アドウェイズ岡村さんとアマダイを釣りにいってきた話

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操船するアドウェイズ岡村さん
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~この記事は約 7 分で読めます~

まずですね。

タイトルに『アマダイ』が入っているからといって、そう簡単にアマダイが釣れるとは限らないのがORETSURIです。

そう甘くみないでほしい。世の中一筋縄ではいかぬことばかりです。

釣りはだってそんなにイージーではないんですよ。釣れるばかりが釣りじゃないんだ。

と、

十分に期待値を下げてから本日もいってみましょう!

目次

東京湾フェリーがまー便利

この日は、前日あたりに、IT・ウェブ界隈では釣り好きで有名なアドウェイズ社長の岡村さんから、

「平田さん、明日一緒にアマダイ釣りにいきませんか?」

と、メッセージをもらって、

「おーす。いきまっす!」

と、決まった釣行です。

それにしても、それにしてもですよ。大人になって、今日明日で即予定を入れられる自分の身軽さというか暇さにはびっくりです。

まーそれはおいておいて、ドキドキしながら、千葉・内房にいくことになったわけです。

東京や神奈川から千葉にいくルートは内陸ルートのほか、アクアラインで行く方法があるのですが、わたしは逗子に住んでいるので、今回は久里浜港から出航して千葉の金谷港に到着する東京湾フェリーを選ぶことに。

