神奈川県の大磯でロングボードで釣りしてます
こんにちは。大磯のナベと申します。
乗合船や手漕ぎボートにも行ったりしてますが、主戦場は大磯の不動川河口です。
不動川っていうのは、大磯ロングビーチだったりの東側を流れて、海に注いでいます。
ここでやってる釣りはサーフのおかっぱりではなく、沖釣りでロングボード(SUPではなく)で釣りをしているんです。
釣りキチ三平(矢口高雄)の魚紳さんが言ってました。
「俺は釣り場やしかけを秘密にするやつが大嫌いでね。フフフ。」
沖へ漕ぎ出した理由
不動川河口では、主にサーフで青物を狙っていました。「狙っていました」です。
過去形なのは、サーフからあんまり釣れないからです。
釣れるには釣れるんでしょうけど、確率が低い。
達人はサーフトローリングでもシロギスでも5色6色飛ばして釣るんでしょうけど、そこまでの道具やスキルは自分にはありません。
なので、自分で沖に出ることにしました。
サーフィンしてるので、パドリングで出ればきっと釣れる。
というとこで、ロングボードを中古で購入しました。普段がショートボードっていう短い板でサーフィンしてるのですが、さすがにそれでは釣りできないので、ロングボードです。
こんなやつです。
格好は、ウェットスーツ着てます。
FLAVOR6のウェットスーツ使ってます。柔らかくて温かくて最高です。
なぜSUPフィッシングじゃないのか?
普通なら今の時代、SUPを選択するのでしょうけど、自分はパドリングです。
理由は波の無い時にパドリング力も鍛えたいからです。
あと、このロングボード釣りをはじめたのが2011年くらいからなので、SUPがあまり一般的でなく選択肢として思いつきませんでした。
この不動川河口でのロングボード釣りなのですが、それなりに釣れます。
サバ、イナダ、ホウボウ、ヒラメ、アジ、ペンペンシイラ、ソウダ、シロギス、あとはエイやフグ。
沖に出るとナブラにも遭遇したり、サーフのおかっぱりと違って、ナブラにも近づけなかなか楽しいです。
過去釣果はこの通り。
ワカシ・イナダあたりは大磯海岸でも主要なターゲットです。
遠投の必要なくヒラメが釣れる。
アンカーを買ってみたので不動川沖へ釣行してみた
この釣り、とにかくパドリングで、潮の流れとの戦いです。
いつも、平塚方面・小田原方面のどちらかに向かって潮が流れています。
もう、餌を付ける間、魚を取り込んでいる間、仕掛けを直している間、とにかく流されます。
波のない時のパドリングトレーニングには最適なんですけど、釣れないときは本当にただひらすらパドリングしてるだけです。たまに強い流れもあるので、あんまり沖に出すぎないように注意です。
ということで、ルアーの時はいいのですが、餌釣りの時はパドリングと釣りのバランスをもう少し取るために、買いました。
ボート用のアンカー!
ロープ付きだけど、ロープが15mしかないので、水深20mくらいを攻めるときにはロープの長さが足りないのて、付け足すロープも買いました。
今回は、このアンカーの威力を試すのが一番の目的で、いつもの不動川河口に出撃しました。
ポイントに着きました。大磯海岸へはこんな入口です。
混んでるときは車を停めるのに苦労する有名ポイントですが、スクーターなのでその心配はありません。
西湘バイパスのトンネルをくぐると、海が広がります。
うーん、なんとなく釣れそうな潮色。
今日はコマセ2キロ持ってきたし、『コマセを止めるな!』とばかりに撒き続けるぞ!
さあ!パドルアウト。スイーっと沖に出ます。
なんとなく雰囲気のいい潮目を探します。
ポイントを決めて、初のアンカー打ち。本当に流れないのかなあ。
スルスル~とロープが出て、ボードも流れる。ロープが伸びきったところで、なんとなく止まった気がする・・・
そして、釣り開始。
今日はウィリー五目仕掛けで、本命はイナダ狙い。
オキアミ付けて、コマセ詰めて仕掛けを投入。
いつもなら、この手順の間に既に流されているわけだけど・・・
流れてない!やった!成功だぞ。
よーし、コマセ撒きまくって、魚寄せるぞー!
と、何回か仕掛け投入するも、釣れない。
付け餌のオキアミも残りっぱなし・・・。
流されないってことと、釣れる釣れないは別問題だよな・・・
しかし、餌が取られることが何回か続いた後に・・・
キター!魚かかったよ!
アンカーを試しての釣りでの初物ってことで、緊張です。
上がってきたのは、ホウボウ!
よかった。フグとかでなくて。
とりあえず一匹ゲット!
海の上で1人で咆哮したね。やった~。
25cmと大きくないけど、釣りって、とにかく狙ったことがどんぴしゃりでハマるのは嬉しいですよね。
アンカーで止まって釣ることができたのが嬉しい。
この時、まだ釣り始めて1時間経ってない状況。
よし、どんどん釣るぞー!
釣れないときは、沖でも、まー釣れない
そして、4時間くらい経過。
アンカー上げてパドリングして移動してコマセ撒きまくって、
アンカー上げてパドリングして移動してコマセ撒きまくって、
これを何度も繰り返し
釣れない。
途中フグの猛襲で仕掛けは全部切られ、なんだかんだ少しずつは流れたり、細かい移動(パドリング)を何度もしたので、もう腕はパンパンで、疲れるわけです。
平塚方向にけっこう動いたので、最後はかなり長距離のパドリングでスタート地点に戻り上陸。
結果、コマセ2キロ用意し、約5時間海の上にいたが、ホウボウ一匹のみ。
今回の目的としてのアンカーを使って釣りをすることは果たされたので、また頑張ります。
ホウボウは刺身で食べました。刺身の盛り付けはできません。
ではまた!
■寄稿者
大磯のナベ
大磯在住で主にロングボードでの釣りをしています。釣果やノウハウなどを今後ご紹介していきます!
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■当日のタックル
ロッド:短めの竿を海に落としてしまったのでシイラ用
リール:バイオマスター6000
ライン・リーダー:不明
仕掛け:ウィリー五目。オモリ18号
その他あると便利な道具:やっぱりSUPのパドルあった方がいいかも。
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