※この記事は株式会社魚壱の提供でお送りします。
社会人になると、誰でもいつか経験することではあるんだけども、自宅に大量の牡蠣が届くことがある。
スーパーで150gとかで売っているのではなくて、1キロ単位で、ずどーん!と届いちゃうアレだ。まだ経験したことがない人は、職場の先輩や上司にでも聞いてみれば、そのときの経験などを聞くことができると思う。
おいおい、届くあてがないぜ。って思った人は、おもいきって、自分でネットで注文しちゃえばいい。今は個人でも海産物などを注文できちゃうサイトがあったりする。
思い立ったが吉日、注文してみよう。1キロぐらい。家族がたくさんいれば2キロでもいいし。
それだけ、牡蠣は旨い。
これは誰しもが認める真理だと思う。ただし大量に食べるのは難しい。味が濃厚すぎて、あんまり食べ過ぎると気持ちが悪くなってしまう。
ここからは大量の牡蠣が自宅に届いたときの我が家のレパートリーを紹介する。
大量の牡蠣が届いたよ
或る日、自宅にいたらピンポーンとクロネコヤマトの配達員の方が訪れて、この発砲スチロールを置いていったんですね。
大量の剥き牡蠣。
ボールと丼ぶりにうつすとこの通り。
なんでこんな大量の牡蠣が届いたかというと、釣友であり、水産会社・株式会社魚壱の泉水さんが送ってくれたからだ。
持つべきものは友。なかでも、牡蠣をおくってくれる友は有難い。
真牡蠣は冬が旬で、1~3月は身も大きくなってうまい。
産地は兵庫県室津産。
おいしい牡蠣ポン酢の作り方
新鮮な牡蠣は生食にかぎるといいます。
四の五の言わず、生食用の牡蠣は、牡蠣ポン酢で食したい。
牡蠣ポン酢を作る際は、以下のステップでつくるとうまい。
- 生食用牡蠣を塩水で数回ふり洗いして、汚れを落とす。
- お好みのポン酢をかける
- 薬味として、もみじおろし、七味、小葱などを添える
以上。
簡単で旨い。もみじおろしがあるとないとでは仕上がりの見栄えや旨さに差がでるので、是非用意したい。市販のものでもいいし、自作でもいい。自作の方がうまいけど。
どうでしょう。この牡蠣のぷっくり具合は。
こうして、たっぷりのもみじおろしと一緒に頬張る。
おもわず、うめーと叫んでしまうぐらいの美味。
どんぶり一杯食べられるけども、気持ち悪くなるので、ほどほどにしておきましょう。
ふぐ牡蠣鍋からの牡蠣雑炊の至福
つづいては鍋です。
加熱用の牡蠣をつかったほうが旨みはあるものの、まー生食でもよいでしょう。
この通り。
東京湾産のアカメフグと牡蠣で鍋をしこたま食べた後に、洗って粘りをとったコメを投入して、追い牡蠣をし、とき卵とごま油&小葱。
味つけは、シンプルに塩や胡椒だけで調整。お好みで白出汁仕上げもよいでしょう。
フグのコラーゲンに牡蠣の総合力が加わりえらいことに
鍋の締めとしては、うどんやラーメン派と雑炊派がいますが、雑炊が強いのは、翌朝食べても麺類とことなり問題ないことでしょう。麺とは違うのだよ、麺とは。ってやつです。麺だとデロンデロンになっちゃいますしね。
牡蠣のチリソース炒めは白飯の親友
続いては、白飯のお供になる料理。チリソース炒めです。
エビチリの牡蠣バージョンだとおもっておけばよいと思います。
この通り。
見るからに白飯と仲が良さそうな顔つきをしていますね。
UPで見せたろか?
今回は家に在庫が無かったので片栗粉まぶさないバージョン。
この通りです。
作り方なのですが、以下の通りです。
- 牡蠣を下洗いして、フライパンで強火でソテーして取り皿にとっておく。牡蠣に片栗粉をまぶすと身のやせが少なくなる
- チリソースを用意(スイートチリソース・シラチャ―ソース)
- フライパンで長葱とニンニクみじん切りを炒めて、フライドオニオンを加える
- そこにチリソースを加え、牡蠣を投入
- 適宜熱を通して完成。生食用牡蠣の場合、レア目に仕上げてもよいと思います
牡蠣のオイル漬けチリ風味
つづいて、保存用に牡蠣のオイル漬けを作ることに。
牡蠣をハーブなどと加熱して、オリーブオイルに漬け込んだものなんですが、冷蔵庫で2、3週間は問題なく持ち、寝かせほど味がさらによくなるので、中長期的に牡蠣を味わうのにオススメな料理です。
ハーブ類は、裏山で拝借してきたローリエ。タイム、ディル。
原料の牡蠣は1キロぐらい。もっとあったかも。これらをふり洗いしておき、水分をきっておきましょう。
あとはオリーブオイルをしいたフライパンで強火で両面を加熱。外側を固めて旨みを逃さないようにします。
その後、調味料をいれて弱火で加熱。
今回いれたのは以下の通り。
- クレイジーソルト
- ブラックペッパー
- オイスターソース
- ナンプラー
- ウスターソース少々
- ハーブ類
- 粉唐辛子(甘みと油分が強いタイプ)
ウスターソースとオイスターソースだけでもよいと思います。
今回のポイントは韓国種の粉唐辛子をいれたことで、全体がほんのり甘辛く、パプリカパウダーのような独特の風味にすることができます。
さらに過熱するとこのとおり。
これを清潔な瓶容器かボールにあける。
エクストラバージンオリーブオイルをどばどば注ぐ。
あとは、すぐに食べてもいいですし、粗熱をとって冷蔵庫で寝かしてからいろんな料理につかえばいいと思います。
そのままワインのつまみにしたり、バケットにのせて食べたり、パスタにしたりと、食べ方はいろいろ。
牡蠣のオイルパスタ
こちらが日々つまんでいって量が減っていった牡蠣のオイル漬け。粉唐辛子のおかげで、オリーブオイルがラー油みたいになってますね。
ここからパスタを作ります。
フライパンに牡蠣のオイル漬けとしめじをいれてソテー。
もうこれだけで旨い。
そこにアルデンテの一歩手前に茹で上げたパスタと茹で汁をおたまで2杯程度。フライパンは弱火。あとは和えましょう。
盛り付けて、粉チーズをかけるとさらによいでしょう。
味は・・・。
旨いに決まってんだろ。
ってやつですね。なんでんかんでん。
オイル自体にハーブや唐辛子の風味がとけこんでいて、具材の牡蠣は旨みやほどよい塩辛さがある状態。
まとめ
とりたててまとめることもないんですが、今回は牡蠣を大量に手に入れることができた場合の料理でした。
生食用の牡蠣の場合、鮮度が楽しめる初日に生食を味わい、そのあと、レア目に加熱し、オイル漬けにして、あれこれ料理に展開するのが合理的です。
ないしろ、冷蔵庫に1キロ近く牡蠣のオイル漬けがあると、仕事もはかどります。
今日はパスタにしようかなとか。朝はバケットにのせて食べようかなと。日々、ちょろちょろ食べていけばまったく飽きませんしね。
ではでは。
平田(@tsuyoshi_hirata)
関連情報
牡蠣をはじめとした水産物を取り扱う水産ベンチャー。各産地から届く牡蠣を1個から当日注文、当日配送(関東エリア)を実現している企業。代表の泉水さんは大の釣り好き。釣り好き飲食店経営者の方は釣りトークでもしながら商談するとよいと思います。
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