毎年4月~6月、春から夏に近づき水温があがるつれてシロギスが水深10メートル前後の浅場に接岸してきます。
ちょいなげ釣りや、手漕ぎボートの釣りで簡単に狙えるシロギス。
天ぷらなどで美味しい魚ですが、水中ではどのように活動しているのでしょうか。
シロギスは水中5~10センチ程度を群れで回遊している
こちらの動画では、サーフにてシロギスが海底付近を群れで回遊しているシーンが撮影されています。
群れが動く速さや規模など参考になります。
シロギス釣りのゲスト、メゴチの動きと捕食シーンの動画
こちらの動画では、シロギスだけでなく、シロギス釣りのゲストであるキュウセンやメゴチの動きがみられます。
仕掛け自体をさびかず、放置すると、遊泳力が劣るメゴチが捕食しやすいのかもしれません。
シロギスもメゴチも、イソメの存在を捕捉したあと、捕食までためらいをみせていますが、餌の動きがもうすこしあれば食いが加速するのかもしれませんね。
夜間のシロギスは砂の中で寝る?
こちらの動画では、夜間とおもわれる状態で海底の砂の中に隠れているシロギスが撮影されています。
状況によってはシロギスが砂の中に隠れてしまうことあるようですね。
こうした状態では釣るのが難しそうです。
以前、荒天の日にシロギスの投げ釣りをしたところ全くアタリがなかった日があったのですが、底荒れの日は日中でも砂の中に潜るという行動があるのかもしれません。
一方、秋口、台風シーズンに湘南の河口で夜間にシロギスが連続で釣れたこともあるので、夜になると必ずキスが寝るというわけでもなさそうです。
シロギスにとってアオイソメは吸い込みにくいのかも!?
シロギスはサイズにもよりますが、口がかなり小さいため餌の吸い込みに難があったりします。
こちらの動画では、アオイソメの存在を捕捉したあと、一気に吸い込めないで数度チャレンジしているシロギスが確認できます。また、再生16秒後からイソメが水中を舞い上がりますが、このときシロギスは視野の問題か積極的に食い上げをしていないことがわかります。
シロギス釣りでは、釣り餌としてはアオイソメやジャリメが多くつかわれますが、アオイソメをつかう際は太さや長さに注意したほうがよさそうです。
イシゴカイ(ジャリメ)であれば、細いため吸い込みはよさそうですね。
アミコマセも食べるシロギス
こちらの動画では、飼育中のシロギスがアミコマセを食べるシーンが撮影されています。
自然環境のシロギスを釣ってさばいてみると、胃の中からヨコエビ類や蟹の幼生がみつかることもあり、甲殻類も小型であれば積極的に食べることがわかりますね。
以上、どれも興味深い動画ですので、ぜひそれぞれのチャンネルに登録してコメントなどで応援してみましょう!
出典:Youtube