【東京湾夜アナゴ】はじめたい人向けに道具・仕掛け・釣り方の勘所を解説!

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夜アナゴ仕掛け
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どうも、上月です。

みなさん、東京湾名物「夜アナゴ」をご存知でしょうか?

毎年、4月後半から6月後半にかけて出船している、江戸前の釣りものでして。

個人的に、東京湾では「テンヤスミイカ」と双璧をなす渋い釣りと捉えているんですが、それはそれは渋い釣りです。

色んな意味で。

でも、釣り方はいたってシンプル。

実は道具や仕掛けも難しいことはなく、テンヤスミイカに比べるとかなり取っ付きやすい釣りなんですよ。

この釣り、一つ特徴をあげると・・・スソとトップの釣果差がえげつない。

普通に、0-30本とかありえるんですね。

そのうち、5本未満の人が7割とか。

他に差がつきやすい釣りというと、カワハギが一番近いのかなと思いますが、偏差の度合いは夜アナゴの方が圧倒的に高い印象です。

じゃあ、そんな釣りに対して上月の腕はどうなんだと。

あえて言おう、カ◯であると。

ここ3-4年で通算10回ちょっとは乗船しているんですが、いまだ初心者枠に属していると自負しています。

これまで坊主だけは免れていたものの、その数は決して多くなく、2-10本くらいの成績。

むしろ、10本釣れた時は感無量だったんですが、そういうときのトップ陣営は3~40本を軽く釣っていたり。

まあ、「数を釣る」という点では非常に難易度の高い釣りってことですね。

ってことで、本題に入りましょうか。

目次

東京湾の「夜アナゴ」道具・仕掛け

柔らかすぎる竿は折れるかも

まずは竿から。

カワハギ・シロギス用の竿が、代用竿の代表格です。

僕の個人的な感想を述べると、以下の通り。

  • カワハギ用:強度的に十分なものの、1.8~1.9mぐらいあって、夜アナゴ特有の「小突き」を続けていると疲れやすい
  • シロギス用:長さは1.6~1.8m前後。先調子であれば「小突き」に関して扱いやすいものの、穂先強度が不十分でアワセ時に折れやすい

そう、僕はシロギス竿をつかっていたときに2本折ってます。

あと、シロギス用の場合はスピニングが主体ですが、夜アナゴは底立ちで頻繁に道糸の出し入れをするので、両軸リールの方が向いてます。

そんなこんなで、僕は「プラス1  CB 船あなご125」という専用竿に辿り着きました。

何がいいって、とりあえず安いんですよ。

実売価格5,000-6,000円程度で、これなら汎用性低くても納得できるし、もし壊れてもショックが少ないなーと。

使った感じ8:2の先調子で、問題なく釣れます。

両軸リールが便利

次にリール。

ここは、あんまりこだわる必要がないと思います。

水深20m程度で25号のオモリを使うだけなので、PG/HGだろうがパワーハンドル/ダブルハンドルだろうが、回収疲労度はそんな変わらないですし。

ドラグを滑らせる釣りでもないので、ドラグ力3-5kgでPE1.5-2.0号を100m以上巻ければモーマンタイ。

なので、僕はその時適合する道糸を巻いているリールを持っていきますが、強いていうなら軽い方が楽かなーという程度。

リーダーはなくても大丈夫ですが、アナゴが絡んでくると厄介なので、フロロカーボン4-6号を30cm前後接続しておくと安心です。

仕掛けは短ハリスで絡まないような構成で

最後に仕掛け。

オモリは、こういう釣鐘オモリが最もベーシックです。

で、この上下どちらかに、ケミホタルや水中ライトを取り付けた上で、

パイプやビーズで保護・装飾された短めの仕掛けを接続します。

自作は比較的簡単だと思うんですが、僕はあんまり数が釣れない故に消費量が少ないため、市販品を購入しています。

それらを取り付けるとこんな感じ。

針は一本だけ付けるのがベーシックですが、僕は三又サルカンを使って2本つけてます。

この時、サルカン等で高さに差をつけるか、左右の仕掛けは違う長さにした方が、針同士が絡まないのでお勧め。

その他、天秤を使ってこんな感じにしたり。

ちなみに、この天秤は4年前に上州屋川崎店で買ったもので、どうも店舗限定品だったようで、その後売ってるとこを見かけない製品です。

また、本来はオモリに針1本、右の枝部分にもう1本、上に飛び出てる部分は道糸に繋ぐんですが、過去に間違ってこうやって取り付けたのに、やたらと釣れたことがあったので、間違えたまま使い続けてるというね。

