どうも平田です。さいきんのブームはフライパン焼肉です。
まず、ナスとピーマンと玉ねぎというベーシックな野菜を焼き、その後、アメリカンかオージーなビーフのばら肉とニンニクスライスをごま油ひいたフライパンで軽く焼きさらに盛り付ける。
そんでもって、エバラ焼き肉のたれ(甘口)をつけて食べるのですが、このときに、あらかじめ酢漬けにしたスライス玉ねぎと一緒に、多少行儀悪くもぐもぐ頬張る。
これがなんとも旨い。焼肉屋で食べる焼肉はそれはそれでうまいのですが、このフライパン手法もなかなかです。みなさんもぜひやってみてください。
逗子海岸夕まずめちょい投げ
さて、この日も逗子海岸で夕方1.5時間ぐらいの釣行です。この日は田越川の導流堤に先客がお二人。シロギスをねらって、わたしが釣りをしていると、先端の方がなにか釣りました。
ん?あれはイシガニでは?なかなかのいいサイズに見えます。そうか、このあたり、イシガニもいるんだなー。遠目だったのでホントはちがうかもしれないですが、この方はリリースをされたもようです。イシガニだったら味噌汁とかうまそーなのになー。
釣れないので、砂浜へ移動
この逗子海岸ですが、海水浴シーズン(平成29年6月30日(金)~9月3日(日)の66日間)には逗子海水浴場と呼ばれ海の家がたち、砂浜での釣りはNGになるようです。
海水浴場開設時間は9時~17時(ライフセーバーがいる時間帯)とのことで、その時間前後に釣りをすることは禁じられてないように読み取れますが、人が多い時期なのでトラブルを考えるとひかえたほうがよさそうですね。どうしても気になる場合は逗子市の市民協働部:経済観光課(046-872-8120)に確認してみるとよいでしょう。
尚、条例によって管理されるエリアは逗子海岸の以下赤枠ということで、画像右下にある田越川の導流堤や渚橋の葉山側のエリア、田越川の河口からのぼったエリアは釣りはできそうです。
出典:逗子市のWebページ
※このあたり認識が間違っている場合、教えていただければと思います。
ジェット天秤(たしか7グラムぐらい)+OWNERのキス用の1本針。エサは先日のこったイソメです。海岸近くに住んでいると、海水を持ち帰るのも容易なので、イソメが長生きしてくれるということを知りました。
大体、フルキャストで40~50メートルぐらい飛んでいるのかなと思います。で、錘はすぐ着底します。大体水深60センチぐらいなのではないかと。
テンビンのおもりを感じながらズルびいてくると、ヨブと呼ばれる海底に潮の流れによって出来た起伏があります。そこにおもりをひっかけ、放置。
だいたいシロギスやメゴチがいれば、これであたりがあるのですが。
安定のアタリナッシングです。
その後、さびいて、ストップ&ゴー。
うーん。なんもアタリがない。
あー、今日もダメな日かもなー。シロギスまだ岸によってないのかもなーと、再度田越川の導流堤にもどってみます。
田越川導流堤リベンジ
先端にいた先客の方々が帰ったようなので、先端付近までいき、再チャレンジ。
が、まー釣れない。
ほんと釣れない。
もう一つおまけに、ぜんぜん釣れない。
あんまり釣れないと、ク〇コメがきちゃうなーとかおもいながら、クサフグの子をあしらいつつ、岸寄りのところにおもりをおとして、着底。さびいてくると、
グングン!
おわわわ!なんだクサフグにしては引きが強いぞ。むむむ。
巻いてくると、
グワングワン!
