タチウオ?
あー冷凍庫に封印しているなー。というみなさんご安心ください。
今回のその封印を美味しく調理する方法です。
ORETSURIクッキングのお時間がやってまいりました。
タチウオの下処理
こちらはサクにした以前の写真。
今回のタチウオはサクにしたものを冷凍しておいたものなのですが、サクにするまでは、簡単です。
- 頭と内臓をとってよく血合いを洗う
- 尻尾の先20センチぐらいを切り落とす
- 大名おろし
以上。
タチウオの下処理はほんとにかんたんだなー。
台湾風炊き込み太刀飯を仕込む
まず乾物系を適当に水でもどします。
- 蓮の実
- ユリの花(金針菜)
- 紅なつめ
- クコの実
- ユリの根
- 干しエビ
- 干ししいたけ(今回は使ってないものの味のベースになる)
こんなに用意するのは面倒だと思うので、干しエビと干し椎茸ぐらいあればよいと思います。あと豚バラ。
フライパンにごま油をしき、にんにくと生姜を炒める。
これ刻んだものがよいのですが、ペーストでも全く問題ないです。風味の差が出るぐらいで。
でもって、台湾のお土産にいただいた澎湖産XO醤(高級具材ごろごろ)を入れます。
このXO醤がいろいろぱないのですが、ホタテとかあらゆる海産物が本当に惜しげもなく使われているんです。
炒めて、必要に応じてオイスターソース。
そんでもって紹興酒をドバー。
五香粉(ウーシャンフェン)を入れる。
ウーシャンフェンを入れないと台湾さがでません。
炒めたものをコメ(もち米とノーマル米で1:1にしましたがお好みで)の乗せて足りない水分を補う。
で、解凍しておいたタチウオのサクを敷き詰め、その上に追いウーシャンフェンですよ。
すげーインパクトだな。おい。
・・・
炊くこと数十分。
なんとなく、水分不足の予感がしながらも、気づかないふりをしておきます。
・・・
台湾風炊き込み太刀飯を仕上げる
ピロリロリーみたいに炊飯器が炊けたよーというので、あけてみるとこれですよ。
圧倒的なインパクト。
圧倒的な台湾の香り。
タチウオ料理業界でもこのインパクトはなかなかないんじゃないでしょうかね。
ちょっときになる炊け具合は・・・
・・・
わ。
やっぱり水分少なかったか。
固めである。
よくみると硬そうな米がある。。
でもって、全体を混ぜます。
どんぶりに盛り付けて、適当に刻んだ長ネギをのせて、パクチーがないので、三つ葉を飾る。
味は・・・
・・・
・・・
うんまい。
これは間違いない。
だけども、米が硬いところがあるなと。
もち米100%でやや水分量を多めにしておけば最強だったなと。
残りは米に水気をあたえるために、ウェイパースープで雑炊化してたべたほうがよさそうという判断を下しました。
味自体は絶品なので、気が向いたらつくってみてください。
ではでは。
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XO醤は高いけど、ちょっと使うだけで本格的な味がでるのでオススメです。五香粉は好みがあるので、ご利用は計画的に。一説によると八角の香りがブラックバスを集魚するといわれていて、ワームに漬け込んでいる人もいるとかいないとか(高校生の頃やりました。。。)