【超簡単】ダシ取り不要「タコの丸おでん」の作り方

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タコの丸おでん
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~この記事は約 4 分で読めます~

タコが豊漁な年は、釣りに行くと、10杯20杯と釣れるので、料理もあれこれバリエーションがあるとよいですね。

今回は、ダシ取り不要で、思い立ったらすぐ作れる超簡単な「タコおでん」の作り方を紹介します。

あれですよ。一般のタコおでんみたいに脚だけを、ちまちまつかうんじゃないやつ。

なんならそのタコ、丸ごと炊いちゃえばいいんじゃない?というような話です。

目次

タコの下処理

今回は、冷凍しておいたタコをつかっています。

冷蔵庫での解凍か流水解凍が手軽で鮮度を落とさないのでオススメ。

タコは一度冷凍したほうがぬめりが落ちやすいのと、柔らかくなりやすいです。

釣りたての場合は、タコの身に塩気が入りすぎないように、ぬめりや汚れをとりましょう。

特に吸盤あたりは盲点で、ぬめりと汚れが残りがちです。脚を一本ずつ丁寧にしごいて洗うとよいです。

1分ゆでる

湯をたっぷりわかして、臭み消しと色揚げに煎茶、ほうじ茶などを一つまみ入れる

タコのぬめりと汚れをしっかり落としたら、ゆでましょう。

今回は、タコおでん用に下茹でするだけなので、それほど長時間茹でなくてもよいです。

銭湯にいくと、烏の行水派と、長風呂陣営がいますが、今回は1分でOK。

目的としては、「表面の臭みを取る」のと、「小豆色の色味を落とす」の2点です。

濃いめのたれで甘辛煮にする場合は汁の色味はあまり関係ないですが、タコおでんの場合は、淡い色合いのほうが上品。

では、脚からゆでます。

いい湯だな、あははん。

その後ひっくり返して頭も茹でる。

あんまり茹ですぎると旨味も抜けすぎてしまうので、ほどほどにしておいたほうがよいでしょう。

茹でればゆでるほど色も抜けるので、仕上がりはきれいになるものの、肝心のうまみが抜けたら残念ですし。

簡単「タコおでん」の材料

今回の材料は、タコ、玉ねぎ、大根。

具材は、癖がないものであればなんでもよいと思います。ゆで卵とか。煮崩れないメークインもうまいです。

これらを丸のまま鍋に入れます。大根だけさすがに入らないので大ぶりにカット。

この通り、手鍋にすっぽり入りましたね。

え?

あー、この煮汁の話ですね。

これはですね。日高昆布と羅臼昆布と、うるめいわしと、サバ節と、カツオ節をブレンドして、白醤油と酒で仕上げています。

というのは、うそです。

早く話せと。

わかりました。話します。

ヤマサの昆布つゆ白だしです。

これをですね、白だし:水(ミネラルウォーター)で1:9で割っておきます。

加熱するうちに濃くなっていくので、適宜ミネラルウォーターや沸かした湯でうすめるとよいでしょう。

ダシは薄めでいこう、ホトトギス。

なんそれ。

トロ火で加熱すること2時間・・・

ちょっと汁からはみ出ている部位があるので、キッチンペーパーで覆います。

加熱時間です。

これはですね、好みです。

柔らかくしたいのであればとろ火で2時間程度は加熱しましょう。沸騰させないように。あんまりつゆが濃くなったら差し湯します。

このタコは1キロ前後なんですが、もっと大きい場合はさらに加熱したほうがよいでしょう。

そんなこんなであれこれ在宅ワークなんかやっていると、やがて部屋の中に、ほわわーんと漂うタコとダシの香り。

・・・

このときあなたはこう思います。

やっぱり大根いれておいてよかったな。最近いろいろ自信をなくしてたけど、俺って凄い。略したら「凄俺」。そう思う。きっと。

材料はなんでもいいとかやっつけでいいましたが。大根を入れたほうが旨いんだ。

これはイカ大根と同じ理屈で、妙に合うんです。

ということで、あっという間に2時間ですよ。人生なんてあっという間。

超簡単とかいっておいて、2時間も茹でるのかよと思った人も、やってみればタコをゆでるのもいつのまにか過ぎるなと気づくはずです。

ポイントは食べる直前じゃなくて、休日の夕食なら昼過ぎぐらいから、のんびりやることですね。

できあがったのがこちら。

なんとなく汁が濃いように見えますが、これは我が家の照明がそうさせるので、ほんとはもっと淡いと思ってください。

盛り付け。

とろろ昆布をトッピングすると、さらにナイス。

薬味は、和からしと柚子胡椒をだまって添えておきましょう。

UPで見せたろか?

こちら。

なんとも柔らかくゆであがっていますね。

まるで、歯のない田舎のばあちゃんも食べられる気配。

が、世の中はそう甘くありません。

歯のないおばあちゃんごめんな。

もっと柔らかくしたい人はさらに加熱するか、圧力鍋で勝負してみましょう。

とはいえ、ちゃんと歯がある人からするとこのタコおでんは、そうとうやわらかい部類に入ります。

豪快に足を一本切り取って、和からしをぞんざいにつけつつ、口に入れる。

鼻にぬける和からし。

柔らかく、かみしめると身が崩れていく様子。

国産マダコのうまみとダシがじゅわりとしみるのは確かです。

まとめ

ということで、白だしを活用した圧倒的・超簡単な「タコおでん」の作り方を紹介しました。

ダシを取るとか、しゃらくせーんだよ。という人にはいいんじゃないでしょうか。

自分でダシをとる生活も豊かですが、適当に白ダシをかまして、2時間まったら極旨タコおでんができているのもたしかに豊かな生活だと思います。

そうそう。

このおでんなんですが、実は冷えてもうまいです。

多めに仕込んでおき、あまったやつを冷蔵庫でいったん冷やす。

そんでもって、気が向いたときに、冷酒をかまして、冷おでんを肴にたべる。

ああ、よきかなよきかな。

ではでは。

平田 (@tsuyoshi_hirata

▼葉山さんの巨大たまねぎをつかったタコの丸おでん。玉ねぎをしゃっきり仕上げるのも美味。

関連アイテム

▼魚介料理をつくるのであれば白ダシはフル活用できるので黙って1リットルかって冷蔵庫にいれておけば、それだけで人生が充実します。え?ほんとですよ。

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