と、なんだか首降りをしているような引き。なんだろ、イソメで釣れる魚だと、メゴチかシロギスかカレイかイシモチぐらいだけども、この引きは体感したことないなー。
と、巻いてくると、
登場したのは、マゴチ。
なんともミニサイズではありますが、あとではかってみたところ28センチでした。いずれにしても小さい。
が、はじめて釣ったマゴチなので(ワニゴチは釣ったことがある)、持ち帰ることに。水汲みバケツに海水をたくさん入れて持ち帰ります。
自宅で調理
逗子海岸からわたしの家までだいたい15分ぐらいでして、バケツをもちながらよちよち帰ってきました。
マゴチって、大体大きいサイズしか釣れてるのをみたことがないのですが、意外と小型はアオイソメだったり虫エサなんかのほうが釣れるのかもしれませんね。
さて、料理法は、身はあんまりとれないだろうけど、刺身とアラ汁かな。
そんなことを考えてあれこれ他のことをやっていると、この日は疲れて寝てしまうことに。
寝る前に、水汲みバケツをみると、腹をみせていなかったので、まー明日の朝ぐらいまでは生きているだろうよ。
そう思って寝たところ…
翌朝。というか翌昼。
おーっと、起きたら11時。ありゃま寝過ごした。
あ、マゴチ!?
と、おもって玄関においておいた水汲みバケツをみたら、ほう、白い腹みせてないからオーケーだろ、と、
オープンしてみたら、ありゃ。お亡くなりになっていました。
やってしまった。。。
マゴチは薄っぺらいので腹を下にしたままお亡くなりになっていたのでしょう。
ようやくマゴチ料理開始
ということで、昨日の活き状態から鮮度が10ランクぐらい下がった状態で料理開始です。色もあせてしまいましたね。。。
マゴチのヒレは鋭いということでしたが、小型なので、鋭いは鋭いもののそれほどではなかったです。が、鱗を落とすときにに邪魔なので調理バサミでカットしておきます。
頭。小さくでもマゴチですね。もうすこし、鮮度がいい状態で食してやりたかった。
下ごしらえ。頭と内臓をおとして、血合いを洗い流し、身は三枚おろしにし、皮は指で引きはがしました。サイズも見た目も、鶏のササミみたいですね。あら汁としていただくので、ダシが出やすいように、頭はエラをとって真っ二つにして、中骨もハサミで分断しておきます。
鶏のササミライクな、マゴチ。鮮度がよかったら刺身にしたらうまかったろうに。
頭と、中骨。小型ながらマゴチ自体、骨が頑丈な魚なので、刃こぼれを気にして調理ばさみのお世話になりました。
熱湯をかけて臭みをとります。この工程を霜降りというようですね。血合いや臭みを湯に流してしまいましょう。
昆布が見当たらなかったので、だしは、昆布だしの素を利用。みりんをくわえてマゴチのアラをにこみ、火を止めて味噌を入れ、器にいれて万能ねぎをちらして出来上がりです。心配だった臭みもなく、しっかりマゴチのダシがでて味わい深い一品です。
次に、身はフライにすることに。まずは、以前登場したオーマイのフライドチキンミックスをまぶします。本来この製品はペースト状にして素材にまぶすのですが、今回は粉で。
やっぱり、鶏のササミにしか見えませんね。ほんと。
ここで、少量のマゴチに対して大量のマゴチを使うのもどうかなーと思い、フライパンで、両面をこんがり焼くことに。
こんがり、焼けました。いわゆるキツネ色ってやつですね。
のこったフライパンの油にレモン汁を絞り、ソースにします。
トマトとレモンを添えて、香りつけで乾燥フェンネルをのせて完成。なんともビストロっぽい仕上がりです。
味は、白身魚のフライです。つまり美味。できれば、活きたものを調理したかったなと。
それにしても、まさに。白ワインがよく合う味でした。フェンネルはそれほど購入することもないかと思いますが、スーパーで売っていて、魚料理に使うと風味が各段にあがるのでぜひ試してみてください。よく合う料理は、カルパッチョ、タルタルソースを作るとき、スープにいれる、今回のようなフライに添えるというように、いろいろ使えますよ。あまったら、大葉もそうですが、干物の網で干してジップロックで保管しておけばあれこれ使えます。
ではでは。