釣りにどっぷりハマっている人は、視点が釣り中心になりがちです。
磯や沖の場合はそこにいる人が必然的に釣り人ばかりになるわけなのですが、港湾施設や公園等の場合、特に釣り目的以外の人が通りがかったりすることも多いわけです。
こうした場所で、釣り人の自分たちがどう見られているかを考えたことがありますでしょうか。
先日、横須賀に仕事でいったときに、通りがかった公園(釣り禁止です)に以下のような張り紙がありました。
釣り禁止場所についてわかりやすい告知ですね。
これに対して、もともと釣り禁止場所ということもあり、「釣りをさせろ!」などと強弁しようとは露とも思いません。
が、一つおもったのは、この釣り人のイラストが、どうしようもなさそうな釣り人のイメージだなと。
もともと釣り禁止場所をしらしめるためなので、ちょっとマナー悪めのイメージを出すのはしかたないのですが、なんともなーと感じるものでした。
これをみたあと、しばらく考えました。
これって、釣りをしない人からしたらいろんなマナー違反行為を繰り返す人はこのイラストのように見えてるのかもなーと思ったわけです。
釣り人として、釣りをしない人に自分がどうみられているか。
これは、おかっぱりの釣り場がこれ以上少なくならないためにも必要な視点だと思います。
- 漁業関係者
- 観光客
- 地域住民
にどのように、見られているのか。
ゴミを捨てるなどの不法投棄、不法侵入のように明らかな法律違反な場合以外にも、以下のような行為は自分が釣り人でもそうでなくてもやっぱりちょっと引くなと。
- あたりかまわずコマセをふりまく
- 周囲の確認なく投げ竿やルアー竿をふりぬく
- 挨拶や話しかけてもだまって怖い顔をしている
- 服装などが汚らしい、臭い
- 深夜にやたらに騒ぐ
などなど。
こういう釣り人へのマイナスイメージへの積み重ねが、釣り人以外の人にたまっていき、常日頃の不満に感じているときに、致命的な事案が起きると釣り場が釣り禁止や立ち入り禁止になるのかもなと思った次第です。
わたしも釣り人としては、上記のような点も注意したいなと思った次第です。