京急久里浜駅から東京湾フェリー発着所まではバスで10分ぐらい。

途中、久比里のカワハギ船宿街やらを通り過ぎて、東京湾フェリーターミナルに到着です。

はじめてきたな。

東京湾フェリーは、自動車やバイクを乗せて東京湾を渡ることができる交通手段。

三浦半島や房総に住んでいる人で、行き来したい人にはうってつけですね。

自転車の輪行というのも流行っている模様。

なんと、大型犬も移動可能。

バイクは車輪止めをして固定します。

むかし、お台場あたりから、徳島にバイクでフェリーにのったときもそうだったなー。

岡村さんから、フェリーの食事が意外と旨い云々をきいていたので、空腹で到着したのですが、朝からこの『コーラル』という飲食店&土産屋が開店しています。

ふと、オーラを感じて振り返ると・・・

あ。

ドラゴンボールやんけ。

正確には著作権許可がないから、スーパーボールと表記されているんですが、これはまさしくドラゴンボールだなと。

それにしても、この色合いと★があるだけでドラゴンボールと思わせてしまう『ドラゴンボール』のコンテンツ力たるやすさまじいですね。

「つかもうぜ! DRAGONBALL♪」

釣りのときはだいたい上機嫌が取り柄なので、ドラゴンボールのテーマ曲をうたいながらコーラルへ。

カウンターのおばさんから怪訝な顔をされながら頼んだのは、やっぱりそこは横須賀だから海軍カレーでしょ。

と、思いきや、そうは問屋がおろしませんよと、安定の天ぷらそばです。

ありきたりな茹で麺と濃い目の関東風のつゆ。

そこに、湿気をはらんですっかり冷めかき揚げ。そして長ネギとワカメ、さらに、これはナルト。

こういうフツーのかき揚げ蕎麦っていうのは、うまいんですよね。

日常的に食べてもうまくないんだけど、釣りとか旅行の行き帰りに食べるとなんだかうまく感じるという。

人の味覚は、シーンによって変わるのでしょうか。

世界最高峰の頭脳やAIを駆使しても、いまだ人類が答えをだせていない、世界七不思議の一つです。

そばをかっ喰らって、引き続きドラゴンボールのテーマをうたいながら建物の外へ出ると・・・

お、車が入ってってるぞ。

ということで乗船します。

運賃は意外と安価です。

片道720円。往復で買うと1,320円。

ということで、一路40分ぐらいのクルージングの旅をお楽しみください。

・・・

なんというか、爺臭オーデコロン臭がやけにするなとおもったら、この日は、中高年ゴルフ兵の方が多かった様子。

ゴルフって、だれがやってるのかとおもったら、やっぱり中高年が投資しているマーケットだったんだなーと再確認できました。

釣りもゴルフも中高年あって業界ですね。

このようにマーケティングってのは選挙と一緒で最終的には足を使わないと勝てないんですよ。

客室がキレイ。

あちらこちらでチーバくんのごり押しなんですが、これは、かわいいのでアリだなと思います。

座席は向かい合わせだったり、ラウンジというかスナック風のボックス席だったりバリエーション豊か。

中高年のハートをわしづかみ仕様です。

反対側。

カウンター席があります。

奥の売店では、おにぎり、お土産、ソフトクリーム、アイス、コーヒーなどが頼める仕様。

このネット社会にも出遅れることなく、Wi-Fiもあります。

こんなときにでも仕事したいというような、あまり仕事ができない人もしっかり仕事をすることもできる親切な仕様。

ホスピタリティにあふれる東京湾フェリー。好きになってきました。

売店の飲食物はこの通り。

一瞬、コーラルのかき揚げ蕎麦でやや胃もたれしているものの、冷えたやきそばに紅ショウガをまぜこんでかっくらいたいという衝動にかられたわけです。

が、わたしももう子供もいる36歳なので、ぐっとこらえておきました。

なんという神がかった自制力なんでしょうか。

ま、食べ過ぎると、釣りの時にリバースしますしね。

ちなみに、朝方はごはん系を頼むとカップみそ汁がつきます。いいね。

このカインズホーム裏は魚釣りのポイントの模様

そうこうしているうちに船がどんどん、久里浜港を離れていきます。

図体はどでかいホワイトベースみたいなフェリーですが、意外と進むのが速いです。

手漕ぎボートだったら今頃あのぐらいだなーと想像してみたり。

これが屋上スペース。

閑散としていますが見晴らしグー。

久里浜側の沖堤防っぽいところ。

米粒のような釣り人がみえるようなみえないような。

千葉側から陽がのぼるんですが、実に美しい。

タチウオ船なのかアジ船なのかわからんのですが、大量の釣り船が。

と、ソフトクリーム食べようかなどうしようかな、と、あれこれしている間に、もうそろそろ金谷港着岸のアナウンス。

トイレ(大)をすませておこうと思ったら、個室のなかにこの張り紙が。

なんだか会社としてこれをだしている東京湾フェリーが好きになった次第。

がんばれ東京湾フェリー!

俺たちの東京湾フェリー!

俺フェリ。

OREFERI

・・・

続々と玉たたきのために上陸するゴルフ兵各位。

じゃあ、釣りはただ魚釣るだけだろと論争がはじまってしまいそうですが、みんな楽しみなオーラが漂っていてなにより。

途中の通路にこちらが。

海保もアニメに手を出しているわけです。

自衛隊もそうですが、こういった親しみやすさって重要ですね。

アドウェイズ岡村艇出船!

金谷港へ着くと、岡村さんとTさんが迎えに来てくれていました。

んでもって、そこからマリーナへ。

んでもって、そこから出船。

マイボートっていいですねー。

操船するアドウェイズ岡村さん。いいひとです。

船室内に弁慶並にタックルセットがありました。

ということで内房某所へ到着。

このあたりで、岡村さんが適当にオキアミを落としていたらでっかいアマダイが釣れて、それ以降、ここはアマダイポイントになっているとのこと。

東京湾のアマダイだと60~100mの水深をイメージしてしまうんですが、軽めにセッティングしたオモリを落とすと、水深40~50mのポイント。

着底。

底から1m。

ふわ。ふわ。ふわりん。

と、しかけを誘いあげて落とすと。

グングン。

入れ食い状態。

あ、貴殿でしたか(タマガシラ氏)

あ、貴殿でしたか(良型クラカケトラギス氏)

この魚はうまいので、あとで天ぷらにしてやろうと思いながらアマダイを狙います。

微妙な操船を成し遂げるアドウェイズ岡村さん。

シマノが好きな模様。

岡村さんも何か来た模様。

・・・

・・・

・・・

あ、貴殿でしたか(イトヨリダイ氏)

