どうも平田です。
釣り好き高校生のくまさんからアナゴ釣りをしにいこうと誘ってもらったので、ほくほくしながら八景島にいってみました。
八景島到着
このあたりでアナゴが釣れるポイントはどこなのかというと、金沢八景、野島、八景島、福浦界隈であればどこでも釣れるようです。今回は、マリンゲート入り口あたりで狙ってみましたが、どこも似たようなポイントが続いているので釣り歩いてみるとよいでしょう。
アナゴは砂地のポイントにいるものですが、身を隠すような障害物が多いところに日中潜んでいて、夜になると障害物から抜け出しフラットな場所にでてきて餌をあさるイメージです。いつもふれーゆ裏でアナゴを釣っていますが、あそこも岸壁手前に障害物エリアがあり、その先でアナゴが釣れるような気がします。
八景島あたりの岸壁は海面から5メートル程度あるので、長めのランディングネットを持参するか太仕掛けにしてぶち抜くようにしないとだめなようです。
実釣開始
日が暮れる前に八景島シーパラダイスが見えるポイントに到着して竿を出しておきます。岸壁に高さがあるので、竿は岸壁にたてかけるようになるのですが、コンクリートの角がすれるとロッドの破損につながる可能性がありますし、余計な傷がつくのもいやなので、使い古しのタオルを敷いてそこにたてかけておきました。
近隣にはコンビニもあり、イソメとジャリメが売っていました(ファミマ)
- ファミリーマート ウシオ福浦店 〒236-0004 神奈川県横浜市金沢区福浦2丁目9−5
- セブン−イレブン横浜福浦2丁目店 〒236-0004 神奈川県横浜市金沢区福浦2丁目18−17
複数のパーキングもありますし、トイレや水場もあり、釣り場としては広大なのでいいですね。回遊魚がまわってくる時期はかなり混みあうようです。
どうも魚っ気がないので、コンビニいって野営用の水と食料を買ってきたところ、くまさんが小型のカレイを釣ってました。針が飲み込まれたようなのでお持ち帰りとのこと。
その後、ジェット天秤にイソメをつけて軽くなげてみたら、着底してすぐにアタリが。おおお、なんだーとおもったら、アイナメでした。32センチ。まともなサイズのアイナメ釣ったのはじめてかもしれません。
このアイナメがかかったときに、もう一つの竿にも強いアタリがあり、くまさんに巻き上げてもらったところ、ドラグがゆるゆるになっていたので、根にもぐられてしまいました。。。仕掛けは回収できたのですが、みたところカサゴかアイナメかなという引きでした。
アナゴ釣りタイムへ
だんだん暗くなりはじめ、餌をアオイソメから魚の切り身に付け替えてアナゴ釣りタイムです。
鈴をつけてスタンバイOK。
夜景がきれいですね。
もう一つの竿もスタンバイOK。
しばらしてあげてみたところ、ヒトデがついていました。。。置き竿にしておくとヒトデがつくので、5分に1回程度ロッドをさびいておくとヒトデ防止になりますよ。
ここで釣れないので食事をとろうと、くまさんに湯沸かしをまかしてカップ豚汁うどんをすすっていると、20メートルほどはなれた竿あたりから鈴の音が!
リリン♪
で、釣れたのがこちら。約50センチのアナゴです。釣れてよかったー。いつも、はじめて本命の魚種が釣れると安心して精神的にも余裕感のある釣りができます。
しばらく放置してあげてみたら、イカソーメンをヒトデマンがすすっていました。この仕掛けですが、サンマの切り身で集魚してイカソーメンで食わせる技です。寄せて食わす。理にかなっているものの、ヒトデもまんまと寄ってきてしまうようです。
その後、仕掛けを置いて待っていたところ、
リリリン♪
夜釣りの鈴の音っていいですね。すっぽ抜けないように聞き合わせをして巻いてみると、がっちり乗っています。重い。これは期待できるぞ、と、思ったら、大型が。
ええい。と岸壁からぶっこぬいてみますと、60センチぐらいありました。太い。脂がのっているのか体表がぎらぎらしていますね。こちらはクロアナゴとのこと。
その後、再度あたりがあり、巻き上げようとすると、さっきより重い。こ、これは7、80センチぐらいありそうだ!やばいなこれ、どうやって上げようとおもっていると、アカエイとはちがう引きでぐねんぐねん暴れてハリスが切れました。。。アイナメ針についていた4号ハリスをぷっつんしたやつなのでかなりの巨大アナゴであったはずです。
くまさんは竿を何本か投げおいて、電気ウキでスズキ狙いです。電気ウキ釣りの先輩として、さも詳しそうに、しったかレクチャーをしておきました(`・ω・´)
大アナゴ釣り秘密兵器投入
4、4号のハリスが切られるとは・・・思案して、ここまで発光体をつけていないで釣っていたのですが、チモトに、夜光ゴムとケミホタルを装着してハリスをガードして投入します。餌はみての通りサンマとイカソーメンの融合技です。寄せて獲る!
深夜気長に待ちます。八景島シーパラダイスの電気も消えてしずかな夜です。
分かりにくいかもしれませんが、ロッドと岸壁の接地面に落ち葉を挟んで竿への傷をさけている技です。
くまさんが、「平田さん、ちょっと仮眠していいですか?」とのことで、ブレンディのカフェオレをジェットボイルで沸かした湯でを飲んで眠くなかったわたしは、どんとこいという具合に見張り番をしてみます。
とはいいながらつかれたので、路上にねっころがりながら、竿先を見つめる次第。
夜釣りでケミホタルや鈴を竿先につけて釣りをしたことがある人であればわかると思うのですが、ある段階から幻視なのか竿先が動いているようにみえたり、幻聴がきこえます。
ん?今、鈴なんなかったか?
風か?
とか、一人ごとをいいながら、夜も更けて深夜2時過ぎ。
鈴がなって、確かに竿先に反応があり、聞き合わせをしてみると抜けてしまいました。。。回収して餌をみたら、サンマの部分だけ食われています。アナゴくんたらグルメですね。
このあと、アタリはなく、明け方雨が降る予報だったので、夜明け前にくまさんを起こして、撤収することに。
わたしの釣果はこちら。アナゴとアイナメを締めていなかったのは失敗したなと。
アナゴ釣りノウハウ
- 日没から竿をだしておく
- 根があるエリアのちかくのフラットな場所がいい
- 大型が釣れるところはハリス4号以上
- 餌の集魚力が高い順に、塩サンマ≒イカの塩辛>塩サバ>イカソーメン
- 餌の持ちがよい順に、イカソーメン≒イカの塩辛>塩サバ>塩サンマ
- 塩サンマをつくるときは内臓と和えると集魚力大。移動中にエキスが漏れると電車の中でバイオハザード状態
- どの釣りでもサンマ餌が一番釣れるが、針もちが悪いので複合餌でカバーするとグッド
- アタリがあったら飲ませるぐらいにしないとすっぽ抜ける
- アタリがあったら完全に引き込むまでまって聞き合わせをする
※八景島近辺ですが、釣り糸や針やパッケージなどのゴミがとても多かったです。ゴミを捨てる人にいっても馬の耳に念仏だと思うのですが、念のため念仏を唱えてみます。ゴミを捨てて帰るってほんとダサいですよ。あと、たまたま釣り上げてしまったナマコを陸上の排水管のなかに放置していた人がいましたが、それもほんとダサいですよ。ブツブツ…
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