タチウオの大きさを測定するなかで、簡単かつ主要な方法に「指本数」がありますね。
道具なしで、広げた自分の指だけで、タチウオの大きさを計測できるというメリットがあります。
ORETSURI調べでは、タチウオをドラゴンサイズと認識する要素として「指の本数」がもっとも多い回答でした。
ところが、指の太さは人によって異なりますし、手指の広げ方によってタチウオの太さを示す指の本数は変わってしまいます。
そんなタチウオ釣りにおける指の本数問題については、統一のサイズ感で測定できるメジャー類があります。
今回は、そのなかでも手に入れやすいタカ産業の「ドラゴンスケール」を購入したので使用感をレビューします。
「ドラゴンスケール(タカ産業」を買ってみた
こちらがドラゴンスケールです。通販であると送料込みで、1,600~2,000円の範囲で販売されています。
計測できるのはタチウオの太さのみ。メジャーではないので、長さの計測機能はありません。
販売は、タカ産業さん。
考案したのは愛媛松山沖で出船している「だんだん丸」の片山船長とのこと。
NPO法人「瀬戸内西部遊漁船協議会公認メジャー」とのこと。
「ドラゴンスケール」F3~F7.5まで測定可能
こちらがドラゴンスケールの全体像です。
樹脂製で丈夫そう。
一方、本体測定用の塗装は、どうしても鋭いものが当たると削れます。テンヤなどの接触は避けたほうがよいでしょう。
持ち運び時は、縦にするとかさばらないので船バッグ類にすっぽり入ります。
船バッグのなかで釣り具類の角と接触すると剥離するはずなので、気になる人は、なんらかカバーをしておくとよいと思います。
自己責任でウレタンコートするなどもよいと思います。
わたしの場合指3本がこちら。
ドラゴンスケールは、1.8㎝を指1本としています。
こちらは指5本を広げて撮影した様子。
さらに指5本で、がんばってすぼめて撮影した様子。
タチウオの測定も、手指の広げ方でこれだけ違うわけです。
ドラゴンスケールはこの通り、適度な角度がついています。
この傾斜によって、よく滑るタチウオがしっかり固定できますし、写真撮影をする際もきれいに撮れます。
これは便利!実際に「ドラゴンスケール」をつかってみた様子
では実際に、テンヤで釣りあげたタチウオをドラゴンスケールで測定してみます。
最大サイズは115㎝でした。
小さいものから順に指3本クラス。
指4本クラス。
指5本クラス。
東京湾のテンヤタチウオ船で上がっている、120、130㎝クラスで抱卵した個体の場合、F6~7ぐらいはありそうな気がします。
まとめ
タチウオを測定して、ドラゴンかそうでないかを、手軽に判別する方法として指測定があります。
実際、釣りあげたタチウオを指ではかって撮影し、SNSにUPする人はかなり多いのですが、指の本数での計測はやはり曖昧なところが多いと言えます。
そんなときにドラゴンスケールのような便利アイテムがあると、より公正に測定できますね。
自分のなかでの納得感も強くなりますし、次の釣行への目標設定もより明確になるのではないでしょうか。
100均グッズなどでDIYできそうな気もしますが、写真映えもしますし、購入してみるのも一つですね!
ではでは。
平田(@tsuyoshi_hirata)
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▼ドラゴンスケールを購入する場合、配送スピードはAmazonプライムが迅速です。価格はポイントを考えると楽天かヤフーのほうがお得な場合もあります。よくチェックして購入しましょう!リアル店舗で購入できる場合は、送料を考えると店舗がお得です。
▼ドラゴンサイズをつかんで締められるハサミ