みなさんこんにちは!東京湾界隈でシーバス釣りをしている陽太郎です!
10月中旬にボートシーバスで苦戦した話をアップしましたが、11月12日に再度ボートシーバスに出撃し、今度はいい思いをすることができましたので、今回はその内容をお伝えします!
今回は4名での釣行で、全員そこそこの本数を釣ることができたのですが、そんな中でなぜか私だけ70UPを含む良型の魚ばかりを復数釣ることができたので、その要因を自分なりに考察しました。
サイズアップを狙う方々に少しでも参考になれば幸いです。
リベンジの朝
前回のボートシーバス釣行から約1ヶ月、ついにリベンジの日がやってきました。
今回は普段からオカッパリをしている東京湾ということもあって期待も高まります!
いざ、釣り場に到着。
まずはなーんにもないオープンウォーターで魚探のベイト反応を頼りに釣りを始めます。
前日の冷たい雨の影響もあり魚の活性が下がっていることが心配。
船長曰く、バイブレーションを遠投し底まで沈めてから巻き上げる釣りの反応がよさそうとのこと。
大事な1投目、どうしようか迷いましたが、まずはテンポ良く広範囲を探りたかったため信頼のおけるパイロットルアー、エスクリム99Fのレッドヘッドを選びました。
1投目・・・追い風に乗せて遠投。巻き始めて早々にゴンッ!!!!と強烈なバイト!
かなりの引きでなかなか寄ってこない。。。
数分ファイトして無事にキャッチ!上がってきたのは・・・
まるまると太った62センチ!重たすぎて手首がひん曲がってます・・・(笑)
その後、他のメンバーもミノー系にルアーチェンジすると、、、
釣れる!
釣れる!!
釣れる(笑)
なかには4人同時ヒットもありました!!(写真は3人しか写ってませんが・・・)
ちなみに私がもっているこれも60UPです!
その後も同じパターンでミノーを流していると・・・
またしても巻き始めにガツン!とバイト、今までの50UPや60UPとは明らかに違う引き。
5分程度ファイトして上がってきたのは・・・
この日最大となった72センチ!!!!
ルアーを外そうと口を開くとエスクリム99Fが真横になって口の中に入っていました・・・(笑)
そうこうしているうちに潮止まりと同時に朝の時合終了。
バコバコヒットしてくることもなくなり、冷たい風も吹き始め、精神的にも肉体的にも辛い時間が続きました。
ただ私は完全防備!!
上着はスノボーのウエアを着用し、手にはこの日のためにこしらえた釣り用の手袋を着用、全く寒くなかったので、他のメンバーが寒さに凍える中、引き続き集中して魚を狙います(笑)
船が風に流されながらゆっくりと移動していると、目の前にポツンとポール?が現れました。
これはチャンス!と思い、前回の教訓を活かして狙い撃ちします。
風向き、船の移動速度、キャストポジション、リトリーブコースを計算してバイブレーションをキャスト!
狙い通りストラクチャーのキワキワを通すと・・・
ドンッ!!とバイト!
狙いに通りに釣れた嬉しい1本をゲット!
しかしオープンウォーターの釣りは引き続き不調なため移動。
ストラクチャー打ちの釣りにシフトすることになりました。
色々なポイントをまわったのですが最後にいったポイントがすごかったです。
埋立地を太いポールが支えており、数十本の柱が並んでいるようなシチュエーションだったのですが、その各柱に5匹ずつぐらい50UPのシーバスが付いていて、しかもそれが目で見える(笑)
ルアーへの反応も良く、柱のキワキワを通すと2〜3匹がチェイスしてきます。
これには一同興奮度MAX(笑)
魚が付いているポジションがやや深かったため、ルアーをトレースするレンジを下げる目的でド定番のX‐80にルアーチェンジ。
チェイスはしてくるもののなかなか喰ってこないため、スローリトリーブの中に早巻きを織り交ぜると、、、
ドンッ!!
またしてもまるまる太った60UPをゲット!!!
他にも全員が数本キャッチしてこの日の釣行は終了。
最後はみんなで私の家の近くの無鉄砲という、京都発祥のドロラーメン(笑)を食べて帰宅。
ランカーシーバス釣れまくりで前回のリベンジを果たすことができ、かつ懐かしの地元の味も堪能できて、大大大満足の楽しすぎるボートシーバス釣行でした!!
今回も仕事終わりでお疲れの中、車を出してくださり、無鉄砲にまで連れて行ってくださった橋本さんに感謝感謝です!
本当にありがとうございました!!
