多摩川シーバスに穴場なし!新規ポイントとニゴイパターンを見つけるまで

リンクにプロモーションが含まれます
スポンサーリンク

~この記事は約 6 分で読めます~

こんにちは、タクミ@TSURiTAKU62です!

あっという間に1月も終わりですね!みなさんは今年の初釣りはどこかにいきましたか?

私は三が日があけてすぐに多摩川へいきました。

 

厳寒期ということもあり、釣果は気にしないでポイント開拓をしよう。

そう決め、いつもの多摩川河口から離れ、少し上流をランガンすることに。

今回は多摩川シーバスの新規ポイント開拓についてのお話です。

目次

多摩川の新規ポイント開拓!2025年初シーバスとの出会い

寒いけど、釣りはいつでもドキドキしますね!

潮周りは中潮。

日付が変わり、干潮上げはじめにエントリーです。

 

冬のナイトゲームということもあり先行者は0。足跡もないため人的プレッシャーはなさそう。

浅瀬の水面を観察すると、2㎝ほどの稚魚(魚種不明)がたくさん泳いでいます。

こりゃ、マイクロベイトパターンかな……

 

初場所なので、地形変化がわからず、1投目から根掛かりすることは避けたい。

ということで、小さめのクロスウェイク90を投入です。

干潮ということもあり、流れはゆるやか。

すこし早めにリトリーブし、水を動かすも反応無し。

流れにのせ、対岸のマンションがつくりだす明暗部をドリフトしても反応無し。

 

次はどうしようか……

釣りに復帰してからむかえた初めての冬でもあり、釣れるイメージが全然わきません。

あきらかに引き出しがすくないんですよねー。

今後のためにボトムチェックをしてみるか……

ここで、根がかり対策でフロントフックを外したバイブレーションにつけかえます。

 

みると、干潮から1時間経過し、多少水位があがってきたようです。

フルキャスト!

ほどなくして、着底。

ルアーをボトムにコツコツさせ、川底を脳内で3D化!

回転数を数えながらリトリーブします。

 

コツ、  コツ

コツ、  コツ

コツ、コツ、コツ、コツ……

ん、こりゃカケアガリかな……

そう、思った瞬間。

コン!(優しいアタリ)

タイミングよくフッキングも決まる!

15mぐらい先で何度もはねる魚!

よし、シーバス!

サイズはちいさいものの、とても元気な魚。

・・・

・・・

・・・

よせてきてネットイン。

シーバス(ヒットルアー:ナレージ65)

元気なファイトをみせてくれたが、意外に体は傷だらけ。

特に弱らせたくないので水中でフックを外しリリース。元気に泳いでいったので回復を願う。

やはり、ルアーチェンジ1投目でヒットするとうれしいもんですね。

 

すかさず同じコースにキャストするもそう簡単にはいかず、反応はなし。

それから、1、2投ごとに2mずれながらボトムを探っていくことに……

ヒットと根掛かりが紙一重なのでワクワクします。

 

先ほどのヒットから1時間が経過し30m程下流に移動。

ルアーがボトムから離れた感触だったのでストップさせ再度フォールさせる。

着底しリールを巻き始めると、いやな重みがかかりロッドがしなる。

あ、根掛かったかな。

・・・

・・・

・・・

すると急にラインが走り、ドラグが鳴る!

すごいトルク感。

しかし、はねない。くびも振らない。

グイグイと泳いでいる。

これは……

この時点で鯉系の魚だろうと予想。

これはこれで面白いのだが、流れにのって下流に走るとラインブレイクの恐れがありかなり危険です。

一度浮かして落ち着いたところでネットイン。

ニゴイ(ヒットルアー:TDバイブ)

60㎝ありそうな尾の太いニゴイです!

汽水域だと河口とは違う魚がいますね。

しっかり口にかかっているのでルアーを食べに来ています。

なにかしらのベイトの気配はありそう。

その後30分ほど投げていましたが、寒さがきつくなってきたため撤収。

新年からボウズを逃れ、今後に期待が高まる釣行になりました。

河口ちょい上の新規ポイントで、ニゴイパターン発見!

多摩川の夕闇

2025年初釣行から数日後、前回の答え合わせをするため同じポイントに向かいました。

前回は先行者はいませんでしたが、この日は100m前後離れて2名ほど。

潮回りは長潮。

ほとんど潮位差は発生しませんが、下げ終わりからスタートすることに。

この日もマイクロベイトの群れが浅瀬にいます。

ボトムの起伏はおおよそ把握できていたので、小さめのメタルバイブをキャスト。

前回反応の良かったストップ&ゴーを意識して扇状に探っていきます。

3投しては2mずれるを2回ほどしたあと、ストップ&ゴーでボトムまで落とす……

ズン!

