どうもお久しぶりですね。竿兄弟の弟(@rod_brothers)です。
最近登場していませんでしたので、はじめてお目にかかかる方もいらっしゃるかもしれません。
竿兄弟とはなんなのか・・・
いいでしょう。お答えしましょう。
竿兄弟とは、神奈川の湘南に住む「兄」と東京湾奥に住む「弟」で運営されている釣りユニットです。
兄は主にフカセ・投げ釣りを得意とし、弟はジギングやソルトルアーをメインとしています。
最近兄の影響で弟もフカセをやりに磯に行くことも。
あと基本的には「釣りは釣れないと面白くない」というモットーなので、旬の釣りやすい魚を求めて関東・甲信越まで遠征もしています。
竿兄弟のTwitter(上記の釣り場についての情報もツイートしています)
詳しくは、ORETSURIへの初回寄稿をみてね。
さて、今回は、弟一人の釣り旅行記です。
ここのところあんまり釣りにもいけず、いったとしてもあんまり釣れず、なんともスランプ疑惑のある弟です。
GWは9連休が取れたので、「スランプ脱出のチャンスはここしかない!!(ΦωΦ)」と、急遽奄美大島・加計呂麻島に釣り旅行にいってきました(ウソです、半年前から計画してました)
まず奄美大島と加計呂麻島がわからん!という方はウィキでチェック!してみてください。
ざっくり言いますと、鹿児島と沖縄の間にあるのが奄美大島。その群島の一つに、加計呂麻島があります。
いざ奄美大島へ
奄美大島には成田からLCCのバニラエアで約2時間。
北海道へ行くくらいの時間で着いてしまいます。沖縄と鹿児島本島の間に位置しているので、沖縄と同じ感覚で行けます。もちろん便数は沖縄と比べるべくもありませんが…
奄美空港に到着、、、
成田は晴れていたのですが、到着日の現地はまさかの雨。先行きに不安ががが。
出資者は無理難題をおっしゃる…
奄美大島には鉄道はありませんので、バスかレンタカーで移動します。
レンタカー屋さんは空港前にたくさんあるのですが、今回は比較的大手の奄美レンタカーさんを利用しました。
こちら、旅の相棒となる日産デイズ君。
ところでこの旅は釣り旅行としていますが、釣りしかしないということではなく、当然家族サービスも兼ねています。釣りしかしていないこんな弟にも家族はいるのです。
ということもあり、釣り以外も奄美観光はします。家族をしっかり満足させつつ、その上で釣りをしなきゃいけない。そうしないと釣りをさせてもらえません。むぅ、出資者は無理難題をおっしゃる…
まずはハートロックへ
名物ハートロックを見に行きます。
ハートロックとは、引き潮のときのみ見ることのできるハート型の岩礁です。この日はちょうど大潮の干潮に当たりましたのでくっきりとハートロックが。
ハートロックに行くまではこんな鬱蒼とした森を通ります。
ハートロックと言えば沖縄が有名ですが、奄美にもこんな感じで観光地として人はそこそこ集まります。
ハート・・・?なんだろう。
観光を済ませたらいざ一泊目の宿へ!
一泊目の宿は奄美大島の中心地、名瀬市です。名瀬市のハズレにある山羊島ホテルというところにしました。
その途中にビッグツーという大型ホームセンターがあります。
ここは何でも売っていて、買い忘れたものがあればここで調達できます。
ちなみに釣具だって充実していて、ちょっとした釣具店にくらい売り場があります。
おいおい小物系も、すさまじい品ぞろえだぞ。
山羊島ホテルを選んだのには深いわけがあるんです
そして一泊目の宿に到着。
山羊島ホテル。そこのアナタ、ちょっとオブジェが雑然とした感じだなと思いましたね。私もそう思います。
なぜこの山羊島ホテルにしたかというと・・・
それには深い理由があるのです。
それは、
目の前が海で釣りが出来るからです笑
我ながら深謀遠慮とはこのことだなと。
やっぱりタイムイズマネーとはよくいったもので、1時間も無駄にできませんしね笑
早速釣り!
夕飯を前にさっそくルアーをキャスト!
ここのポイントは名瀬港に面していて、水深は浅め(といっても10メートルくらい)。15グラムくらいのメタルジグで広く探ります。
と、ここでひったくるようなあたりが!
ジーーーーーっと、ドラグが出る!が、フッと軽くなる。
ジグがない…
わわわ。これはダツか?
リーダーを結び直し、再度挑戦!
今度は底を攻めます。
再びガツンとアタリが!(・∀・)
またラインがジーーーーーっと出ていく。
やめてー!笑
あっ・・・根かかった・・・どうやら根魚系のようです
根かかりに途方に暮れる弟がこちらです。
根かかりしてるけど、確実に魚はついている。けど外れないという悲しさ。
やむなくラインを切って、再度キャスト!
めっちゃくちゃあたる・・・
でもすぐにラインが切られてしまうという事態。
多分ダツなんだろうなー。
上を攻めればダツ、下を攻めれば根かかり。
あたりが絶えずあるのは嬉しいけれど、ここは折角の遠征先。
ルアーがつきる前にほどほどにしておきます。
ということで、初日の釣りはここまでにしました。
ちなみにホテルはこんな感じのところです。
海の近くっていいですね。最高です。
原生林のち加計呂麻島へ
2日目は奄美が誇る原生林、金作原(きんさくばる)へ午前中に行き、午後からは加計呂麻島へ向かいます。
金作原とは、奄美名瀬の市街地から車で30分ほどのところにある。奄美大島を亜熱帯の原生林のことです。
亜熱帯である奄美諸島は温帯の植物と熱帯の植物が共存していて、その原始の姿を残しているのが金作原(きんさくばる)というわけですね。
こんな感じのところ
頭上に覆いかぶさるシダ系の植物。
いかにも何か獣とエンカウントしそうな雰囲気がプンプン。
南国の森って感じですね。
原生林までは車で1時間程度。遊歩道が整備されていて歩きやすいので、女性や小さいお子さんでも問題なくツアーを体験できます。
加計呂麻島へ
午後からは加計呂麻島へ向かいます。
加計呂麻島へは中心街である名瀬市から車で1時間程度のところにある瀬戸内町からフェリーで向かいます。
せとうち海の駅。
島民の足となっているようです。
フェリーかけろま号。
30分弱で加計呂麻島につきます。今回は時間の関係で生間(いけんま)港へ。
そして加計呂麻のお宿は、ここのところお世話になっているしびらんかさんへ。
こちらは、ご夫婦で運営している民宿です。
奄美の料理は味がきつく、関東の人にはなかなか受け入れられないのですが、こちらのご夫婦の出す料理はその辺も考えられていて、とても食べやすく、またご主人のクルーザーで釣りやクルージングもお願いできるので、とても便利です。
またお人柄も素晴らしい。
これで「しびらんか」と読みます。
また目の前に海があってロケーションも最高です。(釣りに関して)
強調のため繰り返しますが、海があってロケーションも最高です。(釣りに関して)
目の前の堤防ではこんなのがたくさん釣れます。
ほかにも、こんなのや、
こんなのも。
つまり適当なルアーがあればなんでも釣れるというわけです。
ということで、この日はしびらんかで宿泊。メインの三日目を迎えます。
三日目はしびらんか号で沖釣りへ
三日目はご主人のクルーザー、しびらんか号で沖釣りにいくことに。
しびらんか号。
予報は雨だったのですが、予想に反して晴天。
これは弟の日ごろの行いのなせる業に違いない。
最高の天気。
仕掛けは単純な上かごのサビキ仕掛け。ですが太さが違います。
ハリス、太・・・
針にも下はエビを、上にはキビナゴをつけます。
いざ投入!
ちなみに岸から次ぐ近くですが、水深は70メートルありました。
投入直後、すぐに当たりがキター。
この魚はなんだろう。
嫁にもきた。
これは、おじさん。
続々くるくる。
うっはっはっは。
おじさん祭りみたいなもんでしょうか。
今年はかなり不漁の年で、サイズも数もまるでだめーとのことですが、ほぼ無限に釣れてくる感じ。
途中から釣ってもしょうがないので、リリースしてました。
食べれる分だけ持って帰ることに。
これは真空パックして家に送りました。
最高のGW!
午後は近くの海岸でゆっくり。
半端ない透明度。
その夜もしびらんかで宿泊。
翌日は朝早くに帰らないと飛行機に間に合わないので、朝マヅメは断念。
ゆっくりと東京に帰宅しました。
しびらんかのご主人には来年は外洋に出て、カンパチや磯マグロやろう!と、熱い言葉で誘われましたので、また来年行ってきます。
みなさんも奄美大島・加計呂麻島で釣りやってみませんか?
沖縄よりも人が少なく、かつ海も透明度が高い。
でもって、魚影がめちゃくちゃ濃い。
なにに、意外と近いんです。
行くたびに新たな釣りが発掘できる、釣り人の聖地だなと思ってます。
また来年行くぞ!
竿兄弟の弟
竿兄弟Twitterアカウント:@rod_brothers
<弟が利用したホテル・民宿・レンタカー屋>
山羊島ホテル
http://yagijima.com/
しびらんか
http://www.geocities.jp/shibiranka/
奄美レンタカー
http://amami-rentacar.com/
ORETSURIフィールドレポーターについて
ORETSURIではあなたの遠征、日常の釣行記事の寄稿をお待ちしています。
日本全国のフィールドレポータ―をチェックしてみよう!
ORETSURI フィールドレポーターの寄稿記事一覧はこちら!
フィールドレポーターへの応募はこちら!