みなさん、お久しぶりです。どうもSatoshiです。
前記事から約2ヶ月。暇を見つけてはメバル釣りに行っていたのですが、日に日に渋くなってるようでしたので一旦シーズン終了としました。
次なるターゲットは・・・
1ヶ月ほど前からシーズン1発目はこの日!と決めてた5月14日(日曜)に友達のYと能登内浦で徐々に浸透しつつあるライトフカセに行ってきました。狙いは今が旬の乗っ込み真鯛です。
ライトフカセとはなにか?
《ライトフカセ》って何?と思ってる方が殆どかと思うので簡単に説明をさせていただきます。
皆さんは真鯛のフカセ釣りにはどんなイメージをお持ちでしょうか?
自分の中では真鯛のフカセ釣りと言えば専用のフカセ竿に電動リールをセットしてオキアミを撒きながら仕掛けを潮に乗せて流して、後は魚が喰うのをビール片手に待つ釣りです。
※あくまでも自分の中のイメージです<(_ _)>
これはこれで数も釣れて面白いのですが、なかなか電動リールや専用の竿など高価な物を簡単に買えるはずもなく・・・
と、言うのが悲しい現実w
それでも真鯛の数釣りを楽しみたい!という夢を叶えてくれるのがライトフカセです。
具体的には手持ちのティップランタックルなどライトタックル(しかもスピニングリール)でフカセ釣りをするのですが、通常のフカセ釣りは道糸フロロカーボン5~6号+市販の仕掛けを使うものの、自分のライトフカセはPEライン0.6~0.8号+市販の仕掛けを使っています。
もしくはフロロカーボン4~6号を6~8m直結するやり方です。PEラインはフロロカーボンと違い浮くので通常のフカセ釣りのように上手く潮に乗せて流せるの?と思うかもしれませんが、これが意外と良い感じで潮に乗せて流せるのです。
まずは動画をご覧ください。
いい感じで潮に乗ってる時にPEラインが出ている動画です。これで真鯛が餌を食べて走ればラインが凄い勢いで出ていきます。
*残念ながら動画を撮影した時は走りませんでした(^^;)
他には、ある程度流してもアタリが無かったら、ゆっくり巻きながら途中、良さそうな所で止めて誘いを掛けたりして通常のフカセ竿では判らないよう小さなアタリをとって狙って掛けにいけるのがライトフカセの魅力です。
しかもタックルがライトなので掛かってからの魚とのやりとりがとてもスリリングで楽しいですよ。
ライトふかせ実釣!
5月14日(日)天気予報サイトをみたところ、1つは昼過ぎに、もう1つは10時過ぎに南西の風が強くなる予報だったので、友人のYと沖に行くか湾内でやるか相談した結果、沖に行ってて南西の風が強くなったら帰港が大変なので湾内でする事にして4時半出船しました。
湾内でも釣れるものの、真鯛よりも圧倒的に黒鯛が多いです。真鯛を本命にすえた場合、ちょっと残念な感じになるのですが今回は安全第一を優先して決めました。
去年の湾内の釣果です。こんな感じで黒鯛優勢になるのです。
ポイント到着。友人Y優勢
約20分でポイント到着。すんなりと1発でアンカリングも決まり5時釣り開始です。
まずは撒き餌をしてからタックルをセットします。
今回持参したオキアミはこちら。釣らせ名人シリーズです。
自分は3キロ×2ブロック。Y氏は3キロ×1ブロック。
Y氏はPE0.8号に市販の2本針仕掛けをセット。自分はPE0.8号にフロロカーボンハリスを8mに1本針。
どの船釣りでもそうですが、2本針のほうが確実に数釣りには有利ですが、ラインがよれたりするのを直したり扱いが面倒なので自分は1本針にしてます。
期待を込めての1流し目
10m・・・
20m・・・
30m・・・
40m・・・
50m・・・
うーんアタリなし・・・
あら魚いない?と、不安になってきたところで
Y氏が、キタっ!とファーストヒットにご満悦(笑)
とりあえず魚が居た事に安心しつつ、次は自分に!と思ったのですが・・・
またしてもY氏に!しかも2本針に2匹掛け!!
