釣りに技術ってあるんですか?(平田が答える)

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~この記事は約 4 分で読めます~

人間は常に問いをもっている生き物。

釣り人も一緒です。

今日も世界では多くの問いが生まれ、答えが見つかっています。

そんな中、インターネットでは確かではない答えがいろいろと流布され、それがまことしやかに拡散されたり。

そんな、ウェブ上に転がっている『釣りのなぜ?どうして?』について、釣りメディアORETSURI編集長の平田が勝手に回答する本シリーズ。

目次

今回の質問

釣りに技術ってあるんですか?私は釣りをはじめて1年の初心者です。最近疑問に思うのですが、釣りには技術によって釣れる/釣れないがあるのでしょうか。最初のほうはあると思って勉強していたんですが、だんだんばからしくなってきました…。

釣りという趣味は、浅いようで深く、深いようで浅いのではないでしょうか。

例えば、いつもお世話になっているブラックバス釣りの先輩がいます。手取り足取りいろいろ教えてくれるのですが、どうもうさんくさく思えてきました。

質問者:教えて!goo(抜粋)

<平田の回答>

「古今東西、古参老害の話は全スルーが基本」

平田剛士 ほろよい白いサワー

今回のお悩みは、きっと本当の意味で釣りの素晴らしい魅力を味わえていない方からなんだと思います。

だからこそのきわめてシャロー、言い換えれば浅い質問が湧き出てくるのではないでしょうか。

どれぐらい浅いかというと、水深30cmぐらいです。

いわゆる『ひざ下』並みというやつで。

このぐらいの水深でもムラソイあたりはいいサイズが釣れるんですが、まーほかの魚種たるや小物しか釣れません。

こういった浅瀬でじたばたしている『ひざ下』質問に対して世間一般の方々は冷たいので、

「てか、だまって釣りやめろよや」

「もともと釣りむいてないんだわ貴殿」

「引っ越し!引っ越し!はやく引っ越し!」

と、

いうような容赦のない回答が釣り師各位から飛び交うことが想定されます。

が、そこはちょっと待ってほしい。

よくよく質問を読んでみると、このような浅い思考回路になったのはどうも質問者のせいだけではないんだと思います。

むしろ、クズ先輩が問題かと思います。

なぜならその先輩は、自分が釣れたときは「結果がすべて」と言い、自分が釣れなかったときは「結果よりもセオリー」と言ってきます。

とくに自分だけボウズのときはあからさまに不機嫌になり、「今日はマッディウォーターだからアイチューンしたクランクベイトでストラクチャーにコンタクトさせてシャローでリアクションバイト狙うのがセオリー」などと説教してきます。

釣りって、なにかと師弟関係を結びがちです。

教えるものと、教えられるもの。

これはどんな世界でもうまれるのですが、あきらかな勘違い野郎でも師匠扱いされたりしていることも見るのですが、あれはどうなのかと思います。

釣りキチ三平の魚紳さんや一平じいちゃんみたいなのが師匠なのはわかる。

が、結果をだせないで、なにかと後輩に対してマウンティングして必死にプライドを保とうとする人は、先輩でも師匠でもないわけです。

今回の質問者さんは先輩が残念界隈の方でしたので、結果的にこのような四の五の言いなさんな系の質問を投稿するに至ったんだと思います。

ということで、悪いのはダメ先輩だ。間違いない。

結果を安定的に出して、後進がルールとマナーをまもって成長するのを支援するのが師匠の役目ですからね。

「今日はマッディウォーターだからアイチューンしたクランクベイトでストラクチャーにコンタクトさせてシャローでリアクションバイト狙うのがセオリー」などと説教してきます。

みなさんも、こういう知ったような口を利きつつ成果を出せない釣りの先輩がまわりにいるようであれば、

「さすがっすね。やっぱすっげーなー先輩は。ちょっと今の発言スマフォに録音したいのでもう一回お願いできないでしょうか?」

という具合に一旦、賞賛しつつ、基本的に全スルーで臨みましょう。

もうですね、この手の人に釣りを教えてもらっても面白くないですし、釣りの腕は上達しません。

ちなみに、

「釣りに技術ってあるんですか?」

というもともとの問いですが、釣りに技術や、その習熟の要素がなかったら、釣りファンも広がりませんし、道具もこれだけ発展しません。

釣りは場所が8割とも言われますが、この場所(釣り場・ポイント・タナ)をいち早くみつけるのも技術や経験です。

どんな魚を釣るにしても、その生態を知り自然の動きを見極めつつ、経験と技術をもって釣りに臨むひとは成果の最大量が多いのは間違いない事実です。

こういったことは、盲目的に一人の駄目先輩についていってもわからないことなので、もっと多くの先人にふれるとよいと思います。

え?

先輩から釣りの誘いがくるって?

あー、とりあえず、既読or未読スルーでよいです。

もっといい師匠・先輩に出会うことができればよいですし、そんな人がいなくても、フィールドや魚が師匠だなーということに気づいたときには、きっとシャローから深場まで自分の意志で泳げるようになっているはずです。

ではでは。

平田に回答してほしいことはこちらに質問を

※質問がないとエンドレスでYahoo!知恵袋などの質問を勝手に回答していく仕様です。

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