どうもお久しぶりです。コムコムこと小室です。
突然ですがORETSURIファンのみなさん、編集長の釣果って、なんか“アレ“じゃないっすか?そう、アレアレ。釣果はいっつもアカエイだのフグだのばかりで、肝使いの西上氏のように青物・大物、釣ってないっすよね。
きっと呪われてるんです、彼は、海幸彦に。○○神社にお参りに行くべきですね。
…と、壮絶に編集長をDISるとこから始めましたが、はい、みなさんすでにお読みになられているように、西伊豆に行ってきました、編集長や下衆大将、野本夫妻と(※編集長はしばしば「根本夫妻」と書いてるけれど野本だからな!)。
で、これが釣れなかったんですわ。わざわざ西伊豆くんだりまで行って。仕事終わりでそのままエクストリーム釣行までして。いやーつらい。どれくらいつらいかというと、釣行記の冒頭に編集長をDISるくらいつらい。
いや、楽しくなかったわけじゃないんですよ、どちらかというとめっちゃ楽しかったわけです。
アラフォーにもなって、友達と4~5人で深夜にドライブとか、それだけで十分楽しいじゃないですか。なお、道中ずーーーーっと編集長がよくわからんボヤキネタをかまし続けてたのでラジオ不要でした。
「俺、ラジオ出るんだぜ」って言ってたな編集長。私は運転してたから見えなかったけれどどうせドヤ顔だったんでしょうな。
釣果等々は編集長あらため釣れないDQNあらため便所サンダル野郎(以下「便所サンダル」)の記事などをご参照いただくとして、私はキッチリ敗因分析し、次回に備えたいと思います。みなさん私の反省部屋にようこそ。
敗因その1:西伊豆の釣りポイントをしっかり事前調査しておくべき
24時に綱島を出て、0300頃に沼津ICを降りて、途中便所サンダルが「コンビニで食材調達しよう」というので「OK!」と回答しつつ、10分後に華麗にコンビニ案をスルーしつつ牛丼松屋に車を停めーの、牛丼食べて、0430くらいに健啖隊の動画でちょいちょい出ていた土肥のフェリー乗り場の堤防に着きました。
ソーダガツオにサバにシイラ。
ここ結構色々上がってたよなワクワク、と勇んで車を降りたら、なんと入り口に「釣り禁止!」とか書いてあるじゃないですか。え、どゆこと?
ネットで調べてみたら、なんでも2016年末に釣り人が亡くなる事故があったため、禁止になったそうです。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。そして、釣り人のみなさん、だいじな釣り場を守るため、安心安全の釣行を心から願います。
幸先ワッルー。まあルールはルール、仕方ないので近くにあった土肥港に移動。
おー、ジグでばんばん大サバやらシイラやらがあがっとるやないかい。
…って、あれ、外海に投げられるすき間、ゼロ。この時点で0530くらいだったでしょうかね。仕方ないので港内に向けてちょい投げしてみるも当然期待できる釣果など得られず、ちょいなちょいなと小さい魚さんたちと戯れます。野本妻が、「平田さんネンブツダイたくさん釣れますよー」などと明るくさけんでいるのも微笑ましいわけですが、まー釣れない。
なおそのあいだずーっと後ろで「いやーもう俺釣れなくていいのになー魚がきちゃったヨー」とか大声でアピールしながらゴリ巻きしてるDQN氏が一名稼働。
ひさびさに「(こいつマジKY)」と思いましたわ。純度が高い怒りってこういう感情なんですねー。
まあ、地の利を活かして釣り場に先行到着された方々の特権でもあります。
逆の立場だったら自分おんなじことするかもな、と思いながら、便所サンダルが1hもせずに「移動移動」と言い出し、たしかにそれは正しい判断かもなと同意しそそくさと移動。
▶西伊豆釣り遠征敗因その2を次のページでチェック
敗因その2:西伊豆はメタルジグ持参必須、あと人間寝ないと駄目。
地名忘れましたが次の港に到着するも、ここも土肥港同様、外海側は等間隔に釣り師諸氏がジグぶん投げてサバ上げてます。
