矢鱈にすごくて、実際すごく吸血されるんですが、なんというか、妙に興奮して、心地よい疲れでその夜は眠ることができたり。釣り終わったあとに家で冷えた缶ビールを飲むのもたまりません。

と、ナマズは釣れない記事でしたが、次回はちゃんと遠投タックルでみなさんにナマズの写真をお届けしたいと思います。でも、釣れなくても、またあれこれ御託をならべた記事をおおくりするかも。

ではでは。

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