これがなければ成り立たんと購入されたものの、目的を果たしたあとは結局残り、飼い殺しとなり、冷蔵庫の中で場所をとるけどもつかいきらず滅びていく調味料。
日本の会社組織のなかでも同じような経験をした方もいると思いますし、あなたがこれからそうなるかもしれません。
そういった数ある調味料勢力のなかで、ほんとうは便利なのにつかいきれないのが焼肉のたれ類です。
エバラ焼き肉のたれとかも、焼肉だけでなく、いろんなレシピ―紹介していけば売上UP。
そう思いながら、今回も粛々と釣魚料理をすすめていくわけです。
今回の料理は、
タチウオの中身煮ジンギスカン風味。
おそらく、これをつくったのは日本でわたししかいないんじゃないかなと。
ふはははは。
ジンギスカンのたれが冷蔵庫にあった
友人に、きのっしーという多動モンスターがいましてね。
彼は何かにはまりやすいですが、すこし前からジンギスカンにはまっておって、なにかというとジンギスカン食べたいとかいうんですね。
で、あるとき逗子海岸でBBQやろうということになったんですが、矢鱈にジンギスカンの肉とたれをもってきたもんなのでかなりあまったわけです。
そして、我が家にジンギスカンのたれが託されたと。
おお勇者よ、このジンギスカンのたれをもって、魔王を倒すのだ。グフッ。
というわけではないのですが、
冒頭で紹介したとおり、焼肉のたれ系というものは便利アイテムながらも、意識しないとずっとあまるパターンでして、逗子海岸で海開きしてBBQ禁止期間にはいったので、このジンギスカンのタレもあまったわけです。
ジンギスカンのたれでタチウオの内臓を煮る!
ということで、まず用意するのは、タチウオの内臓です。
- 胃袋
- 卵
- 白子(精巣)
胃袋とかいってしまいましたが、今回は使いませんでした。。。
タチウオの胃袋を使う場合はキッチンバサミ等で裂いてから流水で胃粘液をよく洗い流してから熱湯をかけて下処理してから使うと臭みなく食べられます。こりこりしてうまい。
でもって、魔王退治の『ジンギスカンのたれ』ですよ。
もう、このあたりは、ほぼ成分がかわらないので、エバラ焼き肉のたれが安いからそれでもよいです。
いつもは酒+みりん+生姜+砂糖+醤油+唐辛子あたりで煮つけるんですがね。
今回は焼肉のたれ、じゃなくて、ジンギスカンのたれ。
もう火加減とかはどうでもいいので適当に煮つけると
・・・
・・・
・・・
ぼわん。
できました。
見た目はうまそう。
味は。
お。
おおお。
これはありだな。
生姜とかニンニクに甘辛い味がくわわり、魚臭さを消しながら、ごはんによく合う味。
ビールにもよいんじゃないですかね。
というように、焼肉のたれ系は無敵の調味料なので、冷蔵庫に残っていた場合はつかってみるのも一つの手です。
ユッケジャン、テグタンクッパ(干鱈)などの味付けにも向いています。チャーハンとかにしても旨いですしね。
ではでは。
※仕上げに一味唐辛子+ごま油をくわえたほうがさらにうまいですぞ。