量販店で売っている金属のアナゴ用天秤に比べて、アカクラゲが絡んでも取り外しやすく気に入ってます。

まあ、いずれも初心者枠の仕掛けなんで、ホント参考程度に見てください。

クーラーボックスは不要

あと、これは夜アナゴの特徴ですが、基本どこの船でも捌いてから袋に入れて渡してくれるんで、クーラーボックスは不要です。

僕は保冷剤を入れた保冷バッグだけ持参しますが、それで十分。

お手軽ですね。

たまーにシロギスやらが釣れるので、持って帰りたい人は小型のクーラーをもっていけばいいかと。

あと、タオル。

手を拭くもの以外に、アナゴを掴む用のタオルがあるとよいですね。

釣り上げたそばから暴れ出すんですが、道糸に絡まると悲惨なことになるので、すぐタオルで掴んで針をはずす or 針ごと交換が効率いいです。

ニオイもつきやすいので、魚専用のタオルを用意しましょう。使い捨てで考えるのもよいと思います。

夜釣りとはいえ、船宿へはちょい早めにいくのが吉

今回は羽田のかみやへお邪魔しました。

平日に行ったんですが、そもそも平日に夜アナゴを出船している宿が、ほとんどないという。

軒並み、土日祝オンリーです。

それだけが理由じゃないと思いますが、かみやは平日だろうが、いつも満員近い人が乗り込んでいて盛況ですねー。

まあ、土日祝のみの船宿が大半なのも分かりますが。

会社員が平日の夜に船釣りするって、結構きついですからね。

午後休とらなきゃだし、次の日に疲れを持ち越すしで、金曜ないざ知らず、週前半にやってくる絶対数は確かに少ないと思われます。

じゃあ、僕はというと・・・

おっと、ついに「釣船ワーケーションプラン」がはじまったんでしょうか。

実は、15時半頃に船宿に着いたら、船が既に準備されてたので、乗り込んでデッキで仕事をしていたという次第なんです。

まあ、潮風が確実にPCへ悪影響を及ぼすので、あんまりお勧めはできません。自己責任で。

かみやの場合、船着場が多摩川下降の汽水域なので、きっと大丈夫と自分に言い聞かせて仕事してました。

なお、かみやの場合、船がないときは、ボードに書いて場所取りします。

この日は、もうほぼ全ての席が埋まっていたので、右トモから3番目に座ることとなりました。

トモ1、2番目は常連さん達のよう。こりゃ、精神的にきついことになりそうですね。

どうきついかって、みなさん人柄がヤバイとかじゃなく、こっちが釣れない中ポンポン釣り上げていく光景が羨ましく、かつ辛いと。

まあ、今回は夜アナゴ技術を産業スパイすると割り切っていきましょう!

タックルは「プラス1 CB 船あなご125」。

オシアコンクエスト201HG。

はい。はっきりいって、重たいだけで使うメリットはほぼないです。

なので、予備で持っていってたんですが、今日はお隣さんが常連で、キャスト多めじゃないときついだろうなーと考えての選択です。

メインで使うつもりだったリールは、ブレーキ機構がないので。

出船前にイソメが配られーの、片舷8人の合計16人(定員18人)で、定刻18時の少し前に出船!

全員が早めにいってると、定刻待たずに出船してくれるのでありがたいですね。

ってことで、行ける人は早めにいきましょう。

夜アナゴの有名ポイント「木更津沖」へ

黄昏の浮島JCT

浮島JCTを通り越し、どんどん南下。

太陽が沈んでいく・・・。

18:20に木更津沖へ到着。

遠くに見える、ビル群・工業地帯・雲のシルエット・サンセットオレンジが美しいですねー。

ここで、イソメを装着。

アナゴの場合、いわゆる「団子状」にイソメをつけていきます。アナゴは餌をかじるようにして食べるので、フッキング効率を重視しているわけですね。

まず、頭の堅い部分を最初に刺す。で、そのあと4-5回縫いさし、数センチ尻尾が垂れてればOK。

イソメが小さい場合は、2-3匹まとめてつけます。

イソメは結構ぬるぬるするものの、指に力を込めて握れば意外とサクサクとさせます。

難しい人は、卵の殻を細かく粉砕したものや、砂なんかを持ち込んでイソメにぶっかけると、ヌルヌルが軽減されて縫いさししやすくなるかと。

というわけで、釣り開始!