シイラとか老爺に足蹴にされててマジかわいそう。シイラ先輩、フライにしたらうんまいのにそんな無碍にするとは、生命に失礼であるプンスカ!ってか釣った魚に足蹴はないっすよパイセン。なんだ西伊豆はDQN釣り師の巣窟か?(良い釣座をGETできない八つ当たり)
そんな中、便所サンダルが堤防ではなく磯場っぽいエリアは無人であることを報告してきたので、なんとかして外海に投げたい症候群にかられていた一行は移動開始。
でもでも、でもですよ、そもそも外海に投げる方々がゼロってことはですよ、今思い返すと、、「釣れないんじゃね?」
でも当時は焦燥にかられてて、便所サンダルおよび一行はそんなこと気にしません。
・・・
で、やっぱり釣れない。
で、堤防の方を見てると、釣れてる。これが辛い。
そしてこの時点で1000~1100を過ぎてます。我々仕事終わりからのエクストリーム釣行。眠い、でも私以外は鋭意釣りに勤しむばかり。なになに、みんな俺が前向いて運転してる最中なにかキメてたの?生イキくんとかそういうの。
眠いので車に戻り少し仮眠。やっぱり人間寝ないと駄目っすよ。磯場滑って危ないし。便所サンダル野郎は、案の定滑ってコケてたし。
※この時点で半グレモードだったので写真撮る気ゼロであります。
▶この調子で西伊豆釣り遠征の敗因3を次ページでチェック
敗因その3:ドリフターズで信長も言ってた、準備が全てだって。
釣れない磯場で「よし士気を上げるぞ!」と編集長が最近獲るのが楽しいとかいってたイシガニを茹でて昼飯を作り出したので、小生も1匹拝借しカニラーメンを作り皆で食す(カニがうまかったのでここだけ編集長、以降もどします)。
そしてその後は、満腹&睡魔が襲ってきたのかみな釣る気が失せたようで、タックルをしまい温泉に移動。この移動中も便所サンダルが「あそこの温泉がドヤアアアァ」ってうるさかったのでドライバー特権で華麗にスルーし、大江戸温泉フランチャイズにin。
さらっと温泉に浸かり休憩所で仮眠。※地方の温泉によくある休憩所の畳広間とかなかったので次回はスルーしよう。
1hくらいの休憩の後、夕マズメくらいまでは粘るかという話になり、第三の釣り場に移動。たしかこの時点で確か1500くらい。あっつー。
おや、先客が3名くらいいるけど全体的に空いておる。ここでゼロだと「ランチ時に誰も入ってない中華料理屋」みたいな不安に駆られますが、何人かいるとちょっと安心しますね。
砂地っぽいのでシロギスいっかなー?いねーなー。アオリイカがあがったらしい?エギングやってみっか、反応ゼロ。
でもまあなんだかんだで、根魚釣れたり小魚つれたりと、総合的に一番ここがアタリ多かったです。
です!
が!
私はワスレナイ!
土肥港の大サバを!シイラを!
リメンバージギング!
第三のポイントで釣った魚の総重量が、土肥港で釣れるサバやソーダガツオやシイラ1~2匹なのでは疑惑。
ここで思い出します、名作「ドリフターズ」の信長のセリフ。
合戦そのものはそれまで積んだ事の帰結よ
合戦に到るまで何をするかが俺は戦だと思っとる。
そう、そうなのだよ。
というか、準備もそうだけど地の利ってだいじだなーと今回しみじみ思いました。どういうポイントがあって、どういう仕掛けが必要で、何を狙えばいいか等々、リサーチが圧倒的に不足してました。これは自分としても猛省。
それもこれも、最初に狙っていたポイントが釣り禁止になっていたことがすべてとも思わなくないですが、釣りも仕事もバックアッププランは必須ですね。それが足りませんでした、ということで、ノブナガ殿のセリフに至るわけです。
帰り道すがら、修善寺駅の駅そば食べたかったけど1900でもう閉店って、アイヤー。※修善寺駅の駅そばはマジで美味いのでおすすめです。そばだけ買って自宅で茹でて食べたりもできますよ。
釣果こそ得られませんでしたが、次回のリベンジに向けて有益な情報収集ができた釣行でした。次こそは!待ってろ西伊豆。
※ORETSURI読者さんと現地合流していく企画とかよろしく、編集長。
コムコム