なぜいいサイズばかり釣れたのか考えてみた
さて、大満足の結果に終わることができた今回のボートシーバスですが、何故か私だけ大物がヒットし復数の60UPを捕ることができました。
せっかくなのでその要因を魚がヒットする前と後に分けて自分なりに考えてみました。
魚がヒットする前
■ルアーが優秀だった・状況にマッチしていた
今回大活躍してくれたエスクリム99F。
今回70UPを含む60UP3本を獲ってくれたのがこいつです。
このルアー、個人的にミノーど真ん中なデザインと泳ぎで、オカッパリ・ボート問わず釣果を出してくれていてお気にい入りです。
ルアーを下調べせずに買うことはあまりないのですが、こいつは釣具屋で見かけたときに、「これは絶対に釣れる!」と一目惚れして買いました(笑)
X-ARCというシマノ独自の技術で、サイズの割に遠投でき、スローリトリーブ・ファストリトリーブのどちらでも破綻せずきれいに泳ぐところが優秀です。動きは派手すぎず、ローリングとウォブリングのバランスが非常に良くナチュラルで、喰わせのミノーという感じ。
このナチュラルなアクションがデカイシーバスに効いたのかもしれません。
■細ラインを使っていた
今回のラインはPE0.8号にリーダーはフロロの2号(8lb)というかなり細めのセッティングでした。(というか基本的にスピニングはこの設定)あまりこれを意識している人は少ないかもしれませんが、細ラインのメリットは下記のとおりです。
- 遠投できる
ラインが細ければ細いほど、空気抵抗が少なくなりルアーを遠投できます。ボートから離れれば離れるほど魚のプレッシャーは低くなるので、デカシーバスが口を使いやすかったのかもしれません。 - ルアーのアクションが良くなる
上記同様、ルアーの前を行くラインの水の抵抗が小さくなり、ルアーに当たる水の抵抗が増すことでアクションが良くなります。小さめのルアーや、アクションがナチュラルなルアーほどこの影響が出やすいです。 - 魚を騙しやすい
こちらも上記同様、水中でのラインが受ける水の抵抗が小さくなる=糸が水を切ったときに生じる水切れ音や水流が小さくなるため魚に違和感を与えにくくなります。こちらもアクションがナチュラルなルアーほど、水中でのラインの存在感が増してしまうため影響が出やすいです。つらつらと細ラインのメリットをあげましたが、当然のことながらこれらはラインブレイクのリスクが高くなるため諸刃の剣です。細ラインを使うときほどPEとの結合やラインの傷はこまめにチェックする必要があります。
魚がヒットした後
■柔らかいが腰のある竿を使っていた
『柔よく剛を制す』という言葉がありますが、これはまさに釣り竿にも言えることで、デカイ魚を捕るためには硬い竿ではなく、柔らかくも腰がある竿が必要です。
柔らかい竿にはバイトを弾きにくい(魚が乗りやすい)、ファイト中の身切れを防げる、魚の突進を防げる・いなせるなどのメリットがあります。
逆に使えるルアーウェイトに限りがある、遠投性が落ちる、ファイト中強引に主導権を握れないなどのデメリットもありますので、釣り場や使うルアーによって使い分ける必要がありますが、今回のオープンウォーターの釣りでは魚を掛けた後は上記メリットが活き、掛けた魚全てを取り込むことができました。
■FGノットでPEとリーダーを結合していた
シーバス釣りにおいて一番問題になるのが、PEとリーダーの結合部分からのラインブレイクではないでしょうか。私も色々な結び方を試しましたが、結論FGノットが最強だと思います。FGノットを使いだしたのは今年に入ってからですが、ファイト中のラインブレイクはおろか、根掛かりなどの際も結合部から切れたことは一度もありません。
せっかくかかったデカイ魚をラインブレイクで逃すのは悔しいですし、何より魚にルアーとラインを残してしまうのは釣り人として一番やっていはいけないことだと思うので、違う結び方をしている方は是非FGノットにトライしてみてください。
★オススメのFGノットの結び方【動画編】★
★オススメのFGノットの結び方【画像編】★
私も指にPEラインを絡ませて結ぶFGノットがどうしても上手くできなかったのですが、上記の結び方なら簡単に結ぶことができます!!参考までに!!
最後に
いかがだったでしょうか。シーバス釣りのハイシーズンも終わろうとしている中、最後にこんな楽しい釣りができて本当に良かったです!!
そしてランカーシーバスを捕れた要因に関してもかなり細かく書かせていただきましたが、魚のサイズが大きくなればなるほど、魚も賢くなりますし、パワーも強くなるなるため、細部にこだわれるかどうかが釣果に大きく影響してくると考えています。
「今まであまり考えたことなかった!」という方は是非一度、ご自身のタックルバランスや仕掛けを見つめ直してみてはいかがでしょうか。
ちなみに私は今回記載した以外にも細かなことに拘りまくってます(笑)
それはまたおいおい、機会があれば書いていければと思います!!
年内、寒さよりも釣り欲求が勝った際にはまたオカッパリにでも出撃しようかな〜(笑)
次のボートは春先のバチ抜けシーズンです!!(予定)
最期まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた!!
陽太郎