キャストしてもいいんですが、最初は足下からチェックです。

仕掛けを底までおとしーの、底が取れたら、数センチオモリを浮かすイメージ。

トントントントントントントントン・・・(数秒様子見)

トントントントントントン

を繰り返す。

「トントントントン」の速さは、その日によって変わってくるので、変化させながら探ります。

トントントントントントントントン・・・

トントントントントントントントン・・・

・・・

・・・

・・・

釣れね。

・・・

・・・

・・・

釣れね。

・・・

・・・

・・・

釣れね。

おい、うんともすんともいわんぞ。

右隣の常連さんは既に数本あげているのに・・・!

常連さんから左に並ぶ、僕を含めた6人はさっぱりです。

お分かりになりましたか?

これが、夜アナゴの恐ろしさですよ。

船長はアンカー伸ばしたり、数分移動してポイントを変えていくが・・・

・・・

・・・

・・・

釣れね。

・・・

・・・

・・・

釣れね。

・・・

・・・

・・・

釣れね。

おい、やっぱり右の常連さんは数本釣ってるぞ。

キャストしやすいよう、仕掛けを天秤なしに変更。

何度かキャストをしつつ、足下も重点的に探っていると・・・

コツコツ

きた。

2秒ほど待って本アタリであることを確認し、腕ごと頭の位置まで持ってくるイメージで「ガッ」とあわせをいれると

するん」とな。

むむむむむむむむむ。

抜けた・・・

巻き上げてみると、イソメはなくなっていました。

このすっぽ抜けは痛いなぁと思いながら、釣りは後半戦へ。

やばい予感しかしない件

そこからまた「釣れね」が少し続いたんですが、おもむろに左隣の方が、ガッとあわせを入れたり。

が、かからず。

話してみると、今日最初のアタリがやっと来たものの、かけられなかったと。

「ほほう、ってことはいまこの下で、常連さんよりわいに近い位置に、間違いなくアナゴがいるってことやな」と小突き続ける・・・。

コンコン

ほらほらほらーーーーきたーーーーー!!

今度は4秒ほど待ってあわせを入れる。

のっ・・・

あ、ロッドおっことしそうになった。

パーミングしたまま片手でアナゴのあわせを入れると、バランス崩すことがあるので気をつけましょう。

気を取り直し、すぐに巻き始めると、アナゴはかかっている様で一安心。

水面まで巻き上げると、中々に太い立派なアナゴさんですよ。

「フグタくぅ〜ん」

というアナゴvoiceを脳内で感じながら取り込む。

パシャン!

え。

あれ、アナゴさんが海底に帰っていくぞ・・・

・・・南無。

うーん、やっぱりアワセが入りきってなかったようですね。

ふれーゆ裏のアナゴ

アナゴはあごが固い

アナゴはにょろにょろしているようで、顎が固いんです。

なので、アワセで硬い顎に針先を貫通させなきゃ釣れません。中途半端だとかからない or すぐバレちゃいます。

針先が鈍っていてもNG。

その後、船長が何度か移動してくれたものの、結局釣れずで終了。

おい、実釣編が短いぞ、と。

わかる、わかりますよ。察してください。

あと、そもそも夜アナゴは実釣時間が極端に短いんですね。

かみやの場合、釣り開始から終了まで3時間、その内ちょこちょこ移動が挟まるので、釣りしてる時間は2時間40分くらいですかね。

月が綺麗で涙が出そう

というわけで、残念ながら納竿です。

右舷なので、帰りは羽田に着陸する飛行を眺めなら、夜アナゴ人生で初の坊主の帰港と相成りました。

悲しみ。

釣りアナゴは旨すぎる(釣ってないけど)

