はじめまして!YouTubeチャンネル『Nao釣りSUP』をやっていますNaoです。
実は私、2016年の春から釣りをはじめたばかりのまだまだ初心者アングラーなのですが、あれよあれよという間にSUPで海に漕ぎ出して釣りをするようになりました。
SUPとは?
そもそもSUPとは何なのかというと、でっかいサーフボードだと思って頂ければと思います。
起源は、ハワイあたりでカヌーのパドルを使いながらサーフィンをしたのが始まりなんだとか。
因みにSUPとはスタンドアップパドルの略で、ボードに立ちながらパドルを漕ぐスポーツなのですが、釣りで使う場合、ほとんどの人は座りながら使ってます。カヤックみたいな使い方ですね。
座ったままの場合、パドルもカヤック用を使う人もいますよ。立たないならその方が効率的に漕げるかもしれません。私は波のないときだけ立ち漕ぎして、普段使わない筋肉を使うことで痩せた気になります(笑)
釣りに適したSUP、適さないSUPなど選び方もあるのですがそこら辺は改めて寄稿しようかと思います。
SUPフィッシングをはじめた頃の話
私がSUPフィッシングをはじめたのは2017年の春でした。
釣り自体が素人なのに、ひとり大海原へ漕ぎ出したわけですが、どこに何が居るのやら…。ルアーを投げてもなーんにも反応なし。むしろ漕ぐのに精一杯で釣りなんて出来ない!?というような釣行が続いたもんです。
今思えばまだ海水温が低い春に初心者が闇雲にルアーを投げたところでまあ当然の結果…ですよね。
もしこれからSUPフィッシングをはじめる人がいましたら、最初は水温が高めの時期からはじめて、手漕ぎボート屋さんの釣果情報を参考にしつつ、その近くで釣らせて貰うと良いと思います。
当然、ボートに近付きすぎたりボート屋さんや定置網のブイに係留したりと、迷惑になる行為はやめましょう。
あと、ボウズ逃れとしては一握りの餌を持ってくと良いです。
スーパーで半額になったイカを買ってきて5ミリ角位に切って小分けに冷凍しとけば場所もとりませんし、1匹で釣行5回分位の量がとれてお安いですよ。
SUPフィッシング2年目は色々釣れるようになってきた!
高級魚アカハタもSUPで狙える!
SUPフィッシング2年目の今では、よく行くポイントの駆け上がりや根が何処にあるのか、その時期に何が釣れるのかなどが大体分かってきました。
すると、比較的大きな魚も釣れるようになりました。
まだまだ腕も足りなければ運に助けられることも多いですけどね。
周りを見るとやっぱり上手い人は渋いときでもなんとか釣ってますし、釣り方にこだわりを持ってたり、餌や良く釣れるワームは封印するなどの縛りルールを設けて楽しんでいる人もいて、SUPフィッシングも奥深い世界だなと思います。
私はまだそこまで達観してないので美味しい魚が釣れさえすれば楽しく、割と色々なんでも試しちゃいます(笑)
キャッチ&イート派です
釣りのスタイルはそれぞれありますが、私は基本的に釣れた魚は食べる派です。
なので釣ったらすぐに血抜きするなど美味しく持ち帰るためのノウハウも日々研究してます。
ただ、SUP上で行う血抜き等の処理はサメを寄せるリスクもありますので、サメの多い場所やほかの人が近くにいるときは避けるなど、気を付けたほうがよいかと思います。
上の写真はアカハタとホウボウの握り寿司と皮ポン酢です。
握りは甘みの強いホウボウの勝利、皮ポン酢はコラーゲンたっぷりで分厚いアカハタの勝利でした。
自己紹介などはこのぐらいにして、最新のSUP釣行記(エギング・ジギング)をご紹介します。
最新のSUP釣行記(エギング・ジギング)
最近はアオリイカ狙いが続いていたのですが、この日もまたイカ狙いからはじめることに。
朝焼けが綺麗な日でした。
このポイントの実績は大体水深20m前後だったので、そこからスタートです。
若干風がある予報でしたが、浅場は山が壁になりほとんど無風の状態。
狙い方は最近仲間内で流行りの『鱒レンティップラン』です。
『鱒レンティップラン』とはなんぞやということなんですが、要は『鱒レンジャー』という、ものすごーく柔らかいグラス素材のトラウトロッドで色々釣ってみようという遊びです。
このロッドでイカを釣ると、ヒットした瞬間に海面に竿が突き刺さりながらドラグが、
ジーっ!!
と、なるんです。もうやみつきです。
使用餌木はダイワのエメラルダス ボートⅡです。
オススメされて買って試したところ釣れたので、実はコレしかまだ使ったことがないのです。カラーも緑しか持ってないのですが、そのうち何種類か試してみたいなと思ってます。
が、この日は全く釣れず…。
アタリは2回くらいあったのですがうまく乗せられませんでした…。
ちなみにそんな中でも釣れる人は釣れてました。これが腕の差というモノなんでしょうね。
ジギングスタート。水深100m前後まで移動
1時間半くらいやってエギングには見切りをつけジギングに切り替えます。
魚群探知機deeperの反応を見ながら段々と深場をへ移動するものの中々ヒットせず。
反応は出てるのですが食いません。ついにはdeeperの使えない水深100m前後まで移動してきました。
赤い魚体???
ここへ来てようやくヒット!
そんなに大きくない気がしますが、本日のファーストヒット。嬉しいです。
期待としてはこの水深、アマダイだったら良いなぁ。
ジグを落としたときの海底の感触も微かに「ズポっ」という砂泥っぽい感じが伝わってきてアマダイが住んでそうなイメージに期待しちゃいます。
そして上がって来たのは…。
き、貴殿でしたか…!
惜しい。イトヨリさん。
でもまあ、生息地的にはアマダイとかぶってますので今後にも期待は持てますね。
イトヨリ自体も綺麗で美味しい魚ですのでありがたく頂いちゃいます。ありがたい『貴殿』ってやつですね。
結局この日の釣果はイトヨリ1匹でした。
思えば水温も下がり潮も澄みはじめて、そろそろアマダイの時期です。
本格的に餌で狙ってみようかな…。
イトヨリは野菜と一緒に酒蒸しにして醤油ベースの味付けをし、仕上げに熱したごま油を回しかけました。
ポイントはしっかりめに塩を振って30分くらい冷蔵庫に置いとくことです。こうすると余分な水分と一緒に臭みが抜けますし、魚は焼くにしろ蒸すにしろしっかり塩味が入ってる方が美味しいと思います。
お味は中々のもの。
強火で短時間蒸しただけですが骨まわりからも旨味が出ています。
ただハタの蒸し料理に比べると身質のせいか何か今一歩足りない感じ。次釣れたら昆布締めでも試してみようかと思います。
▼今回の釣行の動画はこちらです。
これからも季節毎に移りゆく様々な釣果をどんどんアップしますので、是非チャンネル登録をお願いします!
これまでの釣行動画の紹介
SUPフィッシングの釣行を撮影してYouTubeにアップしています。
撮影や編集も初心者でお見苦しいものも多いのですが、最近は割と何とか見れるよい絵が撮れるようになってきました。
本記事内で紹介した寿司にしたアカハタの釣行記はこちらの動画です。
通常のアカハタと比べて、水深が深いせいか黄色味がかった不思議な色の個体でした。
釣った直後は綺麗な白い模様が入ってます。
こちらは『鱒レンティップラン』の動画。
たまに料理動画?もアップしてます。
こちらはSUP上で沖漬けしたイカの実食動画です。
釣り上げるシーンや沖漬けを作るシーンを撮り逃がすという大ポカをやらかしたので、実食メインの動画になってしまいました。。。
料理動画も毎回やりたいのですが、釣りから帰ると疲れと眠気で中々撮影する気力も出なくて…なかなか撮影できていません。
■Nao
Naoさんの過去寄稿記事
Twitter:https://twitter.com/nao_sup
Youtube:『Nao釣りSUP』
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今回のタックル
◆エギングタックル
ロッド : ツリングモンキー「鱒レンジャー改 SP40」
リール :ダイワ「フリームス lt2000s」
エギ:ダイワ「エメラルダス ボートⅡRVラトルバージョン3.0号マーブル下地モスグリーン」
◆ジギングタックル
ロッド : プロマリン「PG バトルスティック 船 180L」
リール :シマノ「17グラップラー 300HG」
ルアー:ダイワ「TGベイト 100g グリーンゴールド」
◆その他の道具
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