自分には何度流し直しても、誘いをかけてもアタリらしいアタリもなく、
その間もY氏はマズマズのペースで真鯛を釣り揚げ余裕の5匹オーバー。。。
唯一の救いは特別大きいのが居なかったことくらい。といっても特別小さいのも居なく平均40~45センチ
自分はというと・・・
開始2時間ノーヒット_| ̄|○ガクっ
隣で同じように釣って、この差は何?
仕掛けを変えてみたところ、ついに・・・
考えてみたところ、唯一違うのは市販の仕掛けと自作仕掛け。
「何mの仕掛け?」とY氏に聞いてみたところ6mだと言うので、自分の仕掛けのハリスを2mカットして6mにして針を11号から10号に変更してみました。
これが良かったのか?
変更してからの1流し目・・・
10m・・・
20m・・・
30m・・・
30mほど流した頃にラインが走ってヒット!
40センチ弱の真鯛。
これで、ようやくボーズ回避(^^;)
さぁ!これからY氏に追い付くぞ!
と、おもってみたものの、冷静に考えるとY氏も釣ってるので追いつくのは難しそうな感じ(;^_^A
それでも次を期待して投入
10m・・・
20m・・・
凄い勢いでラインが走る!
合わせた瞬間、ドラグも出て
真鯛特有の3段引き!
最初に釣った40センチ弱の真鯛とは明らかに違うサイズだとわかったので慎重にやりとりします。
何度かドラグを出されながらも揚がってきたのは、
60センチオーバーの真鯛!(辛うじて60センチ超え?)
久しぶりに手が震えました(笑)
昨シーズンは最大で55センチ止まりだったので、ようやく60センチの壁を越えることが出来た&自己記録更新が嬉しかったです!
といってもあくまでも目標は70、80の大鯛。まだまだ満足していたらダメですね(^_^)ゞ
怒涛の真鯛ラッシュスタート
これを釣ってからが怒濤の真鯛ラッシュ。
コマセで魚が浮いてきたのかほとんどが20mくらい流したところでヒット。
ときには10mでラインが走る事もあり、気付けばY氏とほぼ同数の7~8匹。
これなら追い越せるかも。
それにしても、冷静に考えると釣れてくるのは真鯛ばかり。唯一、外道で釣れたのはY氏の25センチくらいのアジ1匹
湾内フカセなら確実と言っていいほど黒鯛が多いはずのなに・・・未だ0
こんな事もあるんやね~と話してたら・・・
40センチオーバーの黒鯛(汗)
優しくリリース(笑)
なぜか、この黒鯛が釣れたタイミングでアタリが極端に減りはじめ、約1時間のラッシュが終了しました。
あとはポツポツとアタる程度で、釣れても35センチ前後とサイズダウン。
この頃には2人で9キロのオキアミも残り少なくなってたのと風が強くなってきたので納竿としました。
自分の釣果は、
真鯛:最大60センチまでを11匹
黒鯛:40センチオーバー1匹(リリース)
Y氏の釣果は、
真鯛:最大55センチくらい?までを11~12匹
ゲスト:アジ1匹
最初は大差を付けられて惨敗か!?と覚悟したのですが、何とかほぼ同数まで追いつくことが出来、良いライトフカセシーズンスタートを切る事が出来ました(^^)
しばらくはオキアミを撒く釣りになりそうです(笑)
皆さんも機会があればライトフカセにチャレンジしてみて下さい。
ライトタックルでの真鯛とのヤリ取り、体験したらクセになりますよ~
乗っ込み真鯛でしたら、こんなのが入ってる楽しみがありますよ!
家に帰ってから魚捌き初心者の自分が捌いてみましたが、魚の身も自分の手もボロボロになりました(爆)
メバルと違って難しかったですが意外と楽しかったです(^_^)ゞ
それではまた。
<ORETSURI フィールドレポーターの過去寄稿記事>
ORETSURI フィールドレポーターの記事はこちら
▶次ページで、今回の利用タックルとSatoshiさんによる過去のフィールドレポートをチェック
ライトフカセ真鯛釣りでの利用タックル
ロッド:シマノ セフィアCI4+ボート ティップエギング S607M-S
PEライン:DUEL ハードコアX8 300m
ハリス:サンライン 船ハリス4号