さて、11時前に家につき、道具を片付けてと・・・。

おい、なんでアナゴが5本もいるんだと。

まあ、落ち着いてください。

実は、かみやの場合「ストック5」と呼ばれる保険的な仕組みがありまして、船の生簀に在庫があれば、お土産を5本まで保証してもらえるんですね。

3本釣ったら2本のストックを加えて、5本持ち帰れるという。

今回僕は坊主だったので5、本丸々頂けました。

ありがたやありがたや。

ちなみに、中乗りさんが「なんとか5本準備できました!」とおっしゃっていたので、もしかしたら在庫が減ってるのかも。

在庫の源泉は知らないんですが、試し釣りで釣れたやつや、たくさん釣った常連さんが提供してるんじゃないかなーと。メイビーパーハプス。

持ち帰り後の下処理は、人それぞれですが、僕の場合はこんな感じ

  1. お湯をかけて、皮表面のヌメリを凝固させる(白くなるのですぐ分かる)
  2. 包丁の背で、固まったヌメリを全てこそぎ落とす
  3. 軽く水で洗い、キッチンペーパーで水気をよく取る
  4. 新しいキッチンペーパーで包み、その上からラップでよく密閉してチルドルームで保管
  5. 骨も貰えるので、これは血合をとって、同じ様にチルドルームで保管

アナゴのヌメリに対して、お湯をかけるソリューションは賛否両論な気がします。

が、夜釣りで疲れ切った体でもお手軽ですし、正直塩揉みやらでぬめりとるのと味に大差はないと思います。

アナゴって、ヌメリを取ってから保管・調理しないと、明らかに味が落ちます。

むしろ、まずいくらい。臭いし。

特に冷凍する場合は、必ずぬめりを取りましょう。

料理は煮アナゴ、天ぷらあたりがメジャーですが、僕は圧倒的に「白焼き」派です。

といっても、フライパンに水をはり、軽く蒸してから、表面をバーナーで炙るだけなんですけどね。

スーパーお手軽なんですが、これにワサビつけて醤油で食べると、うまいのなんのって。

そう、日本酒がよく合います。

なお、煮アナゴのときは、みりんを入れないで作ると、寿司屋のようにしっとりトロトロのアナゴになります。

興味がある人は試してみてください。

まとめ

で、釣況はどうだったのか?

船中の釣果は0-23本、全体で98本とのこと。

思ったより釣れてんなおい。

坊主は僕の左隣の方と僕のみという。

右隣の常連さんは10本でした。

なお、10本以上は船中4人で、5本以下は坊主含めて8人。

思ったより全体的に釣れていて、調子いい日だった疑惑。

反省します。

さてさて、釣りを簡単に振り返りたいところですが、この釣りは何度行っても、常連のスキルをパクれないんですよね。

今回、常連さんの隣になって気づいた夜アナゴソリューションは3点。

  1. 小突きについて
  2. 針について
  3. 蓄光について

それぞれ説明していきます。

①小突きは「トントン」よりも「すぅ・・・すぅ・・・」というように優しく、かつ素早く小突く方が効果的な日もありそう

僕は、シンプルにオモリを「トントン」させてるんですね。

ところが、お隣さんは、なんというかこうもっとヌルっとした動きで小突いてたんですね。

次回は、そこをもっと意識してみようかなと。

目指せ「南斗上月拳奥義ヌルヌル小突き」。

まあ、隣の常連さんは取り込み中の置き竿でも釣ってましたけどね。(常連はみな2本竿)

②針は3本つけてもいいかも

お隣さんは、うまいこと針同士が絡まないよう工夫して、針を3本つけてました。

イソメ装着に時間かかりそうですが、集魚力も上がるはずなのえ、近い内にこれは挑戦してみようかなと。

③UVライトで夜光玉に蓄光

これもお隣さんがやってました。

今回僕が使った仕掛けにも、一部夜光玉の装飾が含まれていましたが、考えてみれば船のライトだと紫外線が足りなくて、結局水中ではほとんど光ってないんだろうなーと。

・・・・とまあ、今回の気づきはそんなところです。

その他、これまでの夜アナゴ経験で、初心者なりに僕が得た知見としては以下の通り。

  • ケミホタル単体よりは、水中ライト使用 or 併用の方が明らかに釣れる(僕はルミカ水中集魚ライトS型を使用)
  • 水中ライトの色はあまり関係ない(少なくとも赤か青ならOK)
  • 軽くキャストして、足下に戻ってくるまでに釣れなくても、そのまま足下で続けると釣れることが多い(多分、誘われてきてるんだと思う)
  • 潮先有利なのは間違いないが、大体常連さんが座っているので少し離れたところの方がよく釣れる(そばにいると、常連さんが片っ端から釣っていくイメージ)

まあ、常連さん達は潮ケツでもバンバン釣るんですけどね!

ホント、すげーなと。

というわけで、今シーズン初のアナゴは悲しみの釣行となりましたが、これに懲りず、もう少し通おうかと思います。

では!

上月@sakana10bike

お世話になった船宿

羽田「かみや」

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