どうも平田です。
夕方すぎたあたりで、ふと釣りにいこうと思ったときに気軽にいける釣り場。そんな釣り場が都内近郊にもあるわけですよ。
たとえばタックルベリーさんが運営している。FISH ON!王禅寺です。
こちらの管理釣り場では、21時30分までニジマスを中心としたトラウト類を狙うことができ、20時からの夜の時間帯がお得です。平日にタックルベリーさんの会員だと1100円という安さ。
ということで、この日も、ルアーを適当に詰め込んでむかってみました。
本日のタックル
ナイターの営業時間は20時~21時30分。チケットの販売は19時50分受付スタート。早目についたので、まずはタックルをセットしておきます。
今回は、パームスのメバリングロッド PTMGS-76(旧型)とダイワのクレスト2004。ラインはナイロン4lbクラスを巻いています。
これから管釣りのトラウトをはじめる方は、ウルトラライトクラスのトラウトロッドとダイワであれば2000番までのリールにラインは4lbクラス以下を100メートルまいておけばいいと思います。ラインは、2ポンドあたりのほうが飛距離もでるし感度もよいのですが、なれないとキャスト時に高切れしたりすることが頻発するので、4ポンドあれば十分です。
釣りスタート
その後会計をすませ釣り場へ。小腹がすいたので、クラブハウスでベビースターを買ってポリポリしながら準備を。
いつもはフェザージグ系ですが、この日はスプーンとプラグメインで釣りをしてみます。
早速2.7gのスミスのピュアで2カウントほどして一定速度で巻いてくると、
お、あたった、あ、だめだ。
この王禅寺の場合、バイトがかなり浅い気がしています。そのため、ラインの動きであたりをとるとよいですよ。
とかいっておきながら、街灯の向きからからラインを見づらくアタリがとれないという体たらく。
お、あたった、あ、だめだ。
お、あたった、あ、だめだ。
と、くりかえすなかで、しっかりとしたバイトが。
巻いてくると30㎝ほどのニジマスです。これはリリース。わけあって冷蔵庫の中身を減らそうという計画なので、今日は1匹だけ持ち帰える予定です。
夜ということで、夜光カラーやパールホワイト系のスプーンもつかってみましたが、それほどハマらず。
一番釣れたのは、濃いグリーン系と、黒のラメでした。
もともと王禅寺の水はすこし濁っているのと夜なので、視認性重視とおもったのですが、どうもスレているようで、意外や意外暗めのカラーのほうがこの日は反応がよかったなと。
21時30分。終了のアナウンスが流れます。ゲートが閉じられるのは21時45分なのですぐに撤収。
1時間半でしたが、久しぶりにスプーンメインでの釣りを楽しめました。プラグはシケイダ―とX30をつかってみたのですが、振るわず。明るい時間帯にまた試してみようっと。
ニジマスを料理する
管理釣り場のニジマスは多くの方がキャッチ&リリースかと思うのですが、たべてみるととてもうまいのでおすすめです。
まず鱗をおとします。
その後、頭と内臓をとる。
腹の血合いを指で落としましょう。骨が細いのでかんたんに取れます。
血合いがとれた状態がこちら。
ここから三枚におろします。
その後腹骨をナイフですきます。
次に薄いブレードのナイフで皮をひきます。前回、コショウダイをフィレにすると、いろいろと意見をいただいたので今回は慎重に。
できあがったサクは日本酒と塩をかるくふってラップをして冷蔵庫で2日間寝かせておきます。
ニジマスの刺身とカルパッチョをつくる
そして、二日後。
どれどれ熟成しているかな。
まずは刺身
これは淡白ですねー。まさにマス。酢で締めて寿司にしてもよさそうです。なんとなく岩下の新ショウガが合いそうな気配。
カルパッチョ
どうやら、カルパッチョはイタリアでは牛フィレ肉を調理したものの名前のようで、魚介をつかったカルパッチョは日本発祥みたいです(Wikipediaより)
まず、オリーブヴァージンオイル+酢+白コショウ+ポッカレモン+マジックソルト+乾燥させておいたハーブ(フェンネル・タイム・ローズマリー)を合わせます。本当はポッカレモンより生レモンをつかったほうが風味がでますよ。
皿に、生ニンニクの断面をすりつけます。この皿は数年前にフィンランドの駅地下にあるフライングタイガーで買ったのですが、日本でも売っているのでしょうかね。意外と気に入ってます。
ニジマスをカットして円形にもりつけ、ソースをまわしかけます。中央の切り身4つは、寝かせたコショウダイです。
味は、うまみ歯ごたえともにコショウダイが上であったものの、ニジマスも淡白でくさみがまったくなく、カルパッチョによく似合うなーと思いました。みなさんも塩焼き、ムニエル以外につくってみるとよいかもしれませんね。白ワインがよくあいそうですよ。
ではでは。