どうも平田(@tsuyoshi_hirata)です。
よく、ビジネス書などをチラ見しますと、ドヤタイトルで、成功者がノウハウを大いに語っているわけですよ。
- ○○をやったから私は成功した( ・´ー・`)
- 成功するためにやってはいけない5つの△△( ・´ー・`)
- あの△下幸之助の参謀が語る○○( ・´ー・`)
- 孫正義の右腕がいま語る7つの習慣( ・´ー・`)
- クルリート出身のMVP営業が語る営業の極意( ・´ー・`)
みたいな。
どいつもこいつも、ドヤドヤ( ・´ー・`)ばかりで、うんざりですよ。ぐー。
え、なんでこんな文章から始まっているかって?
まあ、落ち着いてください。
それはもうアレですよ。釣れなかったからですよ。
今回は、
もうたまたま成功したから、○○をやると釣れる!、とかではなく、△△をやると釣れないぜ!という話を、言い訳がましくまとめつつ、お送りしようかと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
ショウサイフグ釣り準備編
金沢八景の野毛屋さんで前回アカメフグを狙い、竿とリール以外はすべて船宿仕掛けでなんとかアカメフグを数尾ゲットできたわけです。
フグのカットウ仕掛けはシンプルだけに自分でもできそうだなと思い、前回余った仕掛けを補修しつつ、新たに市販の仕掛けを購入してみました。
カットウ針はこちら。
海遊堂の4本針(サイズ20)と、モリゲンのボラ掛け18号。
続いて、カゲヤマの河豚カットウリーダー。ワイロン(ワイヤーハリス)使用です。
そんでもって、艶めかしいカラーリングのなつめオモリ10号。
前回の釣行のあまりのオモリたち。8から10号
エビ餌の固定針と、カットウ用のハリスを結節。
ナイロン16号。
ここまでで、ちょっと頑張った感がするわけですよ。
が、このあたりがあかんかったのです。
野毛屋さん、釣りバブル時代到来か
ということで、当日。
北東の風が強い予報なのですが出船するということで野毛屋さんへ。
道路に車が並んでいます(車の方は案内されるまで店の前に1列で並ぶスタイル)
店の前まで来るとこの繁盛ぶり。
席札を先にとって、受付をするスタイル。
早朝ながら、上から二段目のテンヤマダイが人気のようですね。
アジフグリレーの二人とわかれて釣る
この日は、友人二人との釣行だったのですが、彼らは午前アジ・午後フグ(アカメフグ)狙い。わたしは、フグの一日船(ショウサイフグ)に乗船することに。
年明けぐらいから釣り場につくとバルケッタ300HGの液晶がつかなくなるんですよね。気温なのかなんなのか。
もう、風強すぎな件
で、出船ですが、八景をでたあと、波がすごいわけですよ。
ざぶんざぶんと。
左隣の常連の方は釣り座にあおむけで寝ていてすごいなと。豪雨のように、波がふってくるので船室に。
で、船室というのは、振動がもろに来るというもあり、気を抜くと船酔いするんですよね。
が、目をつぶって、精神統一することにより船酔いワールドを遠のけることには成功。
間違えて最初自撮りになってしまいましたが、当日ポイントまでの航海はこちら。
健太郎船長のレクチャーを聞く
前回アカメフグのときに船長のレクチャーは聞いたものの、ショウサイフグのポイントもあるのかと、ポイント到着後に船のミヨシ側で行われるレクチャーに参加してみます。
ポイントではアンカリングする模様。
まず着底後、竿先を目線より上にしてゼロテンション。
3秒に1回20センチほどゆっくり聞き上げる。
ここで当たったらテンションを緩めず巻き上げる。船べりで落とさないように注意する。
と、前回と同様のレクチャーでした。ふむふむ。復習になりました。
エサは、アルゼンチン赤海老。昔は甘エビをつかっていたらしいです。
ポイントは、大貫沖あたり。
底は砂底ですね。ショウサイフグ自体が砂底を好むようです。(アカメは根がやや混じるところが良い模様)
水深は10メートルぐらい。時折、アマモでしょうか海藻が仕掛けに絡むので、都度外します。
誘う。
誘う。
風が強い。寒い(ちょっと薄着できてしまいました)
市販のワイヤ仕掛け&四本カットウはダメな件
うーむ。
まったくアタリがない。
・・・
わたしは右舷ミヨシ2番だったのですが、左隣りの1番の方が常連さんで、しばらくしてショウサイフグを釣り上げ、やや希望が。
あーいるんだなー。
この船長はかなり頻繁にポイントを流しかえてくれるのですが、一人でアンカリングしたり、操船したりと素早く動き回るなかで、後ろを通ったときに、
「それじゃー釣れないよー」
と、コメントが。
まじか、と思って、聞いてみると、
「ワイヤーと4本針2個じゃー釣れないよー。東京湾のフグは、ワイヤーじゃだめだし、針は3本1個がいいよ」
とのこと。
素直にしたがって、前回購入した健魂カットウ仕掛け(オモリ8号)を補修したものをつかってみます。
沖上がり後に、詳しく聞いてみたところ、警戒心を持たれると思うからとのこと。
ふむふむ。
が、アタリなし。
よくみると、カットウ針をナイロン16号で結んだのですが、このナイロンラインがかなりヨレ、カットウ針がオモリ部分や、エビ部分に絡むのです。
あーセッティングミスったなーと思いながらも、オモリの色や号数を変えたり、ダメだししてもらったワイヤーハリス仕掛けにしてみたりといろいろやってみてもアタリがまるでないという状況。
こちらも、沖上がり時に健太郎船長に聞いてみたところ、「フロロの10号だったら大丈夫!」とのこと。
たしかに固めのフロロをつかっておけば、仕掛けがらみもなくなりそうですね。
・・・
トモ側から常連の方がミヨシ側にきたタイミングで、どうやら船中2尾?という状態。
これはヤバイ。ボウズになってしまうのではないという焦りがこのあたりから出てきます。
富士山はきれい(景色を見て精神を落ち着かせる儀式です)
第一海堡かな(第二かも)
とりあえず、フグの気持ちになってみるために、海老マヨおにぎりでも食べてみます。
うーむエビマヨうまい。
アタリがない日の徹夜フグ釣りは単調すぎて立ち寝する件
この日間違えて、寝ないで来てしまったのですよね。
フグのカットウ釣りって、かなり単調な誘いでもありつつ、ただでさえアタリがないのに、睡魔に襲われ、2分に1回ずつぐらいの間隔で誘ってはゼロテンションして、立寝するという体たらく。
ゼロテン→誘い→立寝。
ゼロテン→誘い→立寝。
ゼロテン→誘い→立寝。
釣りたい!
なんとか1尾。
立寝。
いや、3尾。
立寝。立寝。立寝。立寝。立寝。立寝。
もうずっと立寝。。
ぐー。
ふと、怪しい感覚を竿先に感じつつ、エビをみたら。
わ。
この噛み跡は、ショウサイフグ氏がなんどもかんだやつだ。
これは、ちゃんとしゃくっていれば、かかったのかも。。。
このポイントでは、ちらほら釣っている人もいました。
ということで、沖上がり。
ボウズ確定と相成りました。
まさかの沖釣り初ボウズです。
船長も頻繁にポイントを変えてくれたもののの、ボウズ。
うーむ。立寝とかしてるからだなこれは。
なんとか、リベンジしたいものの、またあのボウズを食らうかもとなると、ちょっと気がひけてしまうフグ釣り。
野毛屋さんでは、完全予約制でトラフグ乗り合いもはじめているそうです。ご興味がある方は、今回読んだことに注意して臨めばきっと釣れるはずです。
野毛屋さん自体は、とてもいい船宿なので、オススメです。
※健太郎船長にきいたところ、トラフグは水深50~80mぐらいのところを底からずっと表層までタイラバみたいに誘ってくるとのこと
船宿:野毛屋
<東京湾のフグ釣り、やったらダメリスト>
あらためてまとめておきます(`・ω・´)
- 立寝しない(誘い続けることで合わせにもなる。前の日ちゃんと寝ましょうね)
- ワイヤーハリスはだめ(フロロで仕掛けを組みましょう)
- 4本針は3本針より刺さりが悪くなるのでだめ(健太郎船長曰く「剣山の上は歩けるよね!」とのこと。なるほど)
- カットウ針は1個(絡んだり、がちゃがちゃするから警戒されそう)
- カットウ針を固定するハリスはフロロ10号
- カットウ針を固定するスナップは直結がよいかも。もしくは小型で