わたしもイトヨリダイ。

イトヨリことイトヨリダイは食味もいいですし、見た目もきれいなうれしいゲストですね。

塩焼きか、お吸い物か。これは楽しみだ。

アマダイの釣り船にのって、まわりだけイトヨリダイが釣れてると嫉妬するぐらいのうらやましさなんですが、やはり人間っていきものは、わがままなもんで、よく釣れると飽きるものです。

このポイントは、これでもかとイトヨリダイが登場してくる。

それはそれでアマダイのポイントだからこその特徴なのかなとは思うんですけどね。

そろそろ本題に入ろうか

アマダイが釣れないので、泳がせ釣りをすることに。

エサは、ちょっと大きすぎるクラカケトラギス。

タックルがなかったのですが、岡村さん所蔵のライトゲームBB・S190&バルケッタBBをお借りすることに。泳がせ仕掛けもありますよとのことで、ハリス8号ぐらいの太目の仕掛けにトラギス氏を装着。

さて、

「いつもはアジ釣りにつかってる竿なんです」

と、岡村さんがいっていたんですが、この柔らかさであればヒラメがきても違和感なく食い込むはず。

はず。

はず。

もう一つおまけに、はず。

・・・

えー移動です。

ドドドドドドドドド。

ざばばばばばばばばばばばばば。

座婆婆婆婆婆婆婆。

カワハギ釣り(貴殿狙い)をする

この日のためにとっておいたカワハギ狙いの秘具『釣絶・孔雀王(自作)』

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圧倒的な集魚力

無敵(爆釣)

さて、見せてもらおうか。

・・・

着底。

ブルブル。

ブルブル。

ブルブル君。

む!

きぇい!

つはー、貴殿でしたか(クラカケトラギス氏)

あなた、浅場から中深場まで絨毯のように生息していますね。

ま、トラギスがいるところはカワハギのポイントですしね。ね、岡村さん。

・・・

着底。

ブルブル。

ブルブル君。

む!

「これはちょっとカワハギっぽいかも」

わ、貴殿でしたか(キューセン氏)

わ、貴殿でしたか(シロサバフグ氏)

今年はこのシロサバフグが各地で増えすぎている模様。

食べようと思えば食べられるらしいですが、ハイブリッド個体などもいるので、触らぬ神に祟りなしってやつですね。

ってことで移動。

ドドドドドドドドド。

ドドドドドドドドド。

ドドドドドドドドド。

魚探をみながらスタンバイ。

き、貴殿でしたか・・・(ノーマルトラギス)

ふう。

ここでタイムアップ。

どうやらいつもカワハギが釣れている根だったそうなんですが、この日はだめだったようです。

にしても、楽しかったなー。

つゆがぬるいとチャーシューが増えるのはミンナニナイショダヨ

岡村さんとTさんに感謝しつつ、金谷港のフェリー乗り場に到着。

ちょっと小腹がすいたなーと、食堂へ。

おばはんにラーメンを「おねがいしまーす」と注文。

すると、

「ちょっとね、おつゆがぬるいからさ、チャーシュ―増やしといたからね。ミンナニナイショダヨ」と、カウンター越しの闇取引のように差し出されたラーメンがこちらです。

ぬるいというかあったかくて麺がやわめ。

だが、釣りのあとのラーメンはだいたい旨い。

それにゆでたまごも昨今流行りの半熟などではなく硬派な固ゆでなところにこだわりを感じます。たしかに固ゆでのほうが消化にもいいしね。

「チャーシューありがとねー、おかあさん(寒くなるけど風邪ひくなよ)」

と、

フェリーに乗り込もうとしたら・・・

現れたのが、、、

こちら。

ちょw誰が買うんだよwww

ということで、東京湾フェリーは楽しいので、めちゃくちゃオススメです!

ではでは。

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操船するアドウェイズ岡村さん

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