いきなり重くなり、根掛かりかなと竿をあおると……

ジ、ジ、ジィィィーーーーとドラグ音。

前回と同じようなトルク感です。

こ、これは、まさしくニゴイ!

今回も流れにのって下流方面に突っ走しるニゴイ君。

立木にまかれてもいやなので多少強引に岸に寄せます。

大暴れしていますがグリップランディング成功。(だだネットを忘れただけですw)

またもや、50㎝程のニゴイ!

美ニゴイ(ヒットルアー:オニマル8g)

ニゴイはボトムでながめにステイさせるパターンかな?

気になり同じコースにキャスト。

着底後に2回ステイ、ながめのリフト&フォールをすると……

ズン!

やはり!

ニゴイ(ヒットルアー:オニマル8g)

ニゴイがヒットしました。

再現性のある釣りが出来たときは魚種問わずとても楽しい!

この後も同じパターンで小さなニゴイを1匹追加。

これがシーバスだったらよいのに(笑)。

魚が釣れたことはうれしいですが、私が狙っているのは銀色に輝くシーバス!

このポイントには魚が入っていないと予想し、いつもの河口側へ移動しました。

河口へ移動、チヌは真冬でも元気!

多摩川・海老取川合流地点

河口側のポイントに到着すると上潮が効いており、水温が上流より温かく感じました。

海水のせいなのでしょう。

一方、目に見えるベイトはおらず、水面もかなりおとなしい状態。

対岸の工場照明が作りだす明暗部を狙っていきます。

長潮のため流れが弱い状態で、先ほどのポイントよりも水深があります

まずはメタルバイブでボトムをたたくことに。

カケアガリでロッドをあおり少しボトムから浮かすと……

ゴン!

ひさびさにキレのあるバイト!

しっかりフッキング!

重量感からしてサイズが良さそうです。

ゴンゴン叩くようなファイトで、竿を立てても跳ねることがありません。

こりゃチヌだな……

元気いっぱい泳ぎ回るところを、最後はやさしく寄せてグリップランディング。(だだネットを忘れただけですw)

チヌ(ヒットルアー:DUO プレートバイブ10g)

40㎝は超えてそうな綺麗なチヌ。

その後、満潮付近までやってみましたが、シーバスと出会うことはできませんでした。

多摩川シーバスに穴場なし!

多摩川、増水後の夕焼け

もはや多摩川シーバスに穴場なんてない(笑)

やっぱり自分にとっての新規ポイント開拓は楽しいもんです。

でも、メジャー河川に穴場ってないですよねー笑。

今回、初めて上流部(河口からみて)のポイントに入り1日目は釣り人はいなかったんですが、2日目にはお二人いました。

移動しているときに、「ここまでくれば誰もいないだろう。しめしめ。」と、ヤブ漕ぎをしたポイントに1名先行者がいてびっくりしました。

やはり多摩川をはじめ、東京・神奈川・千葉界隈のメジャー河川には「秘境の磯」のような穴場はなさそうです。

よっぽど悪天候でないかぎり、どこにいっても、誰かが釣りをしています。

それだけシーバスは人気ですし、時間帯によってはチヌやマゴチを本命として狙っている人も混じるわけです。

 

じゃあどうするか。

 

狙っているポイントに先行者がいても無理に近くに入るのは考えものです。

自分がやられたくない距離感を考えて釣りをするのが大切ですね。

むりやり人混みで釣りをするなら、思い切って人の少ない場所へ移動してしまう方がお互いストレスもすくないですし、釣果に繋がりそうな気がします。

穴場を探しあてるのも大事ですが、場の状況に合わせたパターンを見つけ出すテクニックとメンタルを持つことが必要なのかもしれません。

 

あと3か月で、釣りに復帰してから1年。

春夏秋冬のシーバスパターンの引き出しをあれこれ増やしたいです。

寒くても魚とは出会えます!

みなさんも体調に気つけて楽しみましょう!!

タクミ@TSURiTAKU62

当日のタックル

ロッド:DAIWA LATEO  96ML・K
リール:DAIWA 23 LEXA LT3000S CHX
ライン・リーダー:PE1号 魚に見えないフロロカーボン 16lb
ルアー:ナレージ65オニマル8gTDバイブS、プレートバイブ10g

ORETSURIフィールドレポーターについて

関連記事

あわせて読みたい
釣りブランク20年が「シーバス」を1本釣りあげるまでの話。 はじめまして、この度ORETSURIに寄稿させていただくことになりましたタクミと申します。 千葉の田舎町で18歳まで育ち、釣りキチ親父の影響で様々な釣りを経験しました。...
<お知らせ>
🌊Amazonタイムセール! 釣具も安い!
🌅楽天スーパーDEAL-人気アウトドア商品もポイント高還元!
🐙Yahoo!ショッピングならPayPay毎日5%還元!竿とリールが超得!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

記事をシェアしよう!
目次