船釣りといえば季節によらず足元が濡れるものと相場が決まっています。
そのため冬場であれば長靴と決まっているのですが、現在は夏。
みなさんはどのような足まわりで攻めているのでしょうか。
今回は船釣りにスニーカーで向かおうとしているあなたのために、夏場の船釣りシーンの足元についてまとめてみました。
夏の船釣りの靴にもとめられる要素
まず夏の船釣りにもとめられる要素をまとめてみましょう。
だいたい以下の3通りかと。
- 通気性
- 水への耐性or速乾性
- 滑らない
- 防御力
通気性
もう夏はむれるわけです。ただでさえ暑くて集中力が切れそうなところに長靴をはくなんてアウトですね。
水への耐性or速乾性
船内にいれば足元は当然ぬれるので、水をはじくか水にぬれても問題ない素材が望ましいですね。
滑らない
季節にもよりますがデッキは海水で濡れ滑りやすいとも言えます。滑ってしまうと転んで怪我をしたり、他人や自分の釣り竿を破損してしまったりします。
防御力
魚をつれば鋭いヒレや棘がささったり。また、ルアーや餌釣りともに釣り針がささることもしばしばです。そのため或る程度の防御力が望ましいですね。また、夏は日焼けの季節でもあるのでそのあたりへの防御力が問われてきます。
夏の船釣りの足元アイテム
ギョサン
釣り師定番の装備です。滑りにくいグリップ力のあるソールで、実際に夏場の漁師の方の愛用者も多い様子。
カラーも豊富なので自分好みのカラーを見つけてみるのもよいですね。
通気性★★★
水への耐性or速乾性★★★
防御力★(グリップ力は高いがつま先が出ているため危険性も)
ヤンキー力★★★
ベンサン(便所サンダル)
ORETSURI平田定番の装備です。滑りにくいグリップ力のあるソールで茶色という地味な面構え。
この装備で電車に乗って船宿へ向かう行為は持ち主の胆力を問うと言われています。精神修養にもつながるので一石二鳥。
以前、武蔵小杉駅でベンサンを装備して歩いていたところ構内で喫煙していた青年にベンサンをチラ見されニヤニヤ笑われたので「ここでタバコをすってはあかんぞ!」と、一喝しておきました。この事例から考えるに、ベンサンというのは持ち主の精神力・一喝力も高めるようです。
カラーはほぼ茶色のみですが、ギョサンとことなり鼻緒がないタイプがおおく、豆もできずらい気がします。
またこれは知る人ぞ知るなのですが、本来便所用ならびに、水虫系の中高年男性を想定してつくられているアイテムなので製品自体に抗菌剤が練り込まれているので衛生面でも高い信頼性があります。
通気性★★★
水への耐性or速乾性★★★
防御力★★(グリップ力は高いがつま先が出ている)
精神修養効果★★★
謎の玄人感★★★★★
クロックス
釣りをしない人にもなじみ深く、年代を問わず人気であり無難な装備です。
この装備であれば電車に乗って船宿へ向かうのも楽ですし、街中もあるけそうです。足の指も保護されているので防御力も折り紙つき。カラーも豊富なので、自分好みのクロックスを探してみるのもよいかもしれませんね。
通気性★★
水への耐性or速乾性★★★
防御力★★★(サンダル系だが、つま先が隠れている)
無難さ★★★
ウォーターシューズ
ちょっとおしゃれな装備で、アディダスやナイキなどよくしられたスポーツメーカーの品もあります。
電車に乗って船宿へ向かうのも楽ですし街中も歩けます。
かかとも保護されて一体感は抜群なので船宿への到着がおくれそうなときも走ってむかえます。
足の指も薄い素材ですが保護されているので防御力はギョサンなどより高め。
日焼けにも強いですが、足首周りまでは日焼け止めクリームを塗りましょう。
通気性★★
水への耐性or速乾性★★
防御力★★(ただし、日焼けに強い)
おしゃれ釣り人度★★★
臭い耐性★(アミコマセなどの臭いはしみこむと完全には消えにくい)
まとめ
ということで、今回は誰得なのかわかりませんが夏の船釣りにおける足元について考えてみました。
まー自分のすきな装備で臨めばいいと思います。
夏の釣りはかなり消耗しますので、長靴とスニーカーだけはやめておいたほうがよいと思いますよ。
わたしはといえば、シーンによってベンサンと上州屋で買った1680円ぐらいのウォーターシューズを使い分けています。
ではでは。