という前回の蟹とりでは無念のイシガニ1杯という結果だったわけです。
それはそうと、便所サンダルで小磯をあるくと、グリップはいいんですよ。
グリップはバッチリ。
が、
実は靴底に貝やヤドカリがすっぽり挟まり、帰宅してから知らない間に腐ってめちゃ臭いんです。
これ。
いつも、玄関が〇んこの臭いがして、まさか!とみるとコイツがいます。
なんというか小さな巨人といいますか、2匹挟まっていただけなのに、かなりのパワーです。以前記事に書きましたがほんとホラーなみの臭いなんですよ。これ。
なんだこいつ話を強引に便所サンダルの話に変えやがったな。
そうおもったあなた。
ご安心ください。
本日も蟹とりの話ですって。
夜の小磯へ蟹とりへ
前回の蟹とりでは、干潮時にはじめたのですが、やや潮位が高く、蟹がいる海底が見えにくいという状況だったわけです。
が、波間に白+青の影が2回ほど見えたんですよね。
あれは、たぶん、タイワンガザミのオス。
以前捕獲したタイワンガザミ。色合いが実にいい(オス)
ワタリガニ類(ガザミ・タイワンガザミ)って、ライトをむけると、逃げるか、ハサミを振り上げながら威嚇してくるという動きになりがちです。
そのとき、だいたい、殻の裏側が白く見えるんですよね。
が、
水深があってとれなかったという。
この日もカニポイントに到着してみると、なにやら漂っている物体が。
あ、
・・・
アオリイカの子供ですね。
ホタルイカぐらい。
小さくでも色が目まぐるしくかわるんだよなー。
生命はめぐっていますなー。いやはや。
これは沖漬けにしたら・・・
いや、あかん。
さわらずリリース。
続いて、蟹は・・・
・・・
・・・
・・・
まったくいない状態。
これはまずい状況だ。また前回同様むかし話スタイルの記事にして誤魔化すしかないんじゃないかと、思いながら真っ暗な小磯で鼻息荒く蟹を探す36歳。なかなかすごい絵です。
と、
潮が動いてきたなと思ったら、
さっぱり見当たらなかった蟹たちが、岩場の上に現れ始めました。
魚と一緒で、潮によって動きが変わるのかもしれないですね。
・・・
1getズサー⊂(゚Д゚*⊂ `つ≡≡≡≡≡
2getズサー⊂(゚Д゚*⊂ `つ≡≡≡≡≡
ふははははは。
3getズサー⊂(゚Д゚*⊂ `つ≡≡≡≡≡
無駄だ、わたしの眼は誤魔化せんぞ!
4getズサー⊂(゚Д゚*⊂ `つ≡≡≡≡≡
そ、そこか!
5getズサー⊂(゚Д゚*⊂ `つ≡≡≡≡≡
む。
岩に貼りついているあれは!
良型イシガニ!
このサイズが水中で腕をひろげているとかなり目立つんですが、この個体は岩と一体化して最初気づきませんでした。歴戦の勇者なので賢いんでしょう。
む、
そこか!
秘剣たも網返し!
・・・
ダブルゲット。ほくほく。
む。
そ、そこ!
・・・
・・・
・・・
ひゃ。
き、貴殿でしたか(ヤドカリ氏)
すみません、わかっていてやりました。てへぺろ。
そういえば、前回こけて手の平がフジツボで削れたので、ダイソー手袋持参です。
これ、安全。オススメ。
おいおいライトを夜の海にむけてみると、魚が集まってきたぞ
と、もう蟹もとれなそうなので、終了して夜の海を観察していたところ、ヘッドライトに集まってきた魚が。
最初は1尾、2尾。
が、
やがて、数十尾に。
なんじゃいな。
ふははははは。すくってみればわかるじゃろ。
・・・
・・・
・・・
ふむふむ。コノシロの幼魚ですね。
こいつはシンコってやつじゃ。
1キロ4、5万するっていう噂の。
と、数尾とったところ、群れがどこかに行ってしまいました。
続いて、水面をただよっていたのは、
トウゴロウイワシ。
このあたりも持ち帰って釣り餌にすることに。
せっせと鹵獲したイシガニ勢がこちらです。
こちらが持ち帰った個体。
イシガニオンリー。
タイワンガザミはどこにいったんだろうか。
小さめなのと抱卵個体はリリースです。
シャワーで砂などの汚れを落としておきます。
それと、ハサミのつけ根(甲羅との接触部分)に水垢のようなものがどれもついているので、これはタワシか歯ブラシでこすっておくとよいでしょう。
「ギィィ、おのれ連邦のたも網兵め!」
今日イチのモビルアーマーがこちらです。
これをですね、さっくり冷凍します。
といっても、一旦仮冷凍で冷凍庫にぶち込んでおくだけなんですがね。
・・・
・・・
・・・
翌朝。
ここからジップロックにしまって冷凍しておきます。
おそらく、というか、間違いなく爪が邪魔になるので、輪ゴムで甲羅と固定してから冷凍したほうがいいんだろうなと改めて思